その他(洋楽)
2011年06月26日
久しぶりの更新。九州新幹線全線開通CM
前回の更新から1年以上が経っていた。速いもので。
止めていたハッキリとした理由はないし、書きたいことも度々あったりしたのに、
なんだか時間が経つにつれて更新するハードルを勝手に上げていっていたというか、
ブログを再開するキッカケを探していたような1年ちょっとの期間。
自分でも「いったい何なんだ?」という思いもあるのだが。
こうやってブログを書くのも少し新鮮な感覚がある。
自分で自分の感情に整理がつかない事はしばしばあるものだが、
そんななかでも理由がハッキリ分析できないような生理現象と感覚に驚いてしまって。
YoutubeにアップされているテレビCMを見ていて、涙が止まらなくなった。それも嗚咽までして。
なぜ?この映像で自分は涙しているのか?と終わるまでの3分間「?」を感じながら見ていた。
JR九州新幹線が全線で開通したのが3月12日。
3.11の影響でTV放映されることのなかったこの「JR九州/祝!九州キャンペーン」CM。
そんな不遇なCMだが、今回カンヌ国際広告祭という舞台で金賞を受賞したとのこと。
震災直後からこのCMの存在は知っていたし、とってもいいCMだとも思っていたのだが、
あのCMが海外で賞を獲ったのか!と改めて観てみた今回、そしてなぜか泣いてしまうことに。
確かにこの映像を見ると日本の多くの人が震災、復興の状況とオーバーラップさせるだろうし、
日本の作品が海外で賞を獲るという高揚感や、九州が舞台になっている親近感があったり、
流れている曲もマイア・ヒラサワさんの歌声も素晴らしいものだと思う。
ただ、このシンプルな映像の何処にそこまで心を揺らすツボがあるのか、
いろいろ自分に問いかけてみたけど、やっぱり少し不思議な気がする。
この映像には、自分の感情を読み解いたりコントロールするヒントが隠されているかも?
軽い疑問を感じながら、でも単純に泣くことができて気分はスッキリした。
止めていたハッキリとした理由はないし、書きたいことも度々あったりしたのに、
なんだか時間が経つにつれて更新するハードルを勝手に上げていっていたというか、
ブログを再開するキッカケを探していたような1年ちょっとの期間。
自分でも「いったい何なんだ?」という思いもあるのだが。
こうやってブログを書くのも少し新鮮な感覚がある。
自分で自分の感情に整理がつかない事はしばしばあるものだが、
そんななかでも理由がハッキリ分析できないような生理現象と感覚に驚いてしまって。
YoutubeにアップされているテレビCMを見ていて、涙が止まらなくなった。それも嗚咽までして。
なぜ?この映像で自分は涙しているのか?と終わるまでの3分間「?」を感じながら見ていた。
JR九州新幹線が全線で開通したのが3月12日。
3.11の影響でTV放映されることのなかったこの「JR九州/祝!九州キャンペーン」CM。
そんな不遇なCMだが、今回カンヌ国際広告祭という舞台で金賞を受賞したとのこと。
震災直後からこのCMの存在は知っていたし、とってもいいCMだとも思っていたのだが、
あのCMが海外で賞を獲ったのか!と改めて観てみた今回、そしてなぜか泣いてしまうことに。
確かにこの映像を見ると日本の多くの人が震災、復興の状況とオーバーラップさせるだろうし、
日本の作品が海外で賞を獲るという高揚感や、九州が舞台になっている親近感があったり、
流れている曲もマイア・ヒラサワさんの歌声も素晴らしいものだと思う。
ただ、このシンプルな映像の何処にそこまで心を揺らすツボがあるのか、
いろいろ自分に問いかけてみたけど、やっぱり少し不思議な気がする。
この映像には、自分の感情を読み解いたりコントロールするヒントが隠されているかも?
