JAZZ
2009年09月12日
リズム感の鍛え方と才能への憧れ 〜 Robert Glasper Trio
まず「HIPOP系JAZZピアニスト」という触れ込みを目にして知ることになったのがロバート・グラスパー。
最近聴いた音楽の中では、椎名林檎とマボロシのMummy-Dがラップで交わる曲『流行』が印象的で、ヒップホップへの理解を改めたいなと感じていたところに、「JAZZとHIPHOP」というこれまた魅力的な組み合わせに食いつく。
自分の中でヒップ・ホップという音楽は、旧くはEric B. & Rakimあたりで止まってしまっていて、そういえばあのグループに興味が湧いたのもラップにJAZZ的なサウンドを乗せたスタイルがとにかく新しく感じたのが理由だった。そう思うと、人の趣味嗜好はそう簡単には変わらないものだなと感じてしまう。
そんなこんだで「Robert Glasper Trio」で検索していたところ、この動画に出会い、感動で大ノリ!
ピアノのロバート・グラスパーがひたすら繰り返す変則拍子なフレーズに呼応するように叩きまくるドラムの応酬には興奮させられる。このJamire Williams(ジャミア・ウイリアムス?)というドラムス。ニルバーナやエイフェックス・ツインをJAZZカバーしたバッド・プラスのデヴィッド・キングを彷彿とするような演奏で、これでまたお気に入りのミュージシャンがひとつ増えたな〜と、大収穫にニヤけてしまった。それにしても、いったいどんな鍛錬を行えばこんな演奏ができるのだろうか?
実は今夜、タモリ倶楽部でビートルズの新旧聴き比べ企画が見られると楽しみにしていたら、どうやら福岡のKBCテレビでは週遅れの放送だという事実にやっと気がついて。このまま思いっきり肩すかしをくらったまま、虚しく寝るところだったので、いやぁよかったよかった。
最近聴いた音楽の中では、椎名林檎とマボロシのMummy-Dがラップで交わる曲『流行』が印象的で、ヒップホップへの理解を改めたいなと感じていたところに、「JAZZとHIPHOP」というこれまた魅力的な組み合わせに食いつく。
自分の中でヒップ・ホップという音楽は、旧くはEric B. & Rakimあたりで止まってしまっていて、そういえばあのグループに興味が湧いたのもラップにJAZZ的なサウンドを乗せたスタイルがとにかく新しく感じたのが理由だった。そう思うと、人の趣味嗜好はそう簡単には変わらないものだなと感じてしまう。
そんなこんだで「Robert Glasper Trio」で検索していたところ、この動画に出会い、感動で大ノリ!
ピアノのロバート・グラスパーがひたすら繰り返す変則拍子なフレーズに呼応するように叩きまくるドラムの応酬には興奮させられる。このJamire Williams(ジャミア・ウイリアムス?)というドラムス。ニルバーナやエイフェックス・ツインをJAZZカバーしたバッド・プラスのデヴィッド・キングを彷彿とするような演奏で、これでまたお気に入りのミュージシャンがひとつ増えたな〜と、大収穫にニヤけてしまった。それにしても、いったいどんな鍛錬を行えばこんな演奏ができるのだろうか?
実は今夜、タモリ倶楽部でビートルズの新旧聴き比べ企画が見られると楽しみにしていたら、どうやら福岡のKBCテレビでは週遅れの放送だという事実にやっと気がついて。このまま思いっきり肩すかしをくらったまま、虚しく寝るところだったので、いやぁよかったよかった。
2009年09月03日
Seven Days of Falling / Esbjorn Svensson Trio
blogの更新頻度と精神状態の連動について考え、
そこには他人への欲求や攻撃や依存が映し出されている鏡を見るようで。
今さっき言ってしまったことや、やってしまったことが、本当に正しいことだったのか?
