その他(邦楽)
2011年08月02日
rei harakami
以前、無性にジャズバンドのE.S.T.の音に癒されていた時期があって、しきりに繰り返して聴いていたその同時期にリーダーのエスビョルン・スヴェンソンが亡ってしまい、まるで虫の知らせか?とひどく脱力した覚えがある。急死したのが自分と同年代の44才という年齢だったこともあり、その時は強く心を乱された。
E.S.T. Believe Beleft Below
今回はそれが再現されたような感覚に陥る。
rei harakamiさんが先月27日に急死されたことを知る。40才だった。
ハラカミさんの音楽は矢野顕子さんのアルバム曲への参加で興味を持ったのがきっかけだった。矢野さんが独自世界遺産に認定するほど独特の音作りは、どんな曲もレイ・ハラカミが参加することでその色に染めてしまうから、まったくすごい。3.11でショックを受けた精神状態のなかで、あまり抵抗なく耳に入ってくる数少ない音だったので、好んでよく流していたこの何か月か。こんなカタチでまた心に刻まれてしまうとは。なんともやりきれない。
もうrei harakamiもyanokamiも、もう新作を聴けないのか?思ったら、本当に悲しくなってしまった。
Akiko Yano Official Websiteより抜粋
今回はそれが再現されたような感覚に陥る。
rei harakamiさんが先月27日に急死されたことを知る。40才だった。
ハラカミさんの音楽は矢野顕子さんのアルバム曲への参加で興味を持ったのがきっかけだった。矢野さんが独自世界遺産に認定するほど独特の音作りは、どんな曲もレイ・ハラカミが参加することでその色に染めてしまうから、まったくすごい。3.11でショックを受けた精神状態のなかで、あまり抵抗なく耳に入ってくる数少ない音だったので、好んでよく流していたこの何か月か。こんなカタチでまた心に刻まれてしまうとは。なんともやりきれない。
もうrei harakamiもyanokamiも、もう新作を聴けないのか?思ったら、本当に悲しくなってしまった。
Akiko Yano Official Websiteより抜粋
「life is so very unpredictable.」
Why you?
The new and improved yanokami作ってた最中でした。
ニューヨークでライブやりたかったよね。
そしたらわたしご飯つくるから。
ハラカミさんの水菜とあぶらげの炊いたん、
おいしいんでしょ?
私の20倍の発汗量。
このまえストロベリーショートケーキ食べたとき、
大きい方あげたのにさ。
わたしiPhone使えるようになってきたのよ。
twitterだって始めたさあ。手伝ってもらってだけど。
知ってた?
もっとやさしくしてあげればよかった。。。。
顕子 of Yanokami
Friday, 7.29.2011 at 12:00 AM
2009年09月01日
チャットモンチー Live in 武道館
最近のロックバンドの中でも、特に気になっているチャットモンチー。
去年4月に行われた武道館ライブのライブ映像を遅ればせながら観る。
やっぱりいいバンドだなぁ。この女3ピースバンドは、カッコイイやらカワイイやらで。とにかく凄すぎる。
ギター橋本絵莉子の曲はどれも魅力的で、いったいどんな音楽環境で育ったんだろうと興味津々。
歌詞は3人それぞれ持ち寄っているようだが、ドラム高橋久美子の不思議な空気が漂う世界観も面白い。
サウンド的には3人バンドというごまかしが効きにく編成なわけなので、よほど力があるか練られたものでないと難しいと思われ。さらに華奢な彼女たちは、ロックをやるのに必要な物理的パワーの面でも絶対的に不利なはずだが、だからこそ武道館ライブを3人でやりきる姿は全くもって想像もつかなかったのだが。そんな危惧、心配はまったく必要なかった。すごいものだ。
ベースの福岡晃子のリズムの良さやフレーズの格好良さが際立っているのが、このバンドの背骨にあるように感じて。弾き方も曲によってピックでタイトに刻んだり、指で太いビートや歯切れ良いリズムを刻んだり、何気に足もとのエフェクター類も多彩だったり。
ハナノユメ
ツマサキ
DEMO、恋はサーカス
惚たる蛍
恋の煙
湯気
恋愛スピリッツ
Make Up!Make Up!
