渡辺香津美
2008年09月17日
山下洋輔×渡辺香津美×松原勝也
少し前に山下洋輔と渡辺香津美という私にとっては夢のようなコラボであるライブに行く機会があった。
場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
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場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
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