いやいや、そうではなく、自信を持つしか先に進めない。
ぶっちゃけた過去も晒して、はらわた吐き出しながら前に進むしかない。
寝る前にblogを巡回しながら、そういうふうにまた気持ちを持ち直す。
ありがたいもので。
曲を選んで、そしてゆっくり寝よう・・・
・・・と、ここまで書いて結局15分くらい選曲に迷ってしまったが、
結果、うん、これはイイ選択だなと満足する。
Seven Days of Falling
アーティスト:Esbjorn Svensson Trio
そこには他人への欲求や攻撃や依存が映し出されている鏡を見るようで。
今さっき言ってしまったことや、やってしまったことが、本当に正しいことだったのか?
いやいや、そうではなく、自信を持つしか先に進めない。
ぶっちゃけた過去も晒して、はらわた吐き出しながら前に進むしかない。
寝る前にblogを巡回しながら、そういうふうにまた気持ちを持ち直す。
ありがたいもので。
曲を選んで、そしてゆっくり寝よう・・・
・・・と、ここまで書いて結局15分くらい選曲に迷ってしまったが、
結果、うん、これはイイ選択だなと満足する。
Seven Days of Falling
アーティスト:Esbjorn Svensson Trio
2008年11月06日
Live / Brad Mehldau Trio
Live / Brad Mehldau Trio
久しぶりに熱にうなされて、身体の疼痛をあじわってしまった。
そんな状態の時には、全くふさわしくなかったかもしれない一枚のCD。
ブラッド・メルドー「Live」。
LargoのWhen It Rainsでも繰り返し聴いて、少しでも癒しになればと考えたのが、手元が狂って「Live」のほうを再生開始状態にしてしまい、「あ、これはまずい」と思いながらも重い身体が言うことを聞かず、惰性で聴き続けることに。
いつものようにヘッドホンで大きめの音量。
気が狂いそうになるくらいの音の渦に呑まれ、恐らくさらに1度くらい体温が上がった気が。
このアルバム、ライブでありながら凄いクオリティーの高い録音状態で、ピアノとベースとドラムの音像が、悪く言えばバラバラで、よく言えば輪郭がはっきりしている。トリオ3人の楽器から1mの中心に座らされて聞いているような。
最後の曲がコルトレーンのCountdownなんだけど、ただでさえテンションノートが疳に刺さるのに、そのスピードがまた速く、取り囲まれて袋だたきにあっているような気分だった。
とにかく汗をいっぱいかいた夜でした。
久しぶりに熱にうなされて、身体の疼痛をあじわってしまった。
そんな状態の時には、全くふさわしくなかったかもしれない一枚のCD。
ブラッド・メルドー「Live」。
LargoのWhen It Rainsでも繰り返し聴いて、少しでも癒しになればと考えたのが、手元が狂って「Live」のほうを再生開始状態にしてしまい、「あ、これはまずい」と思いながらも重い身体が言うことを聞かず、惰性で聴き続けることに。
いつものようにヘッドホンで大きめの音量。
気が狂いそうになるくらいの音の渦に呑まれ、恐らくさらに1度くらい体温が上がった気が。
このアルバム、ライブでありながら凄いクオリティーの高い録音状態で、ピアノとベースとドラムの音像が、悪く言えばバラバラで、よく言えば輪郭がはっきりしている。トリオ3人の楽器から1mの中心に座らされて聞いているような。
最後の曲がコルトレーンのCountdownなんだけど、ただでさえテンションノートが疳に刺さるのに、そのスピードがまた速く、取り囲まれて袋だたきにあっているような気分だった。
とにかく汗をいっぱいかいた夜でした。
2007年12月19日
音楽のインパクト
ふとしたきっかけで思いだし、頭から消えなくて困る音楽があるもの。
これはどこかで強いインパクトを頭に受けたのだと思う。
それがどんなタイミングで脳神経に書き込まれたのか、殆どの場合覚えてないのだけど、中にははっきり記憶しているものもあって。
FEDAYIEN FIRST
このFedayien(フェダイン)というジャズバンド、そのインパクトとが映像と共に焼き込められて、頭の中のリフレインが止まらず正直うんざりする時もあるほど。
一度だけライブを見に行ったときの記憶が今でもはっきり思い浮かべる事ができます。
特にフラッシュバックのように思い出すのが、2本のサックスを口に咥えてオクターブのユニゾンを狂ったように吹きまくるワンシーンが。今
となっては進化の過程で絶滅していった恐竜のような、もう出てこないだろうジャンルのJAZZではないかな?