とび魚のバタフライ
女子達に明日はない
風吹けば恋
シャングリラ
親知らず
ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
東京ハチミツオーケストラ
東京に出てきて、地下鉄、電車で度々遭遇する「人身事故のため遅れます」のアナウンスで、「人身事故」のほうではなく「遅れます」のほうに人々が反応している雰囲気に違和感を感じしまうというエピソードを聞き、自分もそうだった、同じ感覚を思い出す。それが日常になると想像力が麻痺してしまうかもしれないという怖さが、これもとても共感でき。四国徳島、愛媛出身のこの娘たちは、今は3人で曲を作っている時がきっと一番楽しい時間なのではないかなぁと想像していて。ありていな言い方だが、このままただ音楽好きな3人のままで、いい曲を作り続けていただきたいと強く思う次第である。
2009年08月23日
佐野元春のザ・ソングライターズ 〜 スガシカオ
TVをつけると佐野元春とスガシカオが話しをしていた。
『佐野元春のザ・ソングライターズ』という番組だった。
いつのまにこんな番組が。ああこれもNHKなのか。
先日mono-monoさんより教わったグレン・グールドの放送もそうだったなと思い出す。
NHKの音楽番組率って結構高いよなぁと思いながら、受信料をちょっと得した気分のメデタイ自分だ。
佐野元春はさらに風格が増した感じで。スガシカオはいつまでも音楽好きな姿勢が変わらない感じで。
スガシカオという人物を引き出そうと繊細に言葉を選ぶ佐野元春と、よく見るとスタジオにはこの対談を見守る観客もいて、そんな一体感。
スガシカオにとっての村上春樹の存在や、常に8ビート裏拍を意識した歌詞の乗せ方など、とても興味深く。
まぶしすぎる太陽よりも、月の存在に意識が向いている、というような話しに、ああ、それ解るなぁ、ウンウンとうなずきながら、思い浮かぶあの曲への流れになる。
番組が終わって大好きなあの曲、CLOVER『黄金の月』を何回か聴き直した。
そうか、歌詞を裏ビートに乗っけるこの感じなのか、などと反芻しながら、やっぱりこれはイイ曲だなと。
来週もスガシカオ・第二夜の放送があるようだけど・・・
NKKのサイトを覗いてみると、その次のゲスト予定がなんと矢野顕子だと!
そのまた次のゲストも小田和正だったりもして。
イェ〜ィ。サンキューNHK。
『佐野元春のザ・ソングライターズ』という番組だった。
いつのまにこんな番組が。ああこれもNHKなのか。
先日mono-monoさんより教わったグレン・グールドの放送もそうだったなと思い出す。
NHKの音楽番組率って結構高いよなぁと思いながら、受信料をちょっと得した気分のメデタイ自分だ。
佐野元春はさらに風格が増した感じで。スガシカオはいつまでも音楽好きな姿勢が変わらない感じで。
スガシカオという人物を引き出そうと繊細に言葉を選ぶ佐野元春と、よく見るとスタジオにはこの対談を見守る観客もいて、そんな一体感。
スガシカオにとっての村上春樹の存在や、常に8ビート裏拍を意識した歌詞の乗せ方など、とても興味深く。
まぶしすぎる太陽よりも、月の存在に意識が向いている、というような話しに、ああ、それ解るなぁ、ウンウンとうなずきながら、思い浮かぶあの曲への流れになる。
番組が終わって大好きなあの曲、CLOVER『黄金の月』を何回か聴き直した。
そうか、歌詞を裏ビートに乗っけるこの感じなのか、などと反芻しながら、やっぱりこれはイイ曲だなと。
来週もスガシカオ・第二夜の放送があるようだけど・・・
NKKのサイトを覗いてみると、その次のゲスト予定がなんと矢野顕子だと!