軽い疑問を感じながら、でも単純に泣くことができて気分はスッキリした。
2009年09月09日
09・09・09 Beatles そして 坂本九
初回出荷枚数が100万枚というのは、深刻なCD不況のご時世にあってインパクトが大きすぎで。
今の2009年09月09日にどんな意味があるのかはよく知らないのだけれど。
でも、この先50年後に過去を振り返ったとしたら、ビートルズの偉大さを後世に伝える中継ポイントとなる日になるのではないか、と考えるとちょっと貴重な日にも思えてくる。
ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターCDとして発売された今日。
ビートルズを子守歌に育った自分にとっては、もう曲の良さについては語る言葉を持ち合わせない。
09日00時に発売した日本に限って言えば、「世界一早い発売」というプレミアがひとつ追加される。
様々なイベントや仕掛けがこの日に向かって計画されて、そして恐らく予定通りの成功を収めるのだろう。
一月も前から、100万枚の出荷を大々的に宣伝するという自信満々のプロモーション。
日本では我が国営放送NHKまでもがCD発売前に『よみがえるビートルズ』を放送し、
CDが発売された後にさらに『よみがえるビートルズ:完全版』を放送するという念の入れようだ。
12時間にわたるカウントダウン ザ・ビートルズ 213@赤坂BLITZは、09時09分にスタートされたようで。
ここまで09を揃えると、09秒09百分の一秒までこだわわるか・・・もう、そんな勢いだ。
もしかすると、THE BEATLES『1』の発売が社会現象になった時に、既にこの全作リマスターの既定路線は出来ていたのかもしれないなぁ。いや、その前に発売されたリマスター&リミックス『イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜』の発売が1999年09月だったというのも計画の一部だったのだろうか。それにしても、40年前の音源が今でも色あせずに使用できるということ自体が、まさに驚異だろう。
今のところCD購入は世間の反応待ち、というスタンスを決め込む自分にとっては、次回のタモリ倶楽部で「タモリ、萩原健太 、近田春夫、おぎやはぎがビートルズ新旧CDを聞き比べる」という出色の企画が非常に楽しみだなということと、椎名林檎や高橋幸宏らが参加するカヴァー・アルバム『LOVE LOVE LOVE』の発売も待ち遠しい、といった感じで今回のお祭り騒ぎを横目で見る。
そうそう、「ビートルズ・ロックバンド」というTVゲームも9日発売されるらしく。TVゲームはあまりやらない性分だが、これにはちょっと触手が伸びそうだ。
全作リマスターを購入する比較的お金に余裕がある大人達にとっては、このさい旧作も全部揃えたくなる気持ちや、いっそオーディオセット自体もグレードアップして音の違いを味わいたい衝動を抑えられない人が多発しないのかな?版権を持つマイケル・ジャクソンの遺産を相続するであろう人々は、マイケル本人亡き後の驚異的セールスも重なり、凄いことになっているのかな。いろいろなところで特需の予感もする。
ところで「9」といえば、日本が誇る同じく全米NO1ソング「スキヤキソング」を残した坂本九が居らせられる。どこかのTV番組の中で、なんだかビートルズに乗っかるような紹介がでされていたのを目にしたが、そこで99曲を収録したというアルバム『ベスト・坂本九・99』が一昨年の9月に発売されていたことも知ることに。
いったい今日は、どれだけの「9」の文字が踊ったのだろうと思うと、
なぜか少しだけ重苦しい気分になってしまった。
さて次のキリ番イベントはいつだろうか?と考える商売人も多いことだろう。
世紀の日、2222年02月22日22時22分22秒に向けて、いったいどんな凄いイベントが組まれるのか?
