山下洋輔
2009年07月23日
SONGS 吉川晃司・山下洋輔
「山下洋輔トリオ復活祭」も終わってしまったなぁと行かれた方のブログなどを探ったりしていた夜。
毎度お馴染み、NHKのSONGS・吉川光二で、なんとも奇妙な取り合わせに遭遇。
『終わらないSun Set』のJAZZバージョン、しかもバックに山下洋輔、村上ポンタ秀一の御大を従えて。
お得意の異種格闘技にポンタさんを巻き込んで(?)という感じなのか。
好奇心が旺盛なアーティストは、こうやってどんどん幅を広げていくんだろうな〜。
吉川晃司は、紆余曲折ありながらも、自分のスタイルを通す為の努力の人なんだと再認識する。
吉川晃司の「歌」を賞賛し、終わらないサンセットが好きだという山下洋輔氏には、自分のような凡人が型にはめようとしても、そんな型枠なんて無さそうだと感じたこの番組でした。
2009年07月07日
山下洋輔〜題名のない音楽会〜七夕
一昨日の「題名のない音楽会」、山下洋輔トリオの二週目。
楽しかった〜。よかった〜。
山下洋輔、坂田明はもちろんのこと、森山威男の格好良さに惚れてしまった。
断腸の想いで前々日のカルマメン・マキのLIVEを断念させられ、調整能力の無さ、ふがいなさに傷心だった自分だけど、これでちょっとライフパワーを回復した。
しかし、もういちょい近所でやってほしかったな〜。カルメンマキさん。
椎名林檎のSONGSもそうだったけど、最近は、音楽番組でど真ん中のミュージシャンが出ていて、それが丁寧な作りで音も映像も良い、という幸運に巡り合うことが以前より増えたこの状況に、世の中の、強制的な地デジ促進や、薄型エコテレビ(それも大きいほど見返りが多いなどという矛盾・・・)の購入促進など、なんかのちょっとうさんくさい流れであることも、もう批判するモチベーションなど上がるはずもない。
ただいい音、良い画像を提供されれば、多少の主義主張や犠牲もどうでもよくなる「都合のいい」男である。自分は。
『乙女の祈り』
『トリプル・キャッツ』
・・・だったかな?
今回は燃えるピアノの話しや、元全中連会長の醤油疑獄の話しがあまりに面白く、2日たって曲の内容が少しあやふやになってしまった。
でも、初めて観た山下洋輔ニューカルテット。
もちろん坂田明や森山威男とのトリオには貫禄で及ばないものの、山下さんの常に新しい刺激的な音楽を求めるどん欲な姿勢と、次の世代へのバトルとエールがこのカルテットにつめられている気がした。
ところで来週の「題名のない音楽会」は、時の人、辻井伸行氏が出るらしい。
佐渡裕とのトークも興味深いので、また観たいな〜。
☆☆☆
ところでところで、今日は七夕だということを知る。
子供を中心としたコミュニティーに接点がない今の自分にとっては、ことさら何をするでもなく。
日本の伝統行事に関われないのは、ちょっとさびしい気もする。
なので、気休めにこのアルバムの一曲『Tanabata』でも聴きながら、心の中になにか願い事の短冊を掲げることにしようっと。
内容は秘密だけど。
2009年06月28日
題名のない音楽会・山下洋輔トリオ
朝からいいモノが観られたて嬉かったこの日曜日。
7月に山下洋輔トリオ「復活祭」があることはニュースで目にしていたけど、
伝説の「山下洋輔トリオ」・40年目の同窓会、と題したテレビ番組に朝からテンションが上がる。
まるで「題名のない音楽会」が山下洋輔とタモリにジャックされたかのようなこの放送。
山下洋輔、坂田明、森山威男のライブ演奏が観られるだけでも十分貴重な出来事なのに、さらにタモリさんの登場で、本当に同窓会気分が高まった。
タモリさんと博多での衝撃(笑劇)の出会いから、オフィス・ゴスミダ・マネージャー就任のいきさつなど。
この人達は、叩けばいくらでも剛胆なエピソードが出てきそうだなぁ。
「扇げば尊し」(おだてて乗せて、力を発揮させること。)という慣用句も学ぶことができ。
鉄柵に囲まれた中で三人の『キアズマ』バトルは熱く熱く。
まさに格闘技ばりの即興演奏の応酬。
ピアノもサックスもドラムも、もっと聴きたかったな。
なにしろ時間が短い番組なのでしかたない。
後半の『キアズマが好き』なる曲を生み出した「る*しろう」との共演も、なんだか示唆的で。
彼らは山下洋輔トリオの凄さをさらに引き立たせる結果ではあったかもしれないけど、
この妙な化学反応みたいなものが、世間の常識を軽くいなす態度にも感じてしまう。
この金澤美也子さんは、ルインズ・吉田達也とも演奏していた人らしい。