そのまた次のゲストも小田和正だったりもして。
イェ〜ィ。サンキューNHK。
2009年08月22日
SOUL人生
今夜はしこたま飲めない酒を飲んで、ひどい頭痛。
地下鉄最終には間に合った。これが現実の生活というものだ。
酔っぱらって寝て、やっぱり頭痛で寝られず、眠るためのCDを探す。
高い山を2つほど崩しまくってしまつた。もうバラバラ。血眼でさがした。
「Vibra-Tones Fun /Vibra-Tones」
近田春男と福岡ゆたかの男ユニゾンが頭痛のアタマには火に油で。
こめかみに小魚でも食いついてきたかのような痛みに、アタマを左右に振る。
気絶しそうになった。
フライデーだもん 今夜はね 僕が生き生きする日さ
ビートに酔いしれて 何も聞こえぬ SOUL人生
JDがわざと変な曲をつぎからつぎへとかけまくろうと
終電車にはまにあってしまっただ
もう始発をまつことないだ
終電車にはまにあってしまっただ
もう始発をまつことないだ
どうでもいいようなこだわりだが、『金曜日の天使』より『Soul Life』のほうが、うらぶれた諦め感があるぶん、ちょっと好き。でもどちらでもいい。
強がり、見栄、虚勢を張って玉砕した金曜の夜は酔っぱらいの夜。
なんか、前にもほとんど同じ内容の記事を書いた気がする。
でも読み返す気力はいまはない。
地下鉄最終には間に合った。これが現実の生活というものだ。
酔っぱらって寝て、やっぱり頭痛で寝られず、眠るためのCDを探す。
高い山を2つほど崩しまくってしまつた。もうバラバラ。血眼でさがした。
「Vibra-Tones Fun /Vibra-Tones」
近田春男と福岡ゆたかの男ユニゾンが頭痛のアタマには火に油で。
こめかみに小魚でも食いついてきたかのような痛みに、アタマを左右に振る。
気絶しそうになった。
フライデーだもん 今夜はね 僕が生き生きする日さ
ビートに酔いしれて 何も聞こえぬ SOUL人生
JDがわざと変な曲をつぎからつぎへとかけまくろうと
終電車にはまにあってしまっただ
もう始発をまつことないだ
終電車にはまにあってしまっただ
もう始発をまつことないだ
どうでもいいようなこだわりだが、『金曜日の天使』より『Soul Life』のほうが、うらぶれた諦め感があるぶん、ちょっと好き。でもどちらでもいい。
強がり、見栄、虚勢を張って玉砕した金曜の夜は酔っぱらいの夜。
なんか、前にもほとんど同じ内容の記事を書いた気がする。
でも読み返す気力はいまはない。
2009年08月16日
夏だけど時雨 〜 just A moment/凜として時雨
冬の季語でもある「時雨」だが、夏に聞くと氷しぐれ、宇治しぐれ金時、蝉しぐれ、などという夏真っ盛りの光景が良く似合う不思議な言葉。ん?今年の夏は、時雨るほどのセミの声をまだ聞いてないような気がする。ちょっと異常なこの夏の九州。
今日はまた胃炎の元、北九州でのお仕事だったが、今回数少ない味方に付いてくれた土地家屋調査士先生とのんびり打合せ。・・・とこれはすぐ終わり、なぜか日本画、書家、漢詩、俳句などのしぶい話しに花が咲く。伊藤常足の記したむちゃくちゃ当て字なるも実は深い意味合いを込めた言葉遊びが面白く。そんな先人の粋なたしなみに、文化度の高さを思い知る。もし今の「ヨ〜ヨ〜」ラップや「天津木村吟じます」がもし200年後にそんな研究課題になっていたとしたら・・・、タイムスリップして是非見てみたいものだとほくそ笑む。
そして昨日、目と鼻の先、八幡西区本城で起きた発砲事件のことを、まるでご近所トラブルのようなテンションで軽く話題にしながら、さすが無法の松な街・北九州だなと、こちらはハイテンション。
その後、実家に立ち寄ってお盆の線香を上げて、帰路につく。
今日移動中に携帯音楽プレイヤーに持ち歩いていたのが『凜として時雨』。
『just A moment / 凜として時雨』
「時雨」というキーワードでGOOGLE検索すると、第一位に表示されるこのバンド名「凜として時雨」。
