パンク
2008年12月30日
ジュリー流れイギー・ポップ経由、大江慎也
またジュリーから話しがはじまる。
昨日のジュリー祭り90分を過ごしたあと、坂本龍一のインタビュー番組が90分放送された。
坂本龍一を90分出演させながら、曲は全くなしで。
インタビュアーは良くも悪くもNHK的な女子アナで、話しがかみあっているのかいないのか。
でもテレビ番組としてはまあまあ面白かったと思った。
そして続けざま放送されたのが、プリテンダーズのハイビジョンライブ。
時間はこれも90分間なので、この暮れの慌ただしい時期の夜中4時間半もテレビ小僧になる。
ゲストにはイギー・ポップという大盤振る舞いだ。
NHKもいったいどうしたんだろう?サービス良すぎ!
プリテンダーズのクリッシー・ハインドがデビューしたのは、彼女が28歳のときだったとのこと。
バンドが結成されたのが1978年らいなので、クリッシーももうすぐ還暦なのか。
西洋人に還暦もなにもないけど。
でも最近ミュージシャンの年齢ばかり気にしてないか?
おそらく自分は、自分でも気がつかないうちに自分の年齢とロックミュージシャンの年齢を比較して、
「まだまだやれる」と無意識に確認しているのかもしれない。
彼女もまたバリバリ現役のロックカーとして健在なのを確認して安心する。
それにしても驚きで敬服させられたのがゲストで出演していたイギー・ポップ。
画面で久しぶりに見るイギーポップの姿は、他のミュージシャンをはるか超越した存在感だった。
狂気、パンク、ロック、ドラッグ、暴力の匂いが60歳を超えても消えてないみたいで。
でもなにかずっと遠い先に視線が向いているようで、周囲の流れなんて我関知せずの感もあり。
でもあの顔、体型、あの歌、踊りは、いまだ『パンクのゴッドファーザー』としての凄みがある。
そんなイギー・ポップを見ていて、なんとなく頭に浮かんだのがこの人だった。
大江慎也 - GO FOR THE PARTY (大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤ニ)
「大江慎也の狂気」などといくら周囲が評していても、
そもそも狂っている状態が理解できないことには、やはり狂気もなにも理解できないのであり、
イギー・ポップにしても大江慎也にしても、
ただ理解を超えたスタイルに魅力を感じているだけなのか?
これをまた理解しようと試みる。
どうも、どうどうめぐりに陥ってしまうのでだめだ。
(wikipedia参照)
☆公式サイト(閉鎖)
☆SHINYA OE WRITING(以前執筆されていたブログ、現在は閉鎖により閲覧不可)
☆SHINYA OE(本人執筆のブログ、2008年5月1日をもって閉鎖)
大江さん本人も自分のなかで、狂気のどうどう巡りを繰り返しているのかもしれない。
あるいは健康問題?創作上の重圧?金銭問題?なんちゃら権利問題?
自分には想像がつかないストレスであることは確かだろう。
でも、カリスマである大江慎也が、生きることにもがき、そんな姿を晒してくれる。
それだけで、自分もあがき続ける力が出てくるのを感じる。
この次、いつ折り合いをつけてファンの前に姿を現してくれるのだろう。
でも・・・大江慎也はまだまだ若いのだ。
イギー・ポップより一回り若い50才でしかないじゃないか。
The Silent Midnight (Rough version)
昨日のジュリー祭り90分を過ごしたあと、坂本龍一のインタビュー番組が90分放送された。
坂本龍一を90分出演させながら、曲は全くなしで。
インタビュアーは良くも悪くもNHK的な女子アナで、話しがかみあっているのかいないのか。
でもテレビ番組としてはまあまあ面白かったと思った。
そして続けざま放送されたのが、プリテンダーズのハイビジョンライブ。
時間はこれも90分間なので、この暮れの慌ただしい時期の夜中4時間半もテレビ小僧になる。
ゲストにはイギー・ポップという大盤振る舞いだ。
NHKもいったいどうしたんだろう?サービス良すぎ!
プリテンダーズのクリッシー・ハインドがデビューしたのは、彼女が28歳のときだったとのこと。
バンドが結成されたのが1978年らいなので、クリッシーももうすぐ還暦なのか。
西洋人に還暦もなにもないけど。
でも最近ミュージシャンの年齢ばかり気にしてないか?
おそらく自分は、自分でも気がつかないうちに自分の年齢とロックミュージシャンの年齢を比較して、
「まだまだやれる」と無意識に確認しているのかもしれない。
彼女もまたバリバリ現役のロックカーとして健在なのを確認して安心する。
それにしても驚きで敬服させられたのがゲストで出演していたイギー・ポップ。
画面で久しぶりに見るイギーポップの姿は、他のミュージシャンをはるか超越した存在感だった。
狂気、パンク、ロック、ドラッグ、暴力の匂いが60歳を超えても消えてないみたいで。
でもなにかずっと遠い先に視線が向いているようで、周囲の流れなんて我関知せずの感もあり。
でもあの顔、体型、あの歌、踊りは、いまだ『パンクのゴッドファーザー』としての凄みがある。
そんなイギー・ポップを見ていて、なんとなく頭に浮かんだのがこの人だった。
大江慎也 - GO FOR THE PARTY (大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤ニ)
「大江慎也の狂気」などといくら周囲が評していても、
そもそも狂っている状態が理解できないことには、やはり狂気もなにも理解できないのであり、
イギー・ポップにしても大江慎也にしても、
ただ理解を超えたスタイルに魅力を感じているだけなのか?
