少年メリケンサック
2009年06月08日
SAKEROCK 再び
このところずっとガチャガチャした毎日を送っていて、
そうすると知らない間に色んな記憶の糸をたらしたまま、放りだしたままになってしまって。
これが相手がある出来事なら、そして覚えておかないとちょっと具合が悪いようなことがらだったら、外部記憶にメモって、いつでも取り出せるよう準備は怠らないのだが、自分の心の中で完結してしまう出来事は悲しいかな無惨にも記憶から削除されてしまう。
いろんな部分がイカレてきた脳みそが我ながら哀れになってくるけど。
結構楽しい記憶も、興味深い記憶もあったはずだなどと思ってしまうと、なんとかなくした記憶をたぐりよせて、続きを楽しみたくなって、もがき、まるで連想ゲームのような状態で。
でも、いったん止まっていた時間が、動き出す瞬間は結構楽しくもある。
昼間に会った人が言っていた
「そういえば最近ライブなんて行ってね〜な〜」
という言葉がひっかっかりとなって。
ライブ、ライブ。
ああ、行きたいと思っていたライブといえば「くるり」と「ユニコーン」だったな。
ユニコーンなんかアルバム出た時はあれだけ騒いだはずなのに、
万難を排して行くべきだったライブも、あれ?いつ来たんだっけ?という状態。
ちなみに「くるり」をちょいと調べてみると・・・ああ、6月18日にZepp Fukuokaじゃないか。
いやその前に10日にアルバム発売となっている。「魂のゆくえ」。
忘れずにメモメモ。
ライブに行ける行けないはこの際忘れることにする。
他に行きたいライブはないのか?
・・・ulalaさんのブログに「最近カルメンマキバージョンでナマで聴いた「かもめ」・・・」ってあったのを思いだし、もしや?と思い調べてみる。
7月に九州にもカルメンマキが来るではないか!
その昔、福岡CONBOでのライブに仕事で行けなくなったという悔しい記憶も蘇る。
これもメモメモ。
矢野顕子のライブにこれまた仕事がさばけず開演時間に間に合わなくて遅刻して、
なかなか会場のドアを開けてもらえずじたんだ踏んだのもついでに思い出した。
ユニコーンとくるり、矢野顕子といえば、「素晴らしき日々」。
ELT持田香織ともTVでコラボしてたなぁ。
なんであの曲をあのキーで歌ってしまったのか?真相を知りたかったのも思い出す。
持田香織っていろいろコラボしてるんだな、と教えられたのが、mono-monoさんのブログで見たYoutube。
なんでそうなったかというと、これは「サカナロック」という思いこみをブログで正してもらった「SAKEROCK」だった。
あのあと、「会社員と今の私」というPVをまたYoutubeで見て、
何だ?こいつら?面白い!
とブログに書こうと思っていて、いつのまにか忘れていた。
いや、気に入ったそのすぐ後「song of instrumental」というCDを手に入れて、1曲目からVOCALが入っていて、そしてその聞き覚えのある優しい声にまた驚いたな。そうだった。
SAKEROCKの星野源と「はなれぐみ」こと永積タカシは同じ高校出身で、その縁もあって歌っているらしい、ということをwikipediaで知ったんだっけ。
ついでに少年メリケンサックにGOAという劇中のバンドでSAKEROCKが出ていたこともあとから知った。
あたりまえだが、観ていてちっとも気づかなかった。かっこいいじゃん。
「あいまい模様/GOA」 作詞 宮藤官九郎 作曲 向井秀徳
・・・というような事をブログにはき出そうと思いながら、
文字にするまでに間違いなく忘れてしまっている「楽しい事」の行方を捜しつつ・・・
こんなささやかながら幸せな時間を過ごしている今日この夜。
そうすると知らない間に色んな記憶の糸をたらしたまま、放りだしたままになってしまって。
これが相手がある出来事なら、そして覚えておかないとちょっと具合が悪いようなことがらだったら、外部記憶にメモって、いつでも取り出せるよう準備は怠らないのだが、自分の心の中で完結してしまう出来事は悲しいかな無惨にも記憶から削除されてしまう。
いろんな部分がイカレてきた脳みそが我ながら哀れになってくるけど。
結構楽しい記憶も、興味深い記憶もあったはずだなどと思ってしまうと、なんとかなくした記憶をたぐりよせて、続きを楽しみたくなって、もがき、まるで連想ゲームのような状態で。
でも、いったん止まっていた時間が、動き出す瞬間は結構楽しくもある。
昼間に会った人が言っていた
「そういえば最近ライブなんて行ってね〜な〜」
という言葉がひっかっかりとなって。
ライブ、ライブ。
ああ、行きたいと思っていたライブといえば「くるり」と「ユニコーン」だったな。
ユニコーンなんかアルバム出た時はあれだけ騒いだはずなのに、
万難を排して行くべきだったライブも、あれ?いつ来たんだっけ?という状態。
ちなみに「くるり」をちょいと調べてみると・・・ああ、6月18日にZepp Fukuokaじゃないか。
いやその前に10日にアルバム発売となっている。「魂のゆくえ」。
忘れずにメモメモ。
ライブに行ける行けないはこの際忘れることにする。
他に行きたいライブはないのか?