345(Miyoko Nakamura)(B)とTK(Toru Kitajima)(G)の女男ツインボーカルとドラムス・ピエール中野(Masatoshi Nakano)の3ピースバンド。
こんな編成、腕がなきゃ聴かせられるわけがない。見事に自分たちの音を作り上げていて、アタマが固いオジさんであるところの自分の常識などおかまいなしに、独自の音・演奏・声でぶっとばす。全方向の空間からカットインされてくる音をイヤホンで追っかけていたら、電車なのに乗り物酔い。それに歌詞カード無しで詩の内容についていくのは困難だし。移動中にはちと厳しい選曲だったかな。アレンジは爆発したり真っ逆さまに落ちたり急ブレーキかけたり、繊細に奏でたりの未体験ゾーンな曲に翻弄されっぱなしだ。ロックのカタチは、ほっといても進化していってくれそうだな、という希望を抱かせられるバンド。先日玄関写真を貼った恵比寿LIQUIDROOMで、今月末にライブがあるようで。対バンは「ZAZEN BOY」だと。この2バンドのブッキングは、なんかわかるような、そんな想像を超えるような気もして。とても気になる。
日本画研究にも余念のない件の先生、今度合うときには春画の読み解き方も御指南いただけるとのこと。
ああ、我の文化的探求心は、いつまでも尽きない。
今日はまた胃炎の元、北九州でのお仕事だったが、今回数少ない味方に付いてくれた土地家屋調査士先生とのんびり打合せ。・・・とこれはすぐ終わり、なぜか日本画、書家、漢詩、俳句などのしぶい話しに花が咲く。伊藤常足の記したむちゃくちゃ当て字なるも実は深い意味合いを込めた言葉遊びが面白く。そんな先人の粋なたしなみに、文化度の高さを思い知る。もし今の「ヨ〜ヨ〜」ラップや「天津木村吟じます」がもし200年後にそんな研究課題になっていたとしたら・・・、タイムスリップして是非見てみたいものだとほくそ笑む。
そして昨日、目と鼻の先、八幡西区本城で起きた発砲事件のことを、まるでご近所トラブルのようなテンションで軽く話題にしながら、さすが無法の松な街・北九州だなと、こちらはハイテンション。
その後、実家に立ち寄ってお盆の線香を上げて、帰路につく。
今日移動中に携帯音楽プレイヤーに持ち歩いていたのが『凜として時雨』。
『just A moment / 凜として時雨』
「時雨」というキーワードでGOOGLE検索すると、第一位に表示されるこのバンド名「凜として時雨」。
345(Miyoko Nakamura)(B)とTK(Toru Kitajima)(G)の女男ツインボーカルとドラムス・ピエール中野(Masatoshi Nakano)の3ピースバンド。
こんな編成、腕がなきゃ聴かせられるわけがない。見事に自分たちの音を作り上げていて、アタマが固いオジさんであるところの自分の常識などおかまいなしに、独自の音・演奏・声でぶっとばす。全方向の空間からカットインされてくる音をイヤホンで追っかけていたら、電車なのに乗り物酔い。それに歌詞カード無しで詩の内容についていくのは困難だし。移動中にはちと厳しい選曲だったかな。アレンジは爆発したり真っ逆さまに落ちたり急ブレーキかけたり、繊細に奏でたりの未体験ゾーンな曲に翻弄されっぱなしだ。ロックのカタチは、ほっといても進化していってくれそうだな、という希望を抱かせられるバンド。先日玄関写真を貼った恵比寿LIQUIDROOMで、今月末にライブがあるようで。対バンは「ZAZEN BOY」だと。この2バンドのブッキングは、なんかわかるような、そんな想像を超えるような気もして。とても気になる。
日本画研究にも余念のない件の先生、今度合うときには春画の読み解き方も御指南いただけるとのこと。
ああ、我の文化的探求心は、いつまでも尽きない。
2009年07月23日
SONGS 吉川晃司・山下洋輔
「山下洋輔トリオ復活祭」も終わってしまったなぁと行かれた方のブログなどを探ったりしていた夜。
毎度お馴染み、NHKのSONGS・吉川光二で、なんとも奇妙な取り合わせに遭遇。
『終わらないSun Set』のJAZZバージョン、しかもバックに山下洋輔、村上ポンタ秀一の御大を従えて。
お得意の異種格闘技にポンタさんを巻き込んで(?)という感じなのか。
