耳鳴り
2008年12月12日
超高音の調べ
一句「あ〜今も、頭にはびこる蝉の声。」
昨日、耳鼻科医のお医者様である友人から忘年会のお誘いがあった。
スケジュールが合わず、お誘いは丁重にお断りしたのだが、話しているうちに最近自分を悩ましている耳鳴りの事を思い出す。耳鳴りの程度は、ロックのライブではOK、でもJAZZライブでは微妙、そしてクラシックでは・・悲しい状況で、バイオリンのはるか高音域の楽器の音が聞こえているような感じ。もちろん曲をまったく無視した響きで。日によって重い軽いはあるが、一度気になった時点でもう負けだ。
余談だが、音楽のプロである浜崎あゆみは、不自由している耳とどう折り合いをつけているのだろうか?ベートーベンの苦悩の程はいくばかりだったのか?
この切実な問題について電話でちょっと尋ねてみた。
「最近、高音域の耳鳴りが気になって・・・」
と切り出すと、ため息まじりに
「あ〜治療はむつかしいだろうなぁ。」
という後ろ向きな答え。なんとなく察しはついたが、気を取り直してもう少し説明してもらった。
説明内容を自分なりに整理してみる。
「耳鳴りは、多くは老化が原因で、なぜ聞こえてしまうのか、解明されてない部分が多い。」
「老化なら完治する確率は低いが、薬で改善されるケースもある」
「よくある聴力検査で流す音は、高い方から8000Hz、4000Hz、2000Hz・・・で、20dBずつ音量を上げてその音が聞こえ出す音量により度合いを判断する」
「超高音の電子音は4000Hzくらいで、ありえんくらいのキーンという高音なら8000Hzのほう。」
「老化で聞こえ出すのは通常8000Hz」
「突発性難聴(だったと思う)の場合はなぜか8000Hzは普通に聞え、耳鳴りがするのは4000Hzあたり」
面白かったのが、難聴とは音が聞こえるのではなく、聞こえなくなった帯域の音を補おうとして、耳が勝手に作り出すまぼろしの音という理解らしい。
そしてその耳鼻科医が私に問う。
「音楽好きみたいだから、アレじゃねぇ〜?」
「アレ」というのはもう察しがついている。白状するしかない。
「日頃ライブハウスのPA前で爆音を身体で感じることが好き。」
「ある時期まで、しょっちゅうスタジオでハウリングの不意打ち攻撃を受けていた。」
「スピーカーの大音量でマンション管理人から警告を受けて以来、もっぱらヘッドホン大音量。」
「SONY MDR-Z900などというモンスターを愛用し、やはりソニーMDR-XB700などという重爆音ヘッドホンを入手しようともくろんでいる。」
いままでさんざん耳を痛めつけてきたし、それにもう”老化がはじまっている”といわれてもムキに反抗出来ない年になってしまった。これでは観念するしかない。
もちろん一度検査することを勧められたが、とりあえず「ナリピタン」でも薬屋で買って飲んでみろだって。
ナリピタン 90錠
そうえいば、このナリピタンも楽天では買えなくなるのかな?
(注)上記の記事は、私の思い違い、勘違いもあるかもしれません。念のため。
昨日、耳鼻科医のお医者様である友人から忘年会のお誘いがあった。
スケジュールが合わず、お誘いは丁重にお断りしたのだが、話しているうちに最近自分を悩ましている耳鳴りの事を思い出す。耳鳴りの程度は、ロックのライブではOK、でもJAZZライブでは微妙、そしてクラシックでは・・悲しい状況で、バイオリンのはるか高音域の楽器の音が聞こえているような感じ。もちろん曲をまったく無視した響きで。日によって重い軽いはあるが、一度気になった時点でもう負けだ。
余談だが、音楽のプロである浜崎あゆみは、不自由している耳とどう折り合いをつけているのだろうか?ベートーベンの苦悩の程はいくばかりだったのか?
この切実な問題について電話でちょっと尋ねてみた。
「最近、高音域の耳鳴りが気になって・・・」
と切り出すと、ため息まじりに
「あ〜治療はむつかしいだろうなぁ。」
という後ろ向きな答え。なんとなく察しはついたが、気を取り直してもう少し説明してもらった。
説明内容を自分なりに整理してみる。
「耳鳴りは、多くは老化が原因で、なぜ聞こえてしまうのか、解明されてない部分が多い。」
「老化なら完治する確率は低いが、薬で改善されるケースもある」
「よくある聴力検査で流す音は、高い方から8000Hz、4000Hz、2000Hz・・・で、20dBずつ音量を上げてその音が聞こえ出す音量により度合いを判断する」
「超高音の電子音は4000Hzくらいで、ありえんくらいのキーンという高音なら8000Hzのほう。」
「老化で聞こえ出すのは通常8000Hz」
「突発性難聴(だったと思う)の場合はなぜか8000Hzは普通に聞え、耳鳴りがするのは4000Hzあたり」
面白かったのが、難聴とは音が聞こえるのではなく、聞こえなくなった帯域の音を補おうとして、耳が勝手に作り出すまぼろしの音という理解らしい。
そしてその耳鼻科医が私に問う。
「音楽好きみたいだから、アレじゃねぇ〜?」
「アレ」というのはもう察しがついている。白状するしかない。
「日頃ライブハウスのPA前で爆音を身体で感じることが好き。」
「ある時期まで、しょっちゅうスタジオでハウリングの不意打ち攻撃を受けていた。」
「スピーカーの大音量でマンション管理人から警告を受けて以来、もっぱらヘッドホン大音量。」
「SONY MDR-Z900などというモンスターを愛用し、やはりソニーMDR-XB700などという重爆音ヘッドホンを入手しようともくろんでいる。」
いままでさんざん耳を痛めつけてきたし、それにもう”老化がはじまっている”といわれてもムキに反抗出来ない年になってしまった。これでは観念するしかない。
もちろん一度検査することを勧められたが、とりあえず「ナリピタン」でも薬屋で買って飲んでみろだって。