立ち会えないのが残念なところ。
今の2009年09月09日にどんな意味があるのかはよく知らないのだけれど。
でも、この先50年後に過去を振り返ったとしたら、ビートルズの偉大さを後世に伝える中継ポイントとなる日になるのではないか、と考えるとちょっと貴重な日にも思えてくる。
ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターCDとして発売された今日。
ビートルズを子守歌に育った自分にとっては、もう曲の良さについては語る言葉を持ち合わせない。
09日00時に発売した日本に限って言えば、「世界一早い発売」というプレミアがひとつ追加される。
様々なイベントや仕掛けがこの日に向かって計画されて、そして恐らく予定通りの成功を収めるのだろう。
一月も前から、100万枚の出荷を大々的に宣伝するという自信満々のプロモーション。
日本では我が国営放送NHKまでもがCD発売前に『よみがえるビートルズ』を放送し、
CDが発売された後にさらに『よみがえるビートルズ:完全版』を放送するという念の入れようだ。
12時間にわたるカウントダウン ザ・ビートルズ 213@赤坂BLITZは、09時09分にスタートされたようで。
ここまで09を揃えると、09秒09百分の一秒までこだわわるか・・・もう、そんな勢いだ。
もしかすると、THE BEATLES『1』の発売が社会現象になった時に、既にこの全作リマスターの既定路線は出来ていたのかもしれないなぁ。いや、その前に発売されたリマスター&リミックス『イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜』の発売が1999年09月だったというのも計画の一部だったのだろうか。それにしても、40年前の音源が今でも色あせずに使用できるということ自体が、まさに驚異だろう。
今のところCD購入は世間の反応待ち、というスタンスを決め込む自分にとっては、次回のタモリ倶楽部で「タモリ、萩原健太 、近田春夫、おぎやはぎがビートルズ新旧CDを聞き比べる」という出色の企画が非常に楽しみだなということと、椎名林檎や高橋幸宏らが参加するカヴァー・アルバム『LOVE LOVE LOVE』の発売も待ち遠しい、といった感じで今回のお祭り騒ぎを横目で見る。
そうそう、「ビートルズ・ロックバンド」というTVゲームも9日発売されるらしく。TVゲームはあまりやらない性分だが、これにはちょっと触手が伸びそうだ。
全作リマスターを購入する比較的お金に余裕がある大人達にとっては、このさい旧作も全部揃えたくなる気持ちや、いっそオーディオセット自体もグレードアップして音の違いを味わいたい衝動を抑えられない人が多発しないのかな?版権を持つマイケル・ジャクソンの遺産を相続するであろう人々は、マイケル本人亡き後の驚異的セールスも重なり、凄いことになっているのかな。いろいろなところで特需の予感もする。
ところで「9」といえば、日本が誇る同じく全米NO1ソング「スキヤキソング」を残した坂本九が居らせられる。どこかのTV番組の中で、なんだかビートルズに乗っかるような紹介がでされていたのを目にしたが、そこで99曲を収録したというアルバム『ベスト・坂本九・99』が一昨年の9月に発売されていたことも知ることに。
いったい今日は、どれだけの「9」の文字が踊ったのだろうと思うと、
なぜか少しだけ重苦しい気分になってしまった。
さて次のキリ番イベントはいつだろうか?と考える商売人も多いことだろう。
世紀の日、2222年02月22日22時22分22秒に向けて、いったいどんな凄いイベントが組まれるのか?
立ち会えないのが残念なところ。
2009年08月05日
Deutsche Musik
ミュンヘンから一時帰国した友人と久々の再会した後、そういえばドイツのミュージシャンといったら?と思いを巡らした。
クラシックならゴロゴロ馴染みある名前が出てきそうだけど、最近の人はというと、あまり聴いてなさそうな気がする。
数少ない記憶のあるミュージシャンとしては、
・マイケル・シェンカー・・・ギター小僧だった昔、結構聴いていたなー。あのジョニーBグッドは衝撃だった。
・クラフトワーク・・・そんなに趣味だったわけではないけど、やっぱり耳に残るピコピコ。
・アインシュツルテンゼ・ノイバウテン・・・よく理解しないままだったけど「ノイズ系」が流行った頃の記憶。
・クラウス・ノミ・・・エイズで亡くなった後に知ったミュージシャン。ガスおじさんみたいな風貌とハイトーンの声が怪奇的だった。
こうやって思い出しても、なんだか振り切ってるミュージシャンが多い気がする。お国柄なのか?
