ビートルズ
2009年09月09日
09・09・09 Beatles そして 坂本九
初回出荷枚数が100万枚というのは、深刻なCD不況のご時世にあってインパクトが大きすぎで。
今の2009年09月09日にどんな意味があるのかはよく知らないのだけれど。
でも、この先50年後に過去を振り返ったとしたら、ビートルズの偉大さを後世に伝える中継ポイントとなる日になるのではないか、と考えるとちょっと貴重な日にも思えてくる。
ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターCDとして発売された今日。
ビートルズを子守歌に育った自分にとっては、もう曲の良さについては語る言葉を持ち合わせない。
09日00時に発売した日本に限って言えば、「世界一早い発売」というプレミアがひとつ追加される。
様々なイベントや仕掛けがこの日に向かって計画されて、そして恐らく予定通りの成功を収めるのだろう。
一月も前から、100万枚の出荷を大々的に宣伝するという自信満々のプロモーション。
日本では我が国営放送NHKまでもがCD発売前に『よみがえるビートルズ』を放送し、
CDが発売された後にさらに『よみがえるビートルズ:完全版』を放送するという念の入れようだ。
12時間にわたるカウントダウン ザ・ビートルズ 213@赤坂BLITZは、09時09分にスタートされたようで。
ここまで09を揃えると、09秒09百分の一秒までこだわわるか・・・もう、そんな勢いだ。
もしかすると、THE BEATLES『1』の発売が社会現象になった時に、既にこの全作リマスターの既定路線は出来ていたのかもしれないなぁ。いや、その前に発売されたリマスター&リミックス『イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜』の発売が1999年09月だったというのも計画の一部だったのだろうか。それにしても、40年前の音源が今でも色あせずに使用できるということ自体が、まさに驚異だろう。
今のところCD購入は世間の反応待ち、というスタンスを決め込む自分にとっては、次回のタモリ倶楽部で「タモリ、萩原健太 、近田春夫、おぎやはぎがビートルズ新旧CDを聞き比べる」という出色の企画が非常に楽しみだなということと、椎名林檎や高橋幸宏らが参加するカヴァー・アルバム『LOVE LOVE LOVE』の発売も待ち遠しい、といった感じで今回のお祭り騒ぎを横目で見る。
そうそう、「ビートルズ・ロックバンド」というTVゲームも9日発売されるらしく。TVゲームはあまりやらない性分だが、これにはちょっと触手が伸びそうだ。
全作リマスターを購入する比較的お金に余裕がある大人達にとっては、このさい旧作も全部揃えたくなる気持ちや、いっそオーディオセット自体もグレードアップして音の違いを味わいたい衝動を抑えられない人が多発しないのかな?版権を持つマイケル・ジャクソンの遺産を相続するであろう人々は、マイケル本人亡き後の驚異的セールスも重なり、凄いことになっているのかな。いろいろなところで特需の予感もする。
ところで「9」といえば、日本が誇る同じく全米NO1ソング「スキヤキソング」を残した坂本九が居らせられる。どこかのTV番組の中で、なんだかビートルズに乗っかるような紹介がでされていたのを目にしたが、そこで99曲を収録したというアルバム『ベスト・坂本九・99』が一昨年の9月に発売されていたことも知ることに。
いったい今日は、どれだけの「9」の文字が踊ったのだろうと思うと、
なぜか少しだけ重苦しい気分になってしまった。
さて次のキリ番イベントはいつだろうか?と考える商売人も多いことだろう。
世紀の日、2222年02月22日22時22分22秒に向けて、いったいどんな凄いイベントが組まれるのか?