好奇心が旺盛なアーティストは、こうやってどんどん幅を広げていくんだろうな〜。
吉川晃司は、紆余曲折ありながらも、自分のスタイルを通す為の努力の人なんだと再認識する。
吉川晃司の「歌」を賞賛し、終わらないサンセットが好きだという山下洋輔氏には、自分のような凡人が型にはめようとしても、そんな型枠なんて無さそうだと感じたこの番組でした。
2009年07月15日
HOCUS POCUS / 木村カエラ
ゼクシィでの『butterfly』のあの歌声が気になってしかたなく、聞いてしまった木村カエラ『hocus pocus』。
しっかり聴いて、やっぱり間違いなかったと確認した。イイ曲だなと。
作曲は末光篤とクレジットされている。
この人SUEMITSU & THE SUEMITHなんだということを初めて知る。
「のだめ」の主題歌のあのピアノ!曲の終わりの音が、「ああ、あの感じだ」と自分の中でつながった。
転調の感じや盛り上げ方なんかきっちりしていて、そうか、自分はこういう作りの曲が好きなんだなと今さらながら気づかされる。
木村カエラの印象は、モデル出身ということもあるのかもしれないけど、スタイルや髪型に意識が行きがちで。なんとなく奥田民生とのコラボやサディスティック・ミカ・バンドのタイムマシンにおねがいといったイメージが強すぎて、ちょっとおじさん達のアイドル的な位置にいるように思っていた。そういえばタモリ倶楽部でも、その存在になんの違和感も感じなかったりもして。もちろん勝手な思いこみなのだけど。
このアルバムでも、「Dear Jazzmaster '84」「Phone」「どこ」「BANZAI」と楽器も曲調も種々のスタイルの曲が盛り込まれているけど、全曲を通じて一貫して強い個性が感じられるのは、さすが。
全曲の歌詞を自身で作詞していることを考えると、あのテンポ良く歌にノセる言葉の数々に、やっぱりミュージシャンとしてすごいんだなぁと。
なるほど、ちちんぷいぷいの魔法をかけられてしまっているだろう自分。
ところで、木村カエラの出身を広島だと思いこんでいたのだが・・・。東京生まれ、東京育ちだということをwikiで知る。奥田民生やPerfumeとのつながりで、広島出身なんだろうと、これも勝手な思いこみで。映画ホームメイド10.30の印象も強く残っていたのもあるかもしれない。
(あの広島弁は、地元の人が聞くと違うことがすぐわかるのかな?)
こんなふうに人のイメージって、好き勝手に作られていくんだろうな〜。
2009年06月08日
SAKEROCK 再び
このところずっとガチャガチャした毎日を送っていて、
そうすると知らない間に色んな記憶の糸をたらしたまま、放りだしたままになってしまって。
これが相手がある出来事なら、そして覚えておかないとちょっと具合が悪いようなことがらだったら、外部記憶にメモって、いつでも取り出せるよう準備は怠らないのだが、自分の心の中で完結してしまう出来事は悲しいかな無惨にも記憶から削除されてしまう。
いろんな部分がイカレてきた脳みそが我ながら哀れになってくるけど。
結構楽しい記憶も、興味深い記憶もあったはずだなどと思ってしまうと、なんとかなくした記憶をたぐりよせて、続きを楽しみたくなって、もがき、まるで連想ゲームのような状態で。
でも、いったん止まっていた時間が、動き出す瞬間は結構楽しくもある。
昼間に会った人が言っていた
「そういえば最近ライブなんて行ってね〜な〜」
という言葉がひっかっかりとなって。
ライブ、ライブ。
ああ、行きたいと思っていたライブといえば「くるり」と「ユニコーン」だったな。
ユニコーンなんかアルバム出た時はあれだけ騒いだはずなのに、
万難を排して行くべきだったライブも、あれ?いつ来たんだっけ?という状態。
ちなみに「くるり」をちょいと調べてみると・・・ああ、6月18日にZepp Fukuokaじゃないか。
いやその前に10日にアルバム発売となっている。「魂のゆくえ」。
忘れずにメモメモ。
ライブに行ける行けないはこの際忘れることにする。
他に行きたいライブはないのか?