そんなドイツ音楽の中でも自分の中で別格なのがクルト・ワイルかなぁ。
この音楽家に興味を持つきっかけは、スティングやトム・ウェイツが参加していたので聴くことになったいたクルト・ワイルのトリビュートアルバム。
『Lost in the Stars / The Music of Kurt Weill』
今思えば、スティング、トム・ウェイツの他にも、マリアンヌ・フェイスフル、ルー・リード、トッド・ラングレンといった蒼々たるメンツの圧倒的な音楽に、クルト・ワイルの存在を後追いで知ることに。後追いといえば、サッチモのマック・ザ・ナイフが、このクルトワイル・三文オペラの『The Ballad of Mac the Knife』だったことを知ったのもそうだった。
そして、このアルバムきっかけ、Tom Waitsつながりとしても好きになったウテ・レンパー。
『Kurt Weill / Ute Lemper』
このアルバムの毅然とした歌いっぷりのドイツ語曲を聴いていると、いや、美しいなと感心してしまう。
ちなみに改めて曲名を確認したら、その中に「Moritat Von Mackie Messer」とあり。
そうだった。マック・ザ・ナイフの事をモリタートと呼んでいたことを思い出し。
辞書で調べたら、Moritat = Ballad となっていて、そうか、そういう意味だったのかと今になって理解する。
旧友との再会が、こういう音楽との出会いも思い出すきっかけになった事も、また嬉しく。
クラシックならゴロゴロ馴染みある名前が出てきそうだけど、最近の人はというと、あまり聴いてなさそうな気がする。
数少ない記憶のあるミュージシャンとしては、
・マイケル・シェンカー・・・ギター小僧だった昔、結構聴いていたなー。あのジョニーBグッドは衝撃だった。
・クラフトワーク・・・そんなに趣味だったわけではないけど、やっぱり耳に残るピコピコ。
・アインシュツルテンゼ・ノイバウテン・・・よく理解しないままだったけど「ノイズ系」が流行った頃の記憶。
・クラウス・ノミ・・・エイズで亡くなった後に知ったミュージシャン。ガスおじさんみたいな風貌とハイトーンの声が怪奇的だった。
こうやって思い出しても、なんだか振り切ってるミュージシャンが多い気がする。お国柄なのか?
そんなドイツ音楽の中でも自分の中で別格なのがクルト・ワイルかなぁ。
この音楽家に興味を持つきっかけは、スティングやトム・ウェイツが参加していたので聴くことになったいたクルト・ワイルのトリビュートアルバム。
『Lost in the Stars / The Music of Kurt Weill』
今思えば、スティング、トム・ウェイツの他にも、マリアンヌ・フェイスフル、ルー・リード、トッド・ラングレンといった蒼々たるメンツの圧倒的な音楽に、クルト・ワイルの存在を後追いで知ることに。後追いといえば、サッチモのマック・ザ・ナイフが、このクルトワイル・三文オペラの『The Ballad of Mac the Knife』だったことを知ったのもそうだった。
そして、このアルバムきっかけ、Tom Waitsつながりとしても好きになったウテ・レンパー。
『Kurt Weill / Ute Lemper』
このアルバムの毅然とした歌いっぷりのドイツ語曲を聴いていると、いや、美しいなと感心してしまう。
ちなみに改めて曲名を確認したら、その中に「Moritat Von Mackie Messer」とあり。
そうだった。マック・ザ・ナイフの事をモリタートと呼んでいたことを思い出し。
辞書で調べたら、Moritat = Ballad となっていて、そうか、そういう意味だったのかと今になって理解する。
旧友との再会が、こういう音楽との出会いも思い出すきっかけになった事も、また嬉しく。
2009年07月25日
赤頭巾ちゃんの行き着く先
Slagsmålsklubben - Sponsored by destiny
矢野顕子さんの次回作アルバムにに入れて欲しい曲のリクエスト、というのがあり、その投票結果が気になってmyspaceを覗いていた。結果発表はまだだった。そのページからぶらぶらとユーザーやミュージシャンを渡り歩いて。有名無名、国もさまざま、ジャンルもわからない玉石混合の世界から、今夜最後に行き着いたのが「Slagsmålsklubben」。どうやらスエーデンのグループらしい。新しいネットワーク、新しいジャンル、新しい解釈、新しい技術、、、世界はどこまでも止まらない。
2009年02月26日
サラ・ブライトマンの成功
今日の福岡国際センターはどれだけに凄かったのだろう?
BARKSに初日・日本武道館の豪華絢爛模様が紹介されている。
http://www.barks.jp/news/?id=1000047351
御年48歳(とwikiにあったが、建前は非公表?)とは思えない、お姿も全然いけてるサラ・ブライトマン。
記事中にもあるが、高額チケットを、
日本武道館→福岡国際センター→日本ガイシホール→大阪城ホール→日本武道館→日本武道館
とほぼ完売しているらいしい。
実力と容姿と曲に恵まれて、さらに恐らく相当な努力で今の位置を維持しているのはまちがいないだろう。
もっとも、「千の風になって」の秋川雅史も、クラシックの専門家は辛い評価を下しているというような話しを聞くと、そんな真贋を見抜く力がない自分がオペラ歌手としてのサラ・ブライトマンの凄さを理解しているとは到底思えない。ただ『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を聴くと脊髄反射のように鳥肌が立つこの事実は、専門家の評価など別に気にすることはないのだという思いを後押ししてくれる。ただそれだけ。
サラ・ブライトマンのような景気の良いミュージシャンがいる一方で、最近どこの国も不景気のさなか、パトロン達の力が弱まっているであろうクラシック音楽界、特に莫大なお金を必要とするオペラ音楽の関係者などの窮状は容易に想像する事ができる。
芸術と娯楽の境目を意識することもない自分は、クラシック音楽だってもっと戦略的なマーケティングを…とかなんとか無責任なことを書いたり出来るが、当事者の方々はこのビルボードのクラシックとダンス音楽部門で同時に1位を獲るようなサラ・ブライトマンのクロスオーバーな成功をどう捉えているのだろう?