立ち会えないのが残念なところ。
今の2009年09月09日にどんな意味があるのかはよく知らないのだけれど。
でも、この先50年後に過去を振り返ったとしたら、ビートルズの偉大さを後世に伝える中継ポイントとなる日になるのではないか、と考えるとちょっと貴重な日にも思えてくる。
ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターCDとして発売された今日。
ビートルズを子守歌に育った自分にとっては、もう曲の良さについては語る言葉を持ち合わせない。
09日00時に発売した日本に限って言えば、「世界一早い発売」というプレミアがひとつ追加される。
様々なイベントや仕掛けがこの日に向かって計画されて、そして恐らく予定通りの成功を収めるのだろう。
一月も前から、100万枚の出荷を大々的に宣伝するという自信満々のプロモーション。
日本では我が国営放送NHKまでもがCD発売前に『よみがえるビートルズ』を放送し、
CDが発売された後にさらに『よみがえるビートルズ:完全版』を放送するという念の入れようだ。
12時間にわたるカウントダウン ザ・ビートルズ 213@赤坂BLITZは、09時09分にスタートされたようで。
ここまで09を揃えると、09秒09百分の一秒までこだわわるか・・・もう、そんな勢いだ。
もしかすると、THE BEATLES『1』の発売が社会現象になった時に、既にこの全作リマスターの既定路線は出来ていたのかもしれないなぁ。いや、その前に発売されたリマスター&リミックス『イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜』の発売が1999年09月だったというのも計画の一部だったのだろうか。それにしても、40年前の音源が今でも色あせずに使用できるということ自体が、まさに驚異だろう。
今のところCD購入は世間の反応待ち、というスタンスを決め込む自分にとっては、次回のタモリ倶楽部で「タモリ、萩原健太 、近田春夫、おぎやはぎがビートルズ新旧CDを聞き比べる」という出色の企画が非常に楽しみだなということと、椎名林檎や高橋幸宏らが参加するカヴァー・アルバム『LOVE LOVE LOVE』の発売も待ち遠しい、といった感じで今回のお祭り騒ぎを横目で見る。
そうそう、「ビートルズ・ロックバンド」というTVゲームも9日発売されるらしく。TVゲームはあまりやらない性分だが、これにはちょっと触手が伸びそうだ。
全作リマスターを購入する比較的お金に余裕がある大人達にとっては、このさい旧作も全部揃えたくなる気持ちや、いっそオーディオセット自体もグレードアップして音の違いを味わいたい衝動を抑えられない人が多発しないのかな?版権を持つマイケル・ジャクソンの遺産を相続するであろう人々は、マイケル本人亡き後の驚異的セールスも重なり、凄いことになっているのかな。いろいろなところで特需の予感もする。
ところで「9」といえば、日本が誇る同じく全米NO1ソング「スキヤキソング」を残した坂本九が居らせられる。どこかのTV番組の中で、なんだかビートルズに乗っかるような紹介がでされていたのを目にしたが、そこで99曲を収録したというアルバム『ベスト・坂本九・99』が一昨年の9月に発売されていたことも知ることに。
いったい今日は、どれだけの「9」の文字が踊ったのだろうと思うと、
なぜか少しだけ重苦しい気分になってしまった。
さて次のキリ番イベントはいつだろうか?と考える商売人も多いことだろう。
世紀の日、2222年02月22日22時22分22秒に向けて、いったいどんな凄いイベントが組まれるのか?
立ち会えないのが残念なところ。
2009年08月25日
LIFE 井上陽水 40年を語る 第一夜
すっかりNHKウォッチャーになってしまった。
引き寄せられるようにまたテレビの前に座る。
そして、とっても濃厚な井上陽水を味わう。
「石炭」というのがまず最初のキーワード。
田川の炭坑の町で歯医者さんの息子として育った少年時代の話し。
同じく田川で育った山下洋輔と初対面でうち解け合い、ヘッドロックを掛け合ったという話し。
真っ暗な坑道の前に立ちつくし、理由もなく恐怖を覚えたという子供の頃の記憶。
二つ目が「ビートルズ」というキーワード。
ビートルズを好きになって、その音楽、スタイル、ポピュラリティーに影響されていって。
歯医者さんになるための受験に失敗、三浪した結果、アンドレカンドレとして東京に出て行く。
学生運動の盛り上がるその時代の世の中は、アンドレ〜なんて受け入れられる空気ではなかったようで。
みんな本気の中津川フォークジャンボリーには、呼んでもらえなかったアンドレ。
三つ目のキーワードが「両親のこと」。
両親への想い、悔恨、センチメンタルな感情が「井上陽水」を生み出したといっていいのかも。
『人生が2度あれば』の発表。そしてヒット。『もどり道』『断絶』『センチメンタル』
・・・といった、ひたすら内面に向かっていくような一連のシングルやアルバム。