・・・ulalaさんのブログに「最近カルメンマキバージョンでナマで聴いた「かもめ」・・・」ってあったのを思いだし、もしや?と思い調べてみる。
7月に九州にもカルメンマキが来るではないか!
その昔、福岡CONBOでのライブに仕事で行けなくなったという悔しい記憶も蘇る。
これもメモメモ。
矢野顕子のライブにこれまた仕事がさばけず開演時間に間に合わなくて遅刻して、
なかなか会場のドアを開けてもらえずじたんだ踏んだのもついでに思い出した。
ユニコーンとくるり、矢野顕子といえば、「素晴らしき日々」。
ELT持田香織ともTVでコラボしてたなぁ。
なんであの曲をあのキーで歌ってしまったのか?真相を知りたかったのも思い出す。
持田香織っていろいろコラボしてるんだな、と教えられたのが、mono-monoさんのブログで見たYoutube。
なんでそうなったかというと、これは「サカナロック」という思いこみをブログで正してもらった「SAKEROCK」だった。
あのあと、「会社員と今の私」というPVをまたYoutubeで見て、
何だ?こいつら?面白い!
とブログに書こうと思っていて、いつのまにか忘れていた。
いや、気に入ったそのすぐ後「song of instrumental」というCDを手に入れて、1曲目からVOCALが入っていて、そしてその聞き覚えのある優しい声にまた驚いたな。そうだった。
SAKEROCKの星野源と「はなれぐみ」こと永積タカシは同じ高校出身で、その縁もあって歌っているらしい、ということをwikipediaで知ったんだっけ。
ついでに少年メリケンサックにGOAという劇中のバンドでSAKEROCKが出ていたこともあとから知った。
あたりまえだが、観ていてちっとも気づかなかった。かっこいいじゃん。
「あいまい模様/GOA」 作詞 宮藤官九郎 作曲 向井秀徳
・・・というような事をブログにはき出そうと思いながら、
文字にするまでに間違いなく忘れてしまっている「楽しい事」の行方を捜しつつ・・・
こんなささやかながら幸せな時間を過ごしている今日この夜。
そうすると知らない間に色んな記憶の糸をたらしたまま、放りだしたままになってしまって。
これが相手がある出来事なら、そして覚えておかないとちょっと具合が悪いようなことがらだったら、外部記憶にメモって、いつでも取り出せるよう準備は怠らないのだが、自分の心の中で完結してしまう出来事は悲しいかな無惨にも記憶から削除されてしまう。
いろんな部分がイカレてきた脳みそが我ながら哀れになってくるけど。
結構楽しい記憶も、興味深い記憶もあったはずだなどと思ってしまうと、なんとかなくした記憶をたぐりよせて、続きを楽しみたくなって、もがき、まるで連想ゲームのような状態で。
でも、いったん止まっていた時間が、動き出す瞬間は結構楽しくもある。
昼間に会った人が言っていた
「そういえば最近ライブなんて行ってね〜な〜」
という言葉がひっかっかりとなって。
ライブ、ライブ。
ああ、行きたいと思っていたライブといえば「くるり」と「ユニコーン」だったな。
ユニコーンなんかアルバム出た時はあれだけ騒いだはずなのに、
万難を排して行くべきだったライブも、あれ?いつ来たんだっけ?という状態。
ちなみに「くるり」をちょいと調べてみると・・・ああ、6月18日にZepp Fukuokaじゃないか。
いやその前に10日にアルバム発売となっている。「魂のゆくえ」。
忘れずにメモメモ。
ライブに行ける行けないはこの際忘れることにする。
他に行きたいライブはないのか?
・・・ulalaさんのブログに「最近カルメンマキバージョンでナマで聴いた「かもめ」・・・」ってあったのを思いだし、もしや?と思い調べてみる。
7月に九州にもカルメンマキが来るではないか!