冷静に分析したりしているのかな?
教育の問題だと諦めている感じなのかな?
はなっから芸術は一般大衆に支えられるものではないとかいう考えなのだろうか?
今も昔もクラシック音楽(芸術)の趣味と経済力はかなり相関がありそうだけど、そんなものはあんまり認めたくもないので、クラシック音楽関係者にはめげずに頑張っていって欲しいと願ってやまない。
好きな音楽で生活を送られるということは、本当にうらやましい特別なことなので。
2009年02月25日
謎のDr.X
今、世間をさわがせているNHKに対する嫌がらせ。
福岡の現NHKはご近所なので、一昨日は爆発音と思われる「ドスッ」という鈍い雷のような音を聞いていた。
時間的にあれがNHKでの爆発だろうなとあとから気づき、そうするとニュース記事が急に身近に感じてくる。
今日いつものように歩いて横切ったのは旧NHK跡地、今は岩田屋のある福岡天神。
そしてまたすぐ近くの郵便局に着いた旧NHK跡地の住所宛になっている銃弾らしきものが入った不審な郵便物が、警察に押収されたらしい。
なぜいま「赤報隊」なのか?なぜわざわざ昔の住所に郵便物を送りつけたのか?これはテロなの?
いつもなら日々報道される一事件なのだが、にわかに疑問と不安が湧いてくる。
いかに日頃から問題意識が欠如しているということか。
自分の行動範囲で事件が起きないと、まったく想像力が働いていない脳天気な自身が浮き彫りだ。
夕刻、その旧NHK跡・岩田屋の近くで打ち合わせの予定があり、その時間までまだ約30分ある。
そこで、時間つぶしにこれまた岩田屋から近い警固公園をふらふら、ぶらぶら。
すると気持ちの良いJAZZサックスの調べに引き寄せられ。
自分よりはるかに縦も横も大きい男が一人、太い音でサックスを吹いていた。
ストリートミュージシャンにしては相当上手い。
時間まで2、3曲は聴けるかな?と思いながら遠巻きに楽しむ。
「どてら」のようなコートを羽織った黒人の彼は、黙々と演奏を続けていた。
その演奏技量のわりには足を止める人が少ない。ストリートではそんなものなのかな。
どこでどういういきさつがあって、この福岡の公園でサックスを吹くことになったのだろう?
そんな興味がわいてきて。その足もとに手売りのCDが数枚置かれているのが目に入り。
そしてちょうど演奏が切れた曲間に目が合ってしまった。
これは当然CD買うしかないでしょう。「一枚下さい」と催眠術にかかったように。
CDを受け取ると、「いつもここでやってるから、また聴きに来てくれよ!」と(たぶん)言われ、握手を交わして約束の場所に向かった。
ジャケ買いは幾度もあるが、目を合わされて買っちまったのは初めてかも。
『Dr.X』というクレジットの『Paradigm』。
基本は打ち込み中心のミクスチャーJAZZという感じだが、思いのほかしっかりとした録音で、
そしてやっぱりちゃんとしたミュージシャンだった。
うーん、ますますミステリアスな男だな。Dr.X!
福岡の現NHKはご近所なので、一昨日は爆発音と思われる「ドスッ」という鈍い雷のような音を聞いていた。
時間的にあれがNHKでの爆発だろうなとあとから気づき、そうするとニュース記事が急に身近に感じてくる。
今日いつものように歩いて横切ったのは旧NHK跡地、今は岩田屋のある福岡天神。
そしてまたすぐ近くの郵便局に着いた旧NHK跡地の住所宛になっている銃弾らしきものが入った不審な郵便物が、警察に押収されたらしい。
なぜいま「赤報隊」なのか?なぜわざわざ昔の住所に郵便物を送りつけたのか?これはテロなの?
