ハナレグミ
2009年07月26日
あなたはフジロック・フェスティバルに行きましたか? 09’夏
初日はひどい雨にたたられたようだが、最終日の今日も無事進行しているのだろう?(写真:産経新聞)。スカパー!に加入してない自分としては、WOWOW放映がなくなったことは痛手だが、どうせ現地の楽しさの何百分の1も味わえないのだろうから、このフラストレーションは、参加しないことには解消されない。オアシスやポール・ウェラー、忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラなどを筆頭にハナレグミ 、Chara筋肉少女帯・・・きりがないが、200余りのグループの中から、単体でもライブに足を運びたくなるようなアーティストだけでも20くいらいはありそうな豪華なこの催し物。実際現地に行く前からアーティストの下調べ、タイムスケジュールなど予習・計画も必須であろうし、3日間の野宿生活への準備もそこそこ大変だろうけど。たとえ、写真のような息の詰まるような状況であっても、雨風で過酷な状況であったとしても、「音楽」と「アウトドア」と「お祭り」が一緒に楽しめるこの贅沢は、やっぱり行く価値はあるだろう。
ところで、さあ自分が、と考えると・・・今の健康状態、体力、その他の状況をなんとかしないと、この先行く機会に恵まれる可能性は低いだろうと。。まあそのうちに・・・と希望だけは持っておきたい。
それはそうと、スマイリー原島は今年もMCだったのだろうか?
ところで、さあ自分が、と考えると・・・今の健康状態、体力、その他の状況をなんとかしないと、この先行く機会に恵まれる可能性は低いだろうと。。まあそのうちに・・・と希望だけは持っておきたい。
それはそうと、スマイリー原島は今年もMCだったのだろうか?
2009年07月12日
あいのわ / ハナレグミ
日曜日の昼下がり、なんとくつろげる音楽だろう。ハナレグミ。
とにかく平和な気分に、穏やかな気持ちにさせてくれる。
最新アルバム『あいのわ』というタイトルにはじまり、
『愛にメロディー』
『PEACE TREE』
『大安』
『あいまいにあいまい愛のまにまに』
『あいのこども』
といった曲名だけとってしまえば、なんだかえらく目出度いような、気恥ずかしいくらいに思ってしまいがちだが、自分のようなオヤジが聴いていても自然と感情移入できてしまうマジック。あの永積タカシの奇跡的な癒しの声にのせると、どんなべたべたしたテーマでも、さらりと臆面もなく受け入れることができる。
それにしても、もしハナレグミが結婚披露宴なんかにシークレット・サプライズで突然現れ、そしてギターで弾き語ってもらったりしたら、ハナレグミを知らない女性でも泣きだしてしまうのではないかな?
聴いていて思い出したのが、あの改心作「帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。」を良く聴いていた、情緒不安定だったころのこと。あれも確か梅雨時だったような?とにかく、へたな精神安定剤よりもずっと心をときほぐしてくれ、落ち着かせてくれる音だった。
あのアルバムの「男の子女の子」なんかは、矢野顕子がカバーしたBOOMも「中央線」のごとく、くるりが生み出した素材をつかって、見事に自分の世界に引き込んでいたものだ。
今回のアルバムでも唯一のカバー曲で、『PEOPLE GET READY』が入っているが、これがまた良い味を出している。ロッド・スチュワートが歌っていたのを久々に聴いてみたくなってCDを探すものの、ロッドのCDは1枚も持ってないではないか!。すごく自分の中に染みついている音楽だと思っていたが、ずいぶん昔から耳にしなくなっていただろうということに、ちょっと驚く。
それにしても、早く配線つないでアナログ盤の掘り起こしもじっくりしたいな〜。
アルバム後半には原田郁子による作詞曲が何曲かあり。
そういえば、ユニットも組んでいたと思うが、今は活動しているのかな?
なんとなく世界観やにじみでる人柄に共通項を感じてしまう2人だと思ってしまった。
その他にも、東京スカパラダイスオーケストラ(またここにも!)、スチャダラパー・BOSEも彩りを添える。
「…がしかし」のフレーズがいつまでも耳に残る『…がしかしの女』、初めて聴いたけど、マダムキラーのブルースなギター&シャウトにも興味をそそられた。
で、良い曲が揃っているこのCDだけど、なんといっても『光と影』は最高だった。
愛と平和に充ち満ちたなかに、その中心に位置する光りと影の歌詞が、
このアルバム全体をぎゅっと引き締めた感がある。
ほんと、いい。
だれでもない どこにもないぜ
僕だけの光りと影
光りの先の闇を見に行こう
光と影
だれでもない どこにもないぜ
僕だけの光りと影
闇の先の光りを見に行こう
光と影
聞かせてほしい 君の中にある
光と影
http://netafull.net/music/031209.html
2007年12月13日
帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。
帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。
ハナレグミのこのアルバムが心地いい。
自宅録音でとったごくシンプルな音。
屋外の音、虫の音や雨音も入り込んでたりして。
それがかえって、永積タカシの少年のような清々しいボーカルを引き立たせる。
その絶妙な空気感で幸せな気分になります。
そして自分の歌と曲への自信と愛着が込められているような気がする。
ミュージシャンだったら誰でもこんなアルバム作りたいと思うんじゃないかな?
こんな自信を持って力の抜けた、でも質の高いアルバム。
でも中でも一番私が好きな曲がくるりの「男の子と女の子」をカバーしたギターの弾き語りなんだなー。皮肉なことに。
原曲との甲乙をつけろと言われたら悩むイイ出来のこの演奏。
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