その昔、福岡CONBOでのライブに仕事で行けなくなったという悔しい記憶も蘇る。
これもメモメモ。
矢野顕子のライブにこれまた仕事がさばけず開演時間に間に合わなくて遅刻して、
なかなか会場のドアを開けてもらえずじたんだ踏んだのもついでに思い出した。
ユニコーンとくるり、矢野顕子といえば、「素晴らしき日々」。
ELT持田香織ともTVでコラボしてたなぁ。
なんであの曲をあのキーで歌ってしまったのか?真相を知りたかったのも思い出す。
持田香織っていろいろコラボしてるんだな、と教えられたのが、mono-monoさんのブログで見たYoutube。
なんでそうなったかというと、これは「サカナロック」という思いこみをブログで正してもらった「SAKEROCK」だった。
あのあと、「会社員と今の私」というPVをまたYoutubeで見て、
何だ?こいつら?面白い!
とブログに書こうと思っていて、いつのまにか忘れていた。
いや、気に入ったそのすぐ後「song of instrumental」というCDを手に入れて、1曲目からVOCALが入っていて、そしてその聞き覚えのある優しい声にまた驚いたな。そうだった。
SAKEROCKの星野源と「はなれぐみ」こと永積タカシは同じ高校出身で、その縁もあって歌っているらしい、ということをwikipediaで知ったんだっけ。
ついでに少年メリケンサックにGOAという劇中のバンドでSAKEROCKが出ていたこともあとから知った。
あたりまえだが、観ていてちっとも気づかなかった。かっこいいじゃん。
「あいまい模様/GOA」 作詞 宮藤官九郎 作曲 向井秀徳
・・・というような事をブログにはき出そうと思いながら、
文字にするまでに間違いなく忘れてしまっている「楽しい事」の行方を捜しつつ・・・
こんなささやかながら幸せな時間を過ごしている今日この夜。
2009年03月13日
深緑 / AJICO
「深夜のblog更新は気をつけなくちゃ」というリミッターがかろうじて働いたため、
また、いつもみたくぶちまけたい気持ちだけで書いてしまった文章に自分でダメ出しする。
削除、削除。
そんなら、書かずに眠ればいいのに、なんて思いながらblogに記録する。
明日の自分は、これをどう判断するのだろう?
なぜだか緑色が好きでたまらない。
気がつくと緑色の財布を選んでいて、
気がつくと緑がかった色のジャケットを着ていて、
気がつくと深い緑色のバッグを持ち歩く。
そういえば、ギターも(めずらしい)緑のレスポール。
モスグリーンの車に乗っていた過去もある。
なぜだ?なぜ緑色に染めたがるのか?自分。
久々にAJICOで深〜い心の縁に沈む自分を眺めながら、お休みなさい。
明日は楽しい夜になるはずなので、全然OK。
深緑 / AJICO
また、いつもみたくぶちまけたい気持ちだけで書いてしまった文章に自分でダメ出しする。
削除、削除。
そんなら、書かずに眠ればいいのに、なんて思いながらblogに記録する。
明日の自分は、これをどう判断するのだろう?