いつもなら日々報道される一事件なのだが、にわかに疑問と不安が湧いてくる。
いかに日頃から問題意識が欠如しているということか。
自分の行動範囲で事件が起きないと、まったく想像力が働いていない脳天気な自身が浮き彫りだ。
夕刻、その旧NHK跡・岩田屋の近くで打ち合わせの予定があり、その時間までまだ約30分ある。
そこで、時間つぶしにこれまた岩田屋から近い警固公園をふらふら、ぶらぶら。
すると気持ちの良いJAZZサックスの調べに引き寄せられ。
自分よりはるかに縦も横も大きい男が一人、太い音でサックスを吹いていた。
ストリートミュージシャンにしては相当上手い。
時間まで2、3曲は聴けるかな?と思いながら遠巻きに楽しむ。
「どてら」のようなコートを羽織った黒人の彼は、黙々と演奏を続けていた。
その演奏技量のわりには足を止める人が少ない。ストリートではそんなものなのかな。
どこでどういういきさつがあって、この福岡の公園でサックスを吹くことになったのだろう?
そんな興味がわいてきて。その足もとに手売りのCDが数枚置かれているのが目に入り。
そしてちょうど演奏が切れた曲間に目が合ってしまった。
これは当然CD買うしかないでしょう。「一枚下さい」と催眠術にかかったように。
CDを受け取ると、「いつもここでやってるから、また聴きに来てくれよ!」と(たぶん)言われ、握手を交わして約束の場所に向かった。
ジャケ買いは幾度もあるが、目を合わされて買っちまったのは初めてかも。
『Dr.X』というクレジットの『Paradigm』。
基本は打ち込み中心のミクスチャーJAZZという感じだが、思いのほかしっかりとした録音で、
そしてやっぱりちゃんとしたミュージシャンだった。
うーん、ますますミステリアスな男だな。Dr.X!
2009年02月24日
Tower of Power
Tower of Power / Tower of Power
今日は福岡→長崎→福岡という西九州往復の一日。
昨日は夜まで寝ていたので、やり残した仕事を朝までにかたずけて博多駅に向かうと、
人身事故の為ダイヤがめちゃくちゃになっていて。
一時間ちかくプラットホームの行列に並んで、やっと電車に乗ったら満員で座席に座れず。
行きの電車の中で確認しておこうと思っていた資料を電車に揺られながらながめる。
さらに一時間近く立っているとなぜか脂汗がでてきて意識を失いそうになり。
これはいかんと資料をしまい、目を閉じ、ただ時間が過ぎるのを待つ。
やっと空いた席に崩れるように身体を落とし、また意識が遠のく。
いかんいかんと音楽で気合い一発をと。
無作為に流れたのが『Tower of Power』のこのアルバムだった。
乾いたファンクのビートとホーンセクションがあまりに現実離れしていて、
これでもう眠りに落ちることはないだろうと確信した瞬間に、あっけなく落ちていた。
・・・
目が覚めた瞬間に、降りるはずの駅はもうすぎていたことに気がつく。
まあいいや。どうせ全部JRのせいにするつもりだから。
2009年02月20日
ありふれた奇跡 / Enya
『ありふれた奇跡』オリジナル・サウンドトラック
アーティスト:TVサントラ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009-03-11
揺れ動く心を見透かされているような気分になる「ありふれた奇跡」。
こんなおだやかな進行なのに、心はおだやかでないドラマ。
感じる人と感じない人の溝は埋まるのか?
それとも、そもそも埋める必要もないのか?
とりあえず、今日はエンヤを流しながら、眠りにはいっていこう。
『Dreams Are More Precious』
おやすみなさい。。。
アーティスト:TVサントラ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009-03-11
揺れ動く心を見透かされているような気分になる「ありふれた奇跡」。
こんなおだやかな進行なのに、心はおだやかでないドラマ。
感じる人と感じない人の溝は埋まるのか?
それとも、そもそも埋める必要もないのか?
