ニルバーナ
2008年11月09日
For All I Care / THE BAD PLUS
For All I Care
待ちに待ったバッド・プラスの新譜を聴く。
全く事前知識を頭に入れずに聴いたため、いきなり前奏もなくボーカルが入ってきてまず驚く。
1曲目がカート・コバーンの「Lithium(リチウム)」。
ヴィスタスでのスメルズ・ライク・ティーン・スピリット以来になるまたニルヴァーナのカバー。相当ニルバーナが好きなんだろうなぁ。
このゲストヴォーカルは、ウェンディー・ルイスという女性で、まさかバッド・プラスに融け込むボーカリストが現るとは!という驚きの歌い手だ。
そしてこのアルバムの正式なアーティスト名は、「The Bad Plus joined by Wendy Lewis」だとのこと。
2曲目は、今度はデビッド・ギルモア先生の曲「Comfortably Numb」。
ピンクフロイド「ザ・ウォール」のレコードやビデオテープをすり切れるほど見聞きいてきた自分にとって、ジャズトリオのカバーで再会できるとは思いもよらないショックだった。なんの違和感なく聴けたのは、バッドプラスがピンクフロイドに負けない狂気の臭いを放っているからかも?などとちょっとわかった風な感想。
ここまできて曲目リストを確認すると、今回のアルバムは全てカバー曲なんだなあ。
3曲目の「フェム」という曲は、クラシック?現代音楽?といった曲。
原曲の作曲家はジェルジ・リゲティーというあの武満徹とも親交があったミュージシャンらしい。
以降の曲も、米ロック曲、プログレ(イエス)、現代音楽、ポップス(ビージーズ)、サイケロック、カントリー、そしてストラビンスキーまでもうバラバラなチョイスなのに、サウンドはもちろんBAD PLUSの音になっている。これらは一体、パロディーなのかリスペクトなのか単なる悪のりなのか、そのどれとも違うのか。
ボーナストラックに入っていた曲が「ブルー・ベルベット」。これは曲に対してというより、デビッド・リンチに対するオマージュなのかも。本当に飽きないバンドだなー。
新しい音楽、音との出会いが、生活に潤いを与えてくれるのが実感できるそんな一枚。
待ちに待ったバッド・プラスの新譜を聴く。
全く事前知識を頭に入れずに聴いたため、いきなり前奏もなくボーカルが入ってきてまず驚く。
1曲目がカート・コバーンの「Lithium(リチウム)」。
ヴィスタスでのスメルズ・ライク・ティーン・スピリット以来になるまたニルヴァーナのカバー。相当ニルバーナが好きなんだろうなぁ。
このゲストヴォーカルは、ウェンディー・ルイスという女性で、まさかバッド・プラスに融け込むボーカリストが現るとは!という驚きの歌い手だ。
そしてこのアルバムの正式なアーティスト名は、「The Bad Plus joined by Wendy Lewis」だとのこと。
2曲目は、今度はデビッド・ギルモア先生の曲「Comfortably Numb」。
ピンクフロイド「ザ・ウォール」のレコードやビデオテープをすり切れるほど見聞きいてきた自分にとって、ジャズトリオのカバーで再会できるとは思いもよらないショックだった。なんの違和感なく聴けたのは、バッドプラスがピンクフロイドに負けない狂気の臭いを放っているからかも?などとちょっとわかった風な感想。
ここまできて曲目リストを確認すると、今回のアルバムは全てカバー曲なんだなあ。
3曲目の「フェム」という曲は、クラシック?現代音楽?といった曲。
原曲の作曲家はジェルジ・リゲティーというあの武満徹とも親交があったミュージシャンらしい。
以降の曲も、米ロック曲、プログレ(イエス)、現代音楽、ポップス(ビージーズ)、サイケロック、カントリー、そしてストラビンスキーまでもうバラバラなチョイスなのに、サウンドはもちろんBAD PLUSの音になっている。これらは一体、パロディーなのかリスペクトなのか単なる悪のりなのか、そのどれとも違うのか。
ボーナストラックに入っていた曲が「ブルー・ベルベット」。これは曲に対してというより、デビッド・リンチに対するオマージュなのかも。本当に飽きないバンドだなー。
新しい音楽、音との出会いが、生活に潤いを与えてくれるのが実感できるそんな一枚。
2008年09月27日
smells like teen spirit
このPV、youtubeを貼り付けた時点で、19,614,590回再生されていた。
たったこの2年だけでもこの数字!というのにはビックリ。
ニルバーナ、カートコバーンという魅力の力であろうことはもちろんだけど、
この曲自体が持っている強さが世界中の多くの人々の支持を集めただろうし、
幅広いジャンルのミュージシャンにも影響を与えたのだろう。
ポール・アンカが・・・
パティー・スミスが・・・
しっかし、このようなシンプルな曲の構成で、尚かつ誰でも耳にしたことがあるような曲のカバーは、
そのミュージシャンの力量が問われることにあるだろうし、やりにくいのでは?と思ってしまう。
それに加えて、全く方向性の違う音楽ジャンルを自分のモノにしようとするチャレンジ精神。
そういう意味でも、ポール・アンカやパティー・スミスのこのパフォーマンスはオリジナリティー溢れるし、
堂々としたものだなぁと感心します。
で、極めつけが、唯一無二の最凶ピアノ・トリオなんて言われてる「ザ・バッド・プラス」。
並べて聴いてみれば、音楽のジャンル分けなんて関係ないし、
意味がないことを実感させられる。
そして、自分の好きなミュージシャンが、同じく好きなミュージシャンのカバー曲を演る。
そんな一曲に出会ったときのワクワク感といったら・・・
たまらないですね。