演奏・歌に入るONとOFFの落差が魅力的だった。
最近、ちょっとジャズに触れる機会が減っていたけど、やっぱり激しい音楽は良いなと再認識。
そしてこの笑いと知性にあふれたジャズマン達の世界に、なんとも強い憧れを持ってしまう。
来週もさらにこの続きがあるようで。。やるなぁ、題名のない音楽会。
7月に山下洋輔トリオ「復活祭」があることはニュースで目にしていたけど、
伝説の「山下洋輔トリオ」・40年目の同窓会、と題したテレビ番組に朝からテンションが上がる。
まるで「題名のない音楽会」が山下洋輔とタモリにジャックされたかのようなこの放送。
山下洋輔、坂田明、森山威男のライブ演奏が観られるだけでも十分貴重な出来事なのに、さらにタモリさんの登場で、本当に同窓会気分が高まった。
タモリさんと博多での衝撃(笑劇)の出会いから、オフィス・ゴスミダ・マネージャー就任のいきさつなど。
この人達は、叩けばいくらでも剛胆なエピソードが出てきそうだなぁ。
「扇げば尊し」(おだてて乗せて、力を発揮させること。)という慣用句も学ぶことができ。
鉄柵に囲まれた中で三人の『キアズマ』バトルは熱く熱く。
まさに格闘技ばりの即興演奏の応酬。
ピアノもサックスもドラムも、もっと聴きたかったな。
なにしろ時間が短い番組なのでしかたない。
後半の『キアズマが好き』なる曲を生み出した「る*しろう」との共演も、なんだか示唆的で。
彼らは山下洋輔トリオの凄さをさらに引き立たせる結果ではあったかもしれないけど、
この妙な化学反応みたいなものが、世間の常識を軽くいなす態度にも感じてしまう。
この金澤美也子さんは、ルインズ・吉田達也とも演奏していた人らしい。
演奏・歌に入るONとOFFの落差が魅力的だった。
最近、ちょっとジャズに触れる機会が減っていたけど、やっぱり激しい音楽は良いなと再認識。
そしてこの笑いと知性にあふれたジャズマン達の世界に、なんとも強い憧れを持ってしまう。
来週もさらにこの続きがあるようで。。やるなぁ、題名のない音楽会。
2008年09月17日
山下洋輔×渡辺香津美×松原勝也
少し前に山下洋輔と渡辺香津美という私にとっては夢のようなコラボであるライブに行く機会があった。
場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
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場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
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2008年02月06日
Rhapsody in Blue - Gershwin
ガーシュイン、いいですね。
「The 5 Browns」見て、改めて思いました。
ラプソディー・イン・ブルーは最近は「のだめ」にも使われたりして、耳にする機会も多く、その度に聴き入ってしまいます。
このポップさに惹かれてクラシックを聴き始めた人も多いだろうな、と思ったりもします。
それに、クラシック以外にもアレンジされる事の多いこの曲。
異論はあるでしょうが、私が聴いたRhapsody in Blueの中で第一位は、山下洋輔の演奏です。
CDがすり切れるほど聴いたなぁ。
まあ、これは単に私が山下洋輔を好きなだけなのかもしれませんが。
ラプソディ・イン・ブルー
プレイズ・ガーシュウィン
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「The 5 Browns」見て、改めて思いました。
ラプソディー・イン・ブルーは最近は「のだめ」にも使われたりして、耳にする機会も多く、その度に聴き入ってしまいます。
このポップさに惹かれてクラシックを聴き始めた人も多いだろうな、と思ったりもします。
それに、クラシック以外にもアレンジされる事の多いこの曲。
異論はあるでしょうが、私が聴いたRhapsody in Blueの中で第一位は、山下洋輔の演奏です。
CDがすり切れるほど聴いたなぁ。
まあ、これは単に私が山下洋輔を好きなだけなのかもしれませんが。
ラプソディ・イン・ブルー
プレイズ・ガーシュウィン
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