でも今でも好きです。
私の好きなアーティスト - livedoor Blog 共通テーマ
これはどこかで強いインパクトを頭に受けたのだと思う。
それがどんなタイミングで脳神経に書き込まれたのか、殆どの場合覚えてないのだけど、中にははっきり記憶しているものもあって。
FEDAYIEN FIRST
このFedayien(フェダイン)というジャズバンド、そのインパクトとが映像と共に焼き込められて、頭の中のリフレインが止まらず正直うんざりする時もあるほど。
一度だけライブを見に行ったときの記憶が今でもはっきり思い浮かべる事ができます。
特にフラッシュバックのように思い出すのが、2本のサックスを口に咥えてオクターブのユニゾンを狂ったように吹きまくるワンシーンが。今
となっては進化の過程で絶滅していった恐竜のような、もう出てこないだろうジャンルのJAZZではないかな?
でも今でも好きです。
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2007年12月06日
THE BAD PLUS
JAZZというカテゴリー分けが無意味に思えてくるような個性的な音楽性で注目のザ・バッド・プラス。
プログ
「至上最轟音ピアノ・トリオ」という肩書きが先行して、キワモノ的な見方をされがちだが、そんな肩書きを付けるのはもったいなーと思う。確かにロック的な荒々しくビートをきかせる一面もあるけど、緻密なリズムの構成や叙情的なピアノフレーズなんか、凄く練られている気がして、轟音などという表現でくくってしまうのはちょっとなー?と思ってしまう。とにかく技術が高い3人ががっちり噛み合っていて、硬質な一体感がある。そしてなによりも挑戦的な取り組みが実に新鮮。ジャズ、ロック、パンク、クラシック等々多くのジャンルの音楽の影響がありそうな、そんな根っこが深くて広い知的な香りもして。ありきたりな言葉だけど「クール」だなと。
特にアルバム「These Are the Vistas」は曲ごとにカラーが違うのに、サウンドの統一感もあってすごい。
ヴィスタス
これは、相当高度なプロデュース、録音技術スタッフの手によるものだろうなと思う。さらにその中でも感動したのが「flim」。その曲名の通り、まさにカッコいいのである。原曲がエイフェックス・ツインのものらしいけど、あれってテクノでしょ?ドラムのバリテク度は最高ランクだと断言できる。打ち込みじゃないの?ぐらいの勢いの音数も凄くて。ライブを目の前(まさにドラムのまん前)で見たけど、尋常じゃなかった。にもかかわらず、ピアノは淡々と美しく冷静で、その対比がまさにflim!
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プログ
「至上最轟音ピアノ・トリオ」という肩書きが先行して、キワモノ的な見方をされがちだが、そんな肩書きを付けるのはもったいなーと思う。確かにロック的な荒々しくビートをきかせる一面もあるけど、緻密なリズムの構成や叙情的なピアノフレーズなんか、凄く練られている気がして、轟音などという表現でくくってしまうのはちょっとなー?と思ってしまう。とにかく技術が高い3人ががっちり噛み合っていて、硬質な一体感がある。そしてなによりも挑戦的な取り組みが実に新鮮。ジャズ、ロック、パンク、クラシック等々多くのジャンルの音楽の影響がありそうな、そんな根っこが深くて広い知的な香りもして。ありきたりな言葉だけど「クール」だなと。
特にアルバム「These Are the Vistas」は曲ごとにカラーが違うのに、サウンドの統一感もあってすごい。
ヴィスタス
これは、相当高度なプロデュース、録音技術スタッフの手によるものだろうなと思う。さらにその中でも感動したのが「flim」。その曲名の通り、まさにカッコいいのである。原曲がエイフェックス・ツインのものらしいけど、あれってテクノでしょ?ドラムのバリテク度は最高ランクだと断言できる。打ち込みじゃないの?ぐらいの勢いの音数も凄くて。ライブを目の前(まさにドラムのまん前)で見たけど、尋常じゃなかった。にもかかわらず、ピアノは淡々と美しく冷静で、その対比がまさにflim!
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