これをまた理解しようと試みる。
どうも、どうどうめぐりに陥ってしまうのでだめだ。
(wikipedia参照)
☆公式サイト(閉鎖)
☆SHINYA OE WRITING(以前執筆されていたブログ、現在は閉鎖により閲覧不可)
☆SHINYA OE(本人執筆のブログ、2008年5月1日をもって閉鎖)
大江さん本人も自分のなかで、狂気のどうどう巡りを繰り返しているのかもしれない。
あるいは健康問題?創作上の重圧?金銭問題?なんちゃら権利問題?
自分には想像がつかないストレスであることは確かだろう。
でも、カリスマである大江慎也が、生きることにもがき、そんな姿を晒してくれる。
それだけで、自分もあがき続ける力が出てくるのを感じる。
この次、いつ折り合いをつけてファンの前に姿を現してくれるのだろう。
でも・・・大江慎也はまだまだ若いのだ。
イギー・ポップより一回り若い50才でしかないじゃないか。
The Silent Midnight (Rough version)
2008年01月04日
メシ喰うな/INU
メシ喰うな
無性に聴きたくなるアルバムです。確かCDを2回買い直したなぁ。
80年代の音楽って、今聴くと恥ずかしくなるような音楽もいっぱいある。
でもパンク系はロックの中では確実にシェアを減らしているだろうけど、いわばジャズやクラシックのように、形があまり風化してないような気がする。
そして新しい音楽を聴きつつ、思い出したようにまたパンクに戻る自分がいます。
そのなかでも「メシ喰うな」は欠かせないアイテム。
過激な音楽性の反面、アレンジ面での緻密さが、他のパンクバンドと比べて際だたせた要因だと思う。
INUはこの「メシ喰うな」で日本のパンクの歴史に名を残したけど、その後、町田康が芥川賞を取って文壇に名を残すなんて誰が想像しただろうな。
ミュージシャンとしてより小説家としての知名度が上になったのかもしれないが、町田町蔵としての存在もいまだ消えてないことが少し嬉しい。
やっぱり音楽でまた勝負してほしいな。
私の好きなアーティスト - livedoor Blog 共通テーマ
無性に聴きたくなるアルバムです。確かCDを2回買い直したなぁ。
80年代の音楽って、今聴くと恥ずかしくなるような音楽もいっぱいある。
でもパンク系はロックの中では確実にシェアを減らしているだろうけど、いわばジャズやクラシックのように、形があまり風化してないような気がする。
そして新しい音楽を聴きつつ、思い出したようにまたパンクに戻る自分がいます。
そのなかでも「メシ喰うな」は欠かせないアイテム。
過激な音楽性の反面、アレンジ面での緻密さが、他のパンクバンドと比べて際だたせた要因だと思う。
INUはこの「メシ喰うな」で日本のパンクの歴史に名を残したけど、その後、町田康が芥川賞を取って文壇に名を残すなんて誰が想像しただろうな。
ミュージシャンとしてより小説家としての知名度が上になったのかもしれないが、町田町蔵としての存在もいまだ消えてないことが少し嬉しい。
やっぱり音楽でまた勝負してほしいな。
私の好きなアーティスト - livedoor Blog 共通テーマ
2007年12月20日
進化の過程
ライブ・イン・テキサス
ジャズ、ロック、クラシック、等々ほとんどのジャンルは私が音楽を聴き始めた時には既に出来上がったジャンルで、何の抵抗もなく聴くことが出来る音楽だった。もちろんそういったジャンルの音楽の中で様々な個性が存在するので、おなかいっぱいになり、特に型にこだわって音楽を聴くことはなくなったわけだが、ちょっと既存のジャンルから逸れた感のあるアプローチのミュージシャンには、つい耳を傾けてしまう。その面白さをリアルタイムに感じたのがパンクだと思う。新しい音楽に遭遇したというショックと、その後の世の中で高まっていった評価は、恐らく自分の感性の再確認のような関係でいつもつきまとっているのではないかと思うし、自分の感性なんてそんなものなんだろうなーとも思う。でもまたパンクのように、音楽の進化の過程に遭遇する機会がこないか、アンテナだけは張っておきたいと常々思う。
2007年12月18日
The Idiot/Iggy Pop
色々な意味でジャケ買いしてよかったと思う。
イギー・ポップの「The Idiot」。
The Idiot
今のようにネットですぐ情報を取ることが出来なかった当時、
イギー・ポップの名前すら知らなかった学生にとって、
巷で駄作だと叩かれていた事なんて知る由もなかった。
なんともいえない退廃的なニュアンスに都会の香りを感じ、
少し背伸びをして理解ふりをして聞いていた。
でもそれが、デビット・ボーイとも線でつながり、
ラモーンズ、ピストルズを受け止める下地となってくれたように思う。
でもやっぱりこの写真のインパクトは強かったな。
何を踊ってるんだろう?
沖縄の手踊りか?
イギー・ポップの「The Idiot」。
The Idiot
今のようにネットですぐ情報を取ることが出来なかった当時、
イギー・ポップの名前すら知らなかった学生にとって、
巷で駄作だと叩かれていた事なんて知る由もなかった。
なんともいえない退廃的なニュアンスに都会の香りを感じ、
少し背伸びをして理解ふりをして聞いていた。
でもそれが、デビット・ボーイとも線でつながり、
ラモーンズ、ピストルズを受け止める下地となってくれたように思う。
でもやっぱりこの写真のインパクトは強かったな。
何を踊ってるんだろう?
沖縄の手踊りか?