とりあえず、今日はエンヤを流しながら、眠りにはいっていこう。
『Dreams Are More Precious』
おやすみなさい。。。
2009年01月06日
ユニコーンにクラプトン&ジェフベック、、もう満腹
ユニコーンツアー2009「蘇える勤労」決まったみたいだなぁ。
ニューシングルが2月4日、ニューアルバムは2月18日ときて、マリンメッセ福岡が4月5日かぁ。
盛り上がりそうだけど、4月の予定なんて立てられないし、働く男になるしかないか・・・
と思っていたら、日曜日だと。
そして同じ今日、もう一つのニュース。
エリック・クラプトン&ジェフ・ベックが日本競演の奇跡。しかも日本でのみだって。
いったんはあきらめて忘れたふりをしていたジェフ・ベックのZepp Fukuokaだけど、ああまたぶり返した。
さいたまスーパーアリーナは祭りになるな。
実に悩ましい2つのニュースだ。
共にBARKS。煽ってくれるなっ。
80年代後半から90年代前半に起きた一大ムーヴメント、バンドブーム。そのバンドブームの牽引者的存在であり、絶大な影響力と支持を誇ったユニコーンが、1993年の解散から16年の歳月を経て再結成する。しかも、まさかの新作を携えて。まずは、2月4日にシングル「WAO!」を、そして2月18日にアルバム『シャンブル』をリリース。さらに、さらに3月からは大規模な全国ツアー<ユニコーンツアー2009「蘇える勤労」>が行なわれることも決定した。
http://www.barks.jp/news/?id=1000046132
ロック・ギタリストの最高峰、エリック・クラプトンとジェフ・ベックの競演コンサートが、ここ日本でのみ実施されることが決定した。エリック・クラプトンは、2月12日から2月28日まで大阪城ホールと日本武道館で。そしてジェフ・ベックは2月6日から2月19日まで東京・横浜・名古屋・金沢・福岡・大阪公演と、同時期に単独でそれぞれ来日公演を行なう。同じ時期に日本にいるなら、いっそのこと同じステージで競演してもらいたい、そんなファンの希望が実現することになる。
2009年2月21日(土)さいたまスーパーアリーナ
2009年2月22日(日)さいたまスーパーアリーナ
http://www.barks.jp/news/?id=1000046130
ニューシングルが2月4日、ニューアルバムは2月18日ときて、マリンメッセ福岡が4月5日かぁ。
盛り上がりそうだけど、4月の予定なんて立てられないし、働く男になるしかないか・・・
と思っていたら、日曜日だと。
そして同じ今日、もう一つのニュース。
エリック・クラプトン&ジェフ・ベックが日本競演の奇跡。しかも日本でのみだって。
いったんはあきらめて忘れたふりをしていたジェフ・ベックのZepp Fukuokaだけど、ああまたぶり返した。
さいたまスーパーアリーナは祭りになるな。
実に悩ましい2つのニュースだ。
共にBARKS。煽ってくれるなっ。
80年代後半から90年代前半に起きた一大ムーヴメント、バンドブーム。そのバンドブームの牽引者的存在であり、絶大な影響力と支持を誇ったユニコーンが、1993年の解散から16年の歳月を経て再結成する。しかも、まさかの新作を携えて。まずは、2月4日にシングル「WAO!」を、そして2月18日にアルバム『シャンブル』をリリース。さらに、さらに3月からは大規模な全国ツアー<ユニコーンツアー2009「蘇える勤労」>が行なわれることも決定した。
http://www.barks.jp/news/?id=1000046132
ロック・ギタリストの最高峰、エリック・クラプトンとジェフ・ベックの競演コンサートが、ここ日本でのみ実施されることが決定した。エリック・クラプトンは、2月12日から2月28日まで大阪城ホールと日本武道館で。そしてジェフ・ベックは2月6日から2月19日まで東京・横浜・名古屋・金沢・福岡・大阪公演と、同時期に単独でそれぞれ来日公演を行なう。同じ時期に日本にいるなら、いっそのこと同じステージで競演してもらいたい、そんなファンの希望が実現することになる。
2009年2月21日(土)さいたまスーパーアリーナ
2009年2月22日(日)さいたまスーパーアリーナ
http://www.barks.jp/news/?id=1000046130
2008年12月10日
JOAO公演中止と、ストーンズと、ひと区切り、の3個