歯医者になることを望んだ(であろう)両親のことを、人生をやり直すことができたら、と想いを込めたのか。
4thシングル『心もよう』の発表は、もともと忌野清志郎との共作『帰れない二人』のB面になるはずが、プロデューサーに覆されたり。反面、売れることへの素直な姿勢もうかがえるこのころ。
1973年『氷の世界』が日本で初めてのミリオンセラーとなり、社会現象を起こしたということ。
これらのたくさんのエピソードは、自分にとっては物語の中の井上陽水で、オンタイムでの記憶はなく。
覚えているのは『夢の中へ』『傘がない』などをフォークソング歌本で知った子供のころ。
こんなによく聴いてきたのに、こんなすごい人なのに、なんと謎だらけではないか。
4日連続放送のLIFE 井上陽水。まだ第1夜がはじまっただけだ。
深い得体の知れない魅力的な人間だな。改めて思う。井上陽水どの。
2009年03月06日
ビートルズの学位・・・Liverpool Hope University
リバプールにある大学Hope Universityが、おそらく世界で初となるザ・ビートルズを勉強する学位コースを開設するという。コースの正式名は『The Beatles, Popular Music and Society』。ザ・ビートルズを中心に、ポップ・ミュージックや当時の社会について学ぶという。
http://www.barks.jp/news/?id=1000047581
なんでも講義の内容は、
・ビートルズを生み出したリバプールの研究
・ビートルズのサウンド
・ビートルズのソング・ライティング
・ビートルズの当時のサウンド技術
・ビートルズの当時の音楽業界
といったものらしい。面白そうだ。
学位の名称は、「ビートルズ、ポピュラー音楽そして社会学修士」だって。
それにしても、とうとう「ビートルズ」が学術研究の対象となってしまったのか?という感じ。
考えてみれば、解散後40年たつのだから、もう歴史上の存在となりつつあるのだろう。
ちなみに記事によると、フルタイムではなくパートタイムの受講も可能との事。
日本から、「短期ビートルズ留学」なんてこともあるのか?
「学位を取って箔を付けたい」というビートルズ・マニアも出てきそうな気がする。
そういう意味では、村おこし的な意味合いも当然あるんだろう。
そんなら地元「福岡大学」には、「博多めんたいロック学科」でも作ってもらって。
Zi:LiE-YA・キクを講師にでも迎えてくれれば、夜学でも通いたいなあ、なんて。
学生達の会話なんかも・・・
「明日までに『サンハウスがもたらした功罪』についてのレポート出さなきゃ単位落とすぅ〜」
「鮎川誠の生い立ちは最低でも暗記しておかないと。試験に出そうだから。」
・・・とか。
勉強熱心な学生になれそうな気がする。
http://cottonwoodhill.blog21.fc2.com/blog-entry-5309.html
http://labaq.com/archives/51176158.html
2009年01月07日
斉藤和義と医療とITとビートルズ
そもそも日曜の朝に斉藤和義が出るWHITE ROOMに目がとまったのも、『僕の見たビートルズはTVの中』を思い出したのも、数日後ライブ中継があるのを知ることになったのもulalaさんにつながる。そして斉藤和義の恐らく本妻?にあたるギターだと思われる黒いギブソンのアコギを見て、自分もこれを手に入れたいという衝動にかられたりもした。
5日の朝、その数日後に仕事で或る医師に会う予定が決まった。話し下手な私は、その場をつなぐ話題でも用意したほうがいいかも、という心配性なところもあり、そこで咄嗟に以前ulala先生から電子カルテなどについて少し講義いただいた事を思い出す。しかもその今度会う医師も有床診療所の院長だったので、これは良いネタになりそうだなと。
去年の記事を読み返そうと思ってblogを開いてみると、
なんと5日の記事に「電子カルテの話と、個人ポータル」とあるではないか!
http://ulalaulala.jugem.jp/?eid=646
そうだった、サイボウズさんには色よい返事をもらえなかったのだったな、などと思いだしながら、「RS-Base」「PACS」「MML」「ドルフィンプロジェクト」や以前の記事の「画像デジタル化加算」「DICOM」などといったキーワードを仕入れさせていただいた。
でも中でも興味をそそられたのが「Google Health」。
個人ポータルのコンテンツに自分の医療・健康情報が天気予報と同様に当たりに表示されることも近いのかもしれない?想像がふくらむな〜。XML形式で情報を引き出すAPIなんかが公開されたら、どんなマッシュアップが出来るのだろうか?治療中の情報や検査結果や処方薬の情報?アレルギーやメタボや気候情報、食べ物の情報など?恐らく鼻がきく人は、もう色々考えてるんだろうなぁ。そのうち、「これ、オレの大腸の中」とか写真をブログにアップするお調子者も出てくるのか?