・・・ulalaさんのブログに「最近カルメンマキバージョンでナマで聴いた「かもめ」・・・」ってあったのを思いだし、もしや?と思い調べてみる。
7月に九州にもカルメンマキが来るではないか!
その昔、福岡CONBOでのライブに仕事で行けなくなったという悔しい記憶も蘇る。
これもメモメモ。
矢野顕子のライブにこれまた仕事がさばけず開演時間に間に合わなくて遅刻して、
なかなか会場のドアを開けてもらえずじたんだ踏んだのもついでに思い出した。
ユニコーンとくるり、矢野顕子といえば、「素晴らしき日々」。
ELT持田香織ともTVでコラボしてたなぁ。
なんであの曲をあのキーで歌ってしまったのか?真相を知りたかったのも思い出す。
持田香織っていろいろコラボしてるんだな、と教えられたのが、mono-monoさんのブログで見たYoutube。
なんでそうなったかというと、これは「サカナロック」という思いこみをブログで正してもらった「SAKEROCK」だった。
あのあと、「会社員と今の私」というPVをまたYoutubeで見て、
何だ?こいつら?面白い!
とブログに書こうと思っていて、いつのまにか忘れていた。
いや、気に入ったそのすぐ後「song of instrumental」というCDを手に入れて、1曲目からVOCALが入っていて、そしてその聞き覚えのある優しい声にまた驚いたな。そうだった。
SAKEROCKの星野源と「はなれぐみ」こと永積タカシは同じ高校出身で、その縁もあって歌っているらしい、ということをwikipediaで知ったんだっけ。
ついでに少年メリケンサックにGOAという劇中のバンドでSAKEROCKが出ていたこともあとから知った。
あたりまえだが、観ていてちっとも気づかなかった。かっこいいじゃん。
「あいまい模様/GOA」 作詞 宮藤官九郎 作曲 向井秀徳
・・・というような事をブログにはき出そうと思いながら、
文字にするまでに間違いなく忘れてしまっている「楽しい事」の行方を捜しつつ・・・
こんなささやかながら幸せな時間を過ごしている今日この夜。
2009年02月19日
Ah-han!! / Dee Dee Fever
少年メリケンサックに犯られて、すっかりPUNKモードにはいったまま。
明日もまた北九州に乗り込んで闘う為に、今夜もこのテンションを維持したいのでパンクに狂う。
というのはこじつけだが、『Dee Dee Fever』を聴いて盛り上がった。
ドラムスは御大「Jz_iKehatt」。
映画の中のパンクスではない、現役50歳パンクロッカーがそこにある。
まあ現在のパンク事情はよく知らないので、自然とこういうチョイスになるわけだが。
女性Vo、Gr、Drの変則3ピースバンドという個性も、音を聴くとなかなか気持ちいい。
Bassの無い不安定感が神経にささるが、その分ヴォーカルやギターやドラムの輪郭がはっきり感じられたり。低音を強調した固いギター音は大好物なので、音に集中してしまった。この渡辺喜丈っていうギタリスト、ベースもギターも自分でやっちまいたいんだろうな。
3曲目の『DISCO』は相当いい曲で気持ちいい。
どすどす16BEATを刻むドラムに乗ったシャウトとギターで頭の中がいっぱいになる。
去年の池畑潤二50thリキッドルームのオープニングアクトで観客が微妙な反応だったようだという記事が。
http://roosters.blog.so-net.ne.jp/2008-10-27
そうだよな〜、ベンジー、チバユウスケ、ルースターズ・・・
こんな人達目当ての観客を前にしてオープニングなんて、想像すると怖いなぁ。
でも「あえて」Dee Dee Feverだったんだろうなぁ。
50歳になってもリアルロッカー、リアルパンクであり続ける池畑さんの存在は、これぞ本物の凄みだなと。
2009年02月18日
少年メリケンサック / くどかん
リアルPUNKシティー北九州からやっと帰り着く。
本日は税務署で2時間近くお役所の方々と話し合いを行ったが、なんか敗北感いっぱいだな。
向こうさんから名刺を出されたのに、税務署さんというだけで咄嗟に自分の名刺を出すのに躊躇してしまった。独立(といえば響はいいが、ただの無職)すると、こうも卑屈になってしまうのか。
いったい何を恐れているのやら。
それにしても、役所相手にいくらがんばっても、相手を自分のフィールドに持っていくことが出来ないもどかしさは、まるで高い壁にぶつかっていく卵になったような感じか。(卑近でへたなパクリだけど。。)
法律を勉強するしかないのはわかっているものの、そんなことまで今の自分の頭に押し込める領域が残っているとは思えないし、そんな時間も残されてない気がする。
役所にはってあるポスターを眺めながら、北九州市・北橋市長の「選択と集中」というまるで民間企業のような合い言葉に軽く寒気を感じる。もちろんそんな悪寒は見当はずれなのだろうが、妄想では荒涼としたバースト・シティに放たれた羊のような自分が、暴力と破壊衝動に目覚める瞬間を想像していた。
ありえない!