昨日、12日からの来日公演にエールを送ったばかりだったのに。
またまた残念なお知らせがあった。これが今日の話題の1個目。
12月13日(土)、14日(日)に東京国際フォーラムで予定されていたジョアン・ジルベルトの来日公演が中止になった。中止の理由は、「来日に向け腰痛の治療を続けて参りましたが、ブラジル-日本間の長距離渡航が可能になるまで回復せず、やむを得ず」とのこと。
11月の公演が中止になり「12月こそは」という思いがあったでしょうが、ブラジル−日本という距離感すら湧かない距離は、77歳のお身体には厳しすぎるはずなのは明らかで。残念だけど正にやむを得ずというところか。むしろ11月中止の1ヶ月後にまた地球の裏から訪れようとトライしてくださったことに、日本と日本のファンに対する愛情も感じられて、嬉しくもあり恐縮してしまう。しかし自分が行く予定のライブではなかったので、こんなお気楽に語ってしまうのかもしれない。チケットをお持ちの方々で、そのチケットを払い戻さずに記念に持っていようとするくらいのファンもおられるかもしれない。複雑な気持ちだろうな〜。
2個目は映画。
ザ・ローリング・ストーンズ『シャイン・ア・ライト』を観ました。
明日にでもこのブログに感想を乗せようかな。
3個目は、今朝書いたダニーボーイの記事の内容。これはひどかった。
今現在、丸々2日は寝てないというのに、今の自分のほうが朝7時の自分より幾分ましらしい。youtubeを8個も並べて何をしたかったんだか、自分でも消してしまいたいくらい。でも、この恥ずかしい感覚は、そんな追い込まれていた状態から快方に向かいはじめた証かもと前向きにも考えてみる。
ちなみに先程8個同時に再生してみたら、まるでルーリードの『ベルリン』の入りの部分みたいなぐちゃぐちゃな感じがして、シラフなのにもどしそうな気分に。
今日で自分の中に持つ問題のハードルを一つ越えられた感じがする。それでも問題は山積みで、どこから片付けたらいいのか、まだ糸口をこれから探していかなければならない状態。
それにしても、今日は絶望、希望、緊張、興奮と、あと人の情の温かさを感じるジェットコースターのような一日を過ごさせていただいた。あとは深い眠りに落ちるだけ。
またまた残念なお知らせがあった。これが今日の話題の1個目。
12月13日(土)、14日(日)に東京国際フォーラムで予定されていたジョアン・ジルベルトの来日公演が中止になった。中止の理由は、「来日に向け腰痛の治療を続けて参りましたが、ブラジル-日本間の長距離渡航が可能になるまで回復せず、やむを得ず」とのこと。
11月の公演が中止になり「12月こそは」という思いがあったでしょうが、ブラジル−日本という距離感すら湧かない距離は、77歳のお身体には厳しすぎるはずなのは明らかで。残念だけど正にやむを得ずというところか。むしろ11月中止の1ヶ月後にまた地球の裏から訪れようとトライしてくださったことに、日本と日本のファンに対する愛情も感じられて、嬉しくもあり恐縮してしまう。しかし自分が行く予定のライブではなかったので、こんなお気楽に語ってしまうのかもしれない。チケットをお持ちの方々で、そのチケットを払い戻さずに記念に持っていようとするくらいのファンもおられるかもしれない。複雑な気持ちだろうな〜。
2個目は映画。
ザ・ローリング・ストーンズ『シャイン・ア・ライト』を観ました。
明日にでもこのブログに感想を乗せようかな。
3個目は、今朝書いたダニーボーイの記事の内容。これはひどかった。
今現在、丸々2日は寝てないというのに、今の自分のほうが朝7時の自分より幾分ましらしい。youtubeを8個も並べて何をしたかったんだか、自分でも消してしまいたいくらい。でも、この恥ずかしい感覚は、そんな追い込まれていた状態から快方に向かいはじめた証かもと前向きにも考えてみる。
ちなみに先程8個同時に再生してみたら、まるでルーリードの『ベルリン』の入りの部分みたいなぐちゃぐちゃな感じがして、シラフなのにもどしそうな気分に。
今日で自分の中に持つ問題のハードルを一つ越えられた感じがする。それでも問題は山積みで、どこから片付けたらいいのか、まだ糸口をこれから探していかなければならない状態。
それにしても、今日は絶望、希望、緊張、興奮と、あと人の情の温かさを感じるジェットコースターのような一日を過ごさせていただいた。あとは深い眠りに落ちるだけ。