そうえいば、このナリピタンも楽天では買えなくなるのかな?
(注)上記の記事は、私の思い違い、勘違いもあるかもしれません。念のため。
2008年11月28日
耳鳴りの中のノクターン
今日はいつもにもまして耳鳴りがひどい。
ちょっと精神的にきついドラマ「風のガーデン」を見ていた。
途中で目を離したくなったが、緒方拳と中井貴一の演技にそれもさせてもらえず。
とうとうエンディングまで震えながら見入ってしまった。
ドラマの終わりに平原綾香のカンパニュラの恋が流れ出すころ、
はじめて普段に増して耳鳴り音が大きいのに気がつく。
この先どんな音楽を聴くときも、この神経に障る高音がつきまとうのかと思うと気が滅入る。
イコライザーであの高音を落とせないものか?
もしくは逆位相で打ち消したりできないのか?
とりあえず周囲の音量を上げてやりすごすことにしよう。

この題字は緒方拳さんによるものらしい。
耳鳴りなどで落ち込んでいるヒマはないな。
ちょっと精神的にきついドラマ「風のガーデン」を見ていた。
途中で目を離したくなったが、緒方拳と中井貴一の演技にそれもさせてもらえず。
とうとうエンディングまで震えながら見入ってしまった。
ドラマの終わりに平原綾香のカンパニュラの恋が流れ出すころ、
はじめて普段に増して耳鳴り音が大きいのに気がつく。
この先どんな音楽を聴くときも、この神経に障る高音がつきまとうのかと思うと気が滅入る。
イコライザーであの高音を落とせないものか?
もしくは逆位相で打ち消したりできないのか?
とりあえず周囲の音量を上げてやりすごすことにしよう。

この題字は緒方拳さんによるものらしい。
耳鳴りなどで落ち込んでいるヒマはないな。
2007年11月21日
耳鳴り
バンドやってる人はわかると思うけど、練習スタジオなんかで終わって出てくるとキーンとかシーンとかいう高音が耳に残ることがあって。
でも暫くして忘れた頃には消えている。
ヘッドホンで大音量で聴き続けると、やはり同じような状態に。
あの音、だいたい7000Hzあたりでしょうか?
音量にもよるけど、これが鳴り続けるという事はかなりの苦痛でしょうね。
それも好きな曲を聴くときの妨げになるようならなおのこと。
長時間にわたって大音量を聞き続けることのが難聴になる危険性を高めるのはわかってはいるけど。でもやめられない。
ミュージシャンとかレコーディングエンジニアとかは職業柄、こういった危険と隣り合わせだと思うのですが、耳は大事な商売道具でもあるわけですよね。
どういうケアをしてるんでしょう?
知りたいものです。
でも暫くして忘れた頃には消えている。
ヘッドホンで大音量で聴き続けると、やはり同じような状態に。
あの音、だいたい7000Hzあたりでしょうか?
音量にもよるけど、これが鳴り続けるという事はかなりの苦痛でしょうね。
それも好きな曲を聴くときの妨げになるようならなおのこと。
長時間にわたって大音量を聞き続けることのが難聴になる危険性を高めるのはわかってはいるけど。でもやめられない。
ミュージシャンとかレコーディングエンジニアとかは職業柄、こういった危険と隣り合わせだと思うのですが、耳は大事な商売道具でもあるわけですよね。
どういうケアをしてるんでしょう?
知りたいものです。