Googleが乗り出して、あくまでも広告に結びつけたビジネスモデルと適合できたら、もしかすると以外に早い展開が見られるのかもしれないな、などと期待してしまった。
結局今日、予定していた医師との打ち合わせは、予定していた時間内いっぱいかかり、時間をもてあますかもしれない不安は取り越し苦労となった。実はせっかく仕入れた知識をひけらかしたい悪いクセがむくむく湧いてきていたのだが。
それでも、電子カルテの話題はさりげなく振ってみたところ、「とてもとても追いつかない」といった空気も感じとられ。また打ち合わせ中にチラチラ見えた院内のパソコン画面に、どうやらACCESSで作ったと思われる泥臭い画面が起動されているのを見つけたりもした。ああ、この方もITとの格闘されされているのだろうかと妄想する。お金の問題が大きいのだろうけど、法制度とか統一規格の問題がひいてはお金の問題につながるという理解でいいのかな?。できればお医者さんにはこういった事で疲弊されない環境で、思う存分医療を行っていただきたいなと思ってしまった。
帰りしな、デスクの上にベースギターをかかえたそのお医者さんの写真を見つけて、すかさず突っ込む。
そしてビートルズのコピーバンドをやっておられることを知ることになった。
これでまた線がつながった!・・・と嬉しくなった。(こじつけだけど)
ああ、なんだかこの仕事、うまくいきそうな予感がする。
5日の朝、その数日後に仕事で或る医師に会う予定が決まった。話し下手な私は、その場をつなぐ話題でも用意したほうがいいかも、という心配性なところもあり、そこで咄嗟に以前ulala先生から電子カルテなどについて少し講義いただいた事を思い出す。しかもその今度会う医師も有床診療所の院長だったので、これは良いネタになりそうだなと。
去年の記事を読み返そうと思ってblogを開いてみると、
なんと5日の記事に「電子カルテの話と、個人ポータル」とあるではないか!
http://ulalaulala.jugem.jp/?eid=646
そうだった、サイボウズさんには色よい返事をもらえなかったのだったな、などと思いだしながら、「RS-Base」「PACS」「MML」「ドルフィンプロジェクト」や以前の記事の「画像デジタル化加算」「DICOM」などといったキーワードを仕入れさせていただいた。
でも中でも興味をそそられたのが「Google Health」。
個人ポータルのコンテンツに自分の医療・健康情報が天気予報と同様に当たりに表示されることも近いのかもしれない?想像がふくらむな〜。XML形式で情報を引き出すAPIなんかが公開されたら、どんなマッシュアップが出来るのだろうか?治療中の情報や検査結果や処方薬の情報?アレルギーやメタボや気候情報、食べ物の情報など?恐らく鼻がきく人は、もう色々考えてるんだろうなぁ。そのうち、「これ、オレの大腸の中」とか写真をブログにアップするお調子者も出てくるのか?
Googleが乗り出して、あくまでも広告に結びつけたビジネスモデルと適合できたら、もしかすると以外に早い展開が見られるのかもしれないな、などと期待してしまった。
結局今日、予定していた医師との打ち合わせは、予定していた時間内いっぱいかかり、時間をもてあますかもしれない不安は取り越し苦労となった。実はせっかく仕入れた知識をひけらかしたい悪いクセがむくむく湧いてきていたのだが。
それでも、電子カルテの話題はさりげなく振ってみたところ、「とてもとても追いつかない」といった空気も感じとられ。また打ち合わせ中にチラチラ見えた院内のパソコン画面に、どうやらACCESSで作ったと思われる泥臭い画面が起動されているのを見つけたりもした。ああ、この方もITとの格闘されされているのだろうかと妄想する。お金の問題が大きいのだろうけど、法制度とか統一規格の問題がひいてはお金の問題につながるという理解でいいのかな?。できればお医者さんにはこういった事で疲弊されない環境で、思う存分医療を行っていただきたいなと思ってしまった。
帰りしな、デスクの上にベースギターをかかえたそのお医者さんの写真を見つけて、すかさず突っ込む。
そしてビートルズのコピーバンドをやっておられることを知ることになった。
これでまた線がつながった!・・・と嬉しくなった。(こじつけだけど)
ああ、なんだかこの仕事、うまくいきそうな予感がする。