あがた森魚
2009年01月05日
惑星漂流の行き着く先は?間寛平さん、あがた森魚さん、あと自分
昨日のニューギニア島地震による津波の発生で、海にいる間寛平さんを心配するニュースを目にする。
そうか、アースマラソンは元旦からいよいよ海に出て太平洋をさまよっているのか。
公式ブログを見てみると、壮絶な現在と、この先の苦難を想像してしまう。
<きびしい太平洋>
今日は料理もできなく、スタッフがひとつひとつペーパーで巻いてくれたみかんを食べました。
おいしかったです。
http://www.earth-marathon.com/2009/01/05/
このグーグルマップのアンカー位置を、寛平さんはどんな気持ちで確認しているのだろうか?
いや、そんな感傷に浸る余裕などないのかもしれないな。
昨年末、寛平さんと同じ還暦世代で漂流中のあがた森魚さんを福岡で目撃してから、2週間近くになる。
さてあがたさんは今いずこへ?と思い確認すると、
●2008年12月30日 at 石垣・すけあくろ
↓
●2009年1月3日 at 屋久島・天然村
となっていた。
どうやら元日、波照間島行きを計画するも、空路、海路ともに欠航で断念し、屋久島へ向かわれたようで。
http://agata60.seesaa.net/article/112063006.html
無事に漂着できたのだろうか?
それにしても屋久島のライブ告知が洒落ている。
◆2009年1月3日(土)
「惑星漂流60周年! 新年特別號」
at 屋久島・天然村(鹿児島県熊毛郡屋久島町高平335)
start 15:00-
料金:500円+投げ銭
冬の屋久島はどんなだろう?あ〜また屋久島行きたいなー。
多くの方々が仕事はじめとなるだろう5日の今日。
その一方やれ派遣切りだ派遣村だと無情な空気が流れている世の中にあって、
一応ぱたぱたと忙しく過ごせたことに感謝すべきだなと強く感じている自分がいる。
この感じは共感なのか疎外感なのかよくわからないが。
正月明けにこんな気持ちになったことに対する違和感もあり。
なかなかクールに漂流するのはむつかしい事だよなぁ、と思った今日。
2008年12月24日
あがた森魚『惑星漂流60周年!』 port.61 at 福岡・マイティガル
以前ふらさんからこのブログに告知していただいて、知ることができたあがたさんのライブ。
今日は想像以上の宝物をいただいて帰ってきた気分です。感謝です!
場所は福岡の「マイティガル」。このお店、ライブも行われるネパールカレー店という不思議な空間。
店の前につくと、向かいの駐車場にキャンピングカーが置いてあるのに気がつき、あれが「あがた森魚 惑星漂流60周年!」の移動手段で、北海道から南下して60カ所を超えるライブお敢行してやってきたお伴なのだなと想像し、ワクワク嬉しくなる。
会場にはいるともう中は人で溢れ、幸か不幸かイスのある席は既に空いて無く、空いているのはステージかぶりつきの地べた席のみで、そのため3時間あまりのあいだ体育座りしながら至近距離でライブを体感することになった。
オープニングは、福岡で活動している『ライスボウル』というグループ。今年、1月にライブハウス『昭和』であがたさんと共演もしているらしい彼ら。あがたさんにも可愛がられているようで、若い世代のミュージシャンとあがたさんの組み合わせは興味深く、世代を超えて引き継がれていく音楽の流れに安心感や期待もかんじる。それにしても、演奏時間の半分くらいをギターチューニングに費やす大胆さ。大物かも?
そしてあがた森魚さん登場。
期待通りの雰囲気・オーラを持った人で、予想以上におしゃれで優しそうな人だ。
「今ここに立っていること、ライブを行えることのすばらしさ」
ということをおっしゃってて、そんな詩的なモノローグから自然に歌がはじまっていく。
声が若々しい。唄にすいこまれていく・・・。
あがたさんの曲をコンプリートしているわけではない私だったが、『サルビアの花』、『昭和柔侠伝の唄』、『赤色エレジー』、『僕は天使ぢゃないよ』などといった、気がつくと口ずさんでしまう代表的な曲の数々に、興奮し通しだった。『春の嵐の夜の手品師』や『いとしの第六惑星』もあったな〜。よかったな〜
トーク中に、あがたさんはボブ・ディランを「ディラン先生」と呼んでいたのも印象的だった。
函館の高校生時代に出会ったボブ・ディランの歌にはじめてふれて「こういう歌をオレも歌っていいんだ!」と目覚めさせてもらった、そんな音楽の師匠であるようで。
ライブでカバーしていたのは、あがたさんのデビューアルバムに入っている「ハッティキャロルの淋しい死」だったと思う。(原曲はThe Lonesome Death of Hattie Carroll ?)
ディラン先生による原曲を聴いたことがない自分は、なんだかその時ディランやSIONやアイデン&ティティーについて語っていたulalaさんの事を思い出す。だんだん外堀が埋まっていくような感覚も覚えながら、もし自分も十代にディランい出会っていたらどうなっていたのかな?と思ったりもした。
最後は『佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど』『山羊のミルクは獣くさいオイラの願いは照れくさい』の謎解きがあり、自分も小学校時代の担任先生の顔と名前を思い出したりして。
『大寒町』では鳥肌たてていつの間にかいっしょに歌っていた自分。
それから来年2月の九段会館のライブの告知もあって。
パイプオルガンをアッコちゃんが弾くかもしれない?
細野晴臣ももしかしたらでるのか?・・・
・・・東京かぁ〜行きたいな〜。
かっこいい旅を続けるかっこいい先輩の背中が大きく感じた今日のライブでした。
あがたさん「惑星漂流60周年!」ライヴツアーのブログ
http://agata60.seesaa.net/
『僕は天使じゃないよ』の共演がGOODだったライスボウル・もうりさんのブログ
http://yaplog.jp/mourinikki/archive/1241
2008年10月03日
赤色エレジー / あがた森魚
そろそろ熱燗の日本酒が美味しい季節になってきました。
私はお酒が強くはないけど、ほどほどにたしなみます。
最近のあの事故米の件で、多くの酒造メーカーさんが苦しんでいることでしょう。
こんなことで、伝統ある日本酒が衰退していかないことを祈るばかり。
ということで、遊びで日本酒の検索サイトを作ってみました。
日本酒 徹底検索
日本酒の銘柄って、すごい数あるんですね。
だいぶはしょっても、300銘柄くらいのデータになってしまいました。
なので、予想以上に重いよ〜!
今宵は、全国の日本酒を探索しながら、熱燗でものもうかな。
セレクトする曲は、あがた森魚の赤色エレジー。
このアルバム「僕は天使ぢゃないよ」を聴くと、お酒とおでんが欲しくなります。
もうコンビニのおでん、売ってるかな?