なぜだか緑色が好きでたまらない。
気がつくと緑色の財布を選んでいて、
気がつくと緑がかった色のジャケットを着ていて、
気がつくと深い緑色のバッグを持ち歩く。
そういえば、ギターも(めずらしい)緑のレスポール。
モスグリーンの車に乗っていた過去もある。
なぜだ?なぜ緑色に染めたがるのか?自分。
久々にAJICOで深〜い心の縁に沈む自分を眺めながら、お休みなさい。
明日は楽しい夜になるはずなので、全然OK。
深緑 / AJICO
2009年03月12日
三柴江戸蔵、そして三柴理・ピアノのなせる業と神髄
以前から、ずっと活動が気になるミュージシャンの1人が、ピアニストの三柴理。
いつのまにか「くるり」でピアノを弾いていたりもする異色のミュージシャンで。
三柴江戸蔵として活躍した筋肉少女帯を脱退して「三柴理」になってしまってもう久しい。
近年、やはり大槻ケンヂがらみで「特撮」なんかに参加するのだが、激しいハードロックサウンドの裏に流れる独特な生ピアノの音を聴くと、やっぱり唯一無二のロックピアニストだなと再確認させてくれる。
そしてそこで気がつく。
筋少への興味が次第に薄れていったのは、自分の中では三柴の存在が大きかったのだろうなと。
三柴江戸蔵の筋肉少女帯脱退理由が、「クラシックピアニストになるから」という事。
その理由が爽快で、六ミュージシャンがよく言った!と拍手したい気持ちになると同時に、ちょっと置いて行かれたような複雑な気持ちになったのも思い出す。
クラシック自体はそんなに聴くほうではなかったが、三柴のピアノなら当然聴かなければと思っていたのだが。
発売当初、CDショップをうろうろしながら、いつも探していたが、ロックのコーナーには無いし、ジャズやクラシックにも置いてないし、いつか見つけたら購入しようと思いつつ、結局いつのまにか忘れてしまい、結局縁がなかったこの一枚。
ピアノのなせる業と神髄
ふと思い出して聴きたくなり、今ならネットでamazonで簡単にGETだぁ!と検索すると、手を出しにくい値段になっているのに驚く。
そして、そうなると無い物ねだりで、聴きたい欲求が過度に膨らんでいくいつものパターンに陥る。
ちょっとの手間暇をかけても、その時聴きたい音は手に入れるべきだなぁという、これもまたいつもの後悔。
Youtubeにアップしてあるこの映像は、当時発売されたVTR版のヤツの一部なのか?
こんなのを見せられると、さらに聴きたい気持ちが抑えられなくなる。
手を出しにくい値段だといっても、手に入るうちになんとかしないと、また後悔するのか?
毎度、悩ましい限りだ。
とりあえず、こちらは早いうちに入手しておきたいものだ。
廃盤まで残された時間は、たぶん、そんなに無いはずである。(失礼な話しだけど。)
サウンドギャラリー / ザ・蟹
いつのまにか「くるり」でピアノを弾いていたりもする異色のミュージシャンで。
三柴江戸蔵として活躍した筋肉少女帯を脱退して「三柴理」になってしまってもう久しい。
近年、やはり大槻ケンヂがらみで「特撮」なんかに参加するのだが、激しいハードロックサウンドの裏に流れる独特な生ピアノの音を聴くと、やっぱり唯一無二のロックピアニストだなと再確認させてくれる。
そしてそこで気がつく。
筋少への興味が次第に薄れていったのは、自分の中では三柴の存在が大きかったのだろうなと。
三柴江戸蔵の筋肉少女帯脱退理由が、「クラシックピアニストになるから」という事。
その理由が爽快で、六ミュージシャンがよく言った!と拍手したい気持ちになると同時に、ちょっと置いて行かれたような複雑な気持ちになったのも思い出す。
クラシック自体はそんなに聴くほうではなかったが、三柴のピアノなら当然聴かなければと思っていたのだが。
発売当初、CDショップをうろうろしながら、いつも探していたが、ロックのコーナーには無いし、ジャズやクラシックにも置いてないし、いつか見つけたら購入しようと思いつつ、結局いつのまにか忘れてしまい、結局縁がなかったこの一枚。
ピアノのなせる業と神髄
ふと思い出して聴きたくなり、今ならネットでamazonで簡単にGETだぁ!と検索すると、手を出しにくい値段になっているのに驚く。
そして、そうなると無い物ねだりで、聴きたい欲求が過度に膨らんでいくいつものパターンに陥る。
ちょっとの手間暇をかけても、その時聴きたい音は手に入れるべきだなぁという、これもまたいつもの後悔。
Youtubeにアップしてあるこの映像は、当時発売されたVTR版のヤツの一部なのか?
こんなのを見せられると、さらに聴きたい気持ちが抑えられなくなる。
手を出しにくい値段だといっても、手に入るうちになんとかしないと、また後悔するのか?
毎度、悩ましい限りだ。
とりあえず、こちらは早いうちに入手しておきたいものだ。
廃盤まで残された時間は、たぶん、そんなに無いはずである。(失礼な話しだけど。)
サウンドギャラリー / ザ・蟹