でも実際パンクには憧れた。
仲の良かったクラスで唯一の金髪パンク小僧に誘われたライブで、なぜか見ず知らずのやからに顔面を殴打されたという楽しい記憶はあるが、パンクの実体験なんてそのくらいしかなく、健康ロック少年の自分にはパンクは遙か高みの存在でもあった。
今の自分は自分をどう見ているのかな?
どうも答えがでない。
少年メリケンサック。
すんごく良かった。トータルとしては。
途中、なんだか身につまされるというか、我が身を振り返り魂がどっかに飛びそうになってしまったが、
笑えたしワクワクもあったし楽しめた。
音楽に向井秀徳を据え、メインテーマは「銀杏BOYZ」、エンディングはユーミン『守ってあげたい』を向井、峯田のねらわれた学園という「どうだ、ツボを押さえただろう」感のある終わりも好みだったし。
それにしても宮崎あおい、こんなにイイ女優だったのか。惚れちまうやろ〜。マジで。
パンフに載っている宮藤官九郎の言葉。
「初めてパンクに触れたのは音楽ではなく映画でした。
石井聰亙監督の『爆裂都市』です。
あれから25年、ずっとパンク好きです」。
そうなんだ。宮藤官九郎もバトル・ロッカーズに憧れて、まっとうな人生のレールを踏み外した同志だったんだと。勝手にそう決めつけ、クドカンが一気に好きになってしまった。
そうか、角打ち屋の大将は遠藤ミチロウだったのか。気がつかなかった。
そして無性にアナーキー、スターリンが聴きたくなったのに、・・・
・・・ちゃんとした音源を持ち合わせず残念な今夜でした。
本日は税務署で2時間近くお役所の方々と話し合いを行ったが、なんか敗北感いっぱいだな。
向こうさんから名刺を出されたのに、税務署さんというだけで咄嗟に自分の名刺を出すのに躊躇してしまった。独立(といえば響はいいが、ただの無職)すると、こうも卑屈になってしまうのか。
いったい何を恐れているのやら。
それにしても、役所相手にいくらがんばっても、相手を自分のフィールドに持っていくことが出来ないもどかしさは、まるで高い壁にぶつかっていく卵になったような感じか。(卑近でへたなパクリだけど。。)
法律を勉強するしかないのはわかっているものの、そんなことまで今の自分の頭に押し込める領域が残っているとは思えないし、そんな時間も残されてない気がする。
役所にはってあるポスターを眺めながら、北九州市・北橋市長の「選択と集中」というまるで民間企業のような合い言葉に軽く寒気を感じる。もちろんそんな悪寒は見当はずれなのだろうが、妄想では荒涼としたバースト・シティに放たれた羊のような自分が、暴力と破壊衝動に目覚める瞬間を想像していた。
ありえない!
でも実際パンクには憧れた。
仲の良かったクラスで唯一の金髪パンク小僧に誘われたライブで、なぜか見ず知らずのやからに顔面を殴打されたという楽しい記憶はあるが、パンクの実体験なんてそのくらいしかなく、健康ロック少年の自分にはパンクは遙か高みの存在でもあった。
今の自分は自分をどう見ているのかな?
どうも答えがでない。
少年メリケンサック。
すんごく良かった。トータルとしては。
途中、なんだか身につまされるというか、我が身を振り返り魂がどっかに飛びそうになってしまったが、
笑えたしワクワクもあったし楽しめた。
音楽に向井秀徳を据え、メインテーマは「銀杏BOYZ」、エンディングはユーミン『守ってあげたい』を向井、峯田のねらわれた学園という「どうだ、ツボを押さえただろう」感のある終わりも好みだったし。
それにしても宮崎あおい、こんなにイイ女優だったのか。惚れちまうやろ〜。マジで。
パンフに載っている宮藤官九郎の言葉。
「初めてパンクに触れたのは音楽ではなく映画でした。
石井聰亙監督の『爆裂都市』です。
あれから25年、ずっとパンク好きです」。
そうなんだ。宮藤官九郎もバトル・ロッカーズに憧れて、まっとうな人生のレールを踏み外した同志だったんだと。勝手にそう決めつけ、クドカンが一気に好きになってしまった。
そうか、角打ち屋の大将は遠藤ミチロウだったのか。気がつかなかった。
そして無性にアナーキー、スターリンが聴きたくなったのに、・・・
・・・ちゃんとした音源を持ち合わせず残念な今夜でした。