岸田繁
2009年06月10日
魂のゆくえ / くるり
赤く染まったおしっこを見て思わず「ぐう゛」っと唸ってしまった、今日のお昼ごろ。
早朝、降りしきる雨の中、お役所からのダメ出しされた箇所をどう始末しようか、などと土建屋のおっちゃんと現場を見回りながら、なんか今日は体調がおかしい?とは感じていた。
でも血尿なんて・・・はじめての経験で驚いてしまった。
そういえば、ほとんどお守りのように携帯する胃薬を飲んでいたのにこの胸焼け、胃の痛みにも気がつく。
ちょっとお疲れ気味だとは思っていたが、それほどの自覚はなかったのに。
かかりつけのお医者さんは水曜午後休診なので、明日診てもらいに行くことにしようと決め、とりあえず午後の仕事はキャンセルだぁ。
このへんが、気ままな駆け出し自由業のなせるわざか、と、ちょっと自虐的に思ってみる。
といういきさつで、今日発売の「くるり・魂のゆくえ」を早々と家で聴くことができたわけだ。
先日、たまたまメモメモログにこのCDの発売日を残した偶然といい、これはもう運命的な出会いだとこじつける。
岸田繁のはJ-POPS,J-ROCKの良心だとずっと思ってきただけに、自分には、くるりのこのサウンド、歌詞は何よりも「癒し」なのかもしれない。
(ちなみにiTunesのジャンルは、「Alternative & Punk」となっていて、それはそれで納得だが。。。)
愉快なピーナッツ、太陽のブルース、デルタ・・・
そしてアルバムを何度も聴き、やはり期待通りに癒しをいっぱい受け、
今では胃の痛みも吐き気も、おしっこの事も全く気にならなくなっている。
一通り聴いて、ピアノが気持ちいい曲が多かったなぁという印象を持ったのだけど、
『つらいことばかり』『さよならリグレット』『かごの中のジョニー』の3曲は三柴理のクレジットが入っていて。
他にはSupcial Thanksとして矢野顕子、吉田仁、梅津和時、リリーフランキー、山下敦弘といった面々の名前もあったりして、いったいどんな関わり方をしていたのだろうかと想像するのも楽しく。
自分の好きなアーティスト達の横の繋がりは、嬉しくもあり、うらやましくもあるものだ。
何故か初回限定盤ボーナストラック(?)になっている『三日月』。
以前ブログでなんだか精神不安を訴えていた頃をモロに思い出した。
そうだった。あの時も「くるり」に救われていたし、もう偶然ではないなと感じる。
それにしても、なぜボーナストラックで、なぜ歌詞カードまで別にしてあるのか?
シングル発売が2月だったことを考えると、アルバムに入れるには中途半端だという判断だろうか?
でも、去年からさんざんチオビタCMで流れる『さよならリグレット』はボーナスではなく入っているのに。
ほかにもQuruli Card(謎の板?)なる不思議な仕掛けもあったりして。
パズルの謎解き「助けて!」に楽しい時間を過ごすこともできた。
5万IP達成するまで・・・と、さらにまたお楽しみもあるある。
林檎さんもそうだが、「CDを買う」という行為に少しでも意味や楽しみを付加しないと、という気持ちが伝わる。
でも、こういうオマケを付けて売る流れは、ビジネス的にはデフレ現象のようなものなのかな?
それとも万人に売れるような曲が現れにくくなった昨今、よりコアなファン獲得へシフトしているのか。
まあ、いずれにしても、音楽の質が問われるのは変わりないはず。
深く考えずに歓迎したいと思う。
とにかく、魂のゆくえ、よかったです。
あとはZEPPのライブ敦煌ドンファンのチケットが偶然にも!・・・あったらいいのにな〜。
2008年11月07日
改めて林立夫。
12月18日、渋谷で訳あり(?)のライブがあるらしい。
林立夫プロデュースのオムニバスライブ
「ライブW soft edge -Winter Rhythm Selection 静寂と音楽の境界で-」
WOWOW加入者を対象とした応募抽選で当たれば行けるらしい。
これだけでもプレミア感ありだけど、出演するボーカルが、
大貫妙子、岸田繁、河口恭吾、小坂忠、ハミングキッチン、絢香の面々。
個人的にはベースにLITTLE CREATURESの鈴木正人だというところにも注目したい。
昔は「ヒット曲のバックに林立夫有り」みたいな印象があったけど、
改めて関わってきた面々を見ると、豪華なこと豪華なこと。
こんなコンピレーション・アルバムが作れてしまうとは。
オムニバス/Non Vintage〜林立夫セレクション
それにしてもなかなか意味深い選曲。
今は本人、実業家になっている、という点がちと気になるところだが。
ライブのほうは、とりあえずWOWOWで放送されるようなので、楽しみだな。
林立夫プロデュースのオムニバスライブ
「ライブW soft edge -Winter Rhythm Selection 静寂と音楽の境界で-」
WOWOW加入者を対象とした応募抽選で当たれば行けるらしい。
これだけでもプレミア感ありだけど、出演するボーカルが、
大貫妙子、岸田繁、河口恭吾、小坂忠、ハミングキッチン、絢香の面々。
個人的にはベースにLITTLE CREATURESの鈴木正人だというところにも注目したい。
昔は「ヒット曲のバックに林立夫有り」みたいな印象があったけど、
改めて関わってきた面々を見ると、豪華なこと豪華なこと。
こんなコンピレーション・アルバムが作れてしまうとは。
オムニバス/Non Vintage〜林立夫セレクション
DISC1
1. ピンク・シャドウ / Bread&Butter
2. かたおもい / 吉田美奈子
3. GOTANDA / Manna
4. 帰れない二人 / 井上陽水
5. 流星都市 / 小坂忠
6. 海へ帰ろう / 桐ヶ谷仁
7. THE LAST LETTER / Bread&Butter
8. 雨のウェンズデイ / 大滝詠一
9. SWEET MEMORIES / 松田聖子
10. やさしさに包まれたなら / 荒井由実
11. 摩天楼のヒロイン / 南佳孝
12. 8分音符の詩 / 鈴木茂
13. フェアウェル パーティー / Hi-Fi Set
14. 赤いスイートピー / 松田聖子
15. 恋するふたり / 大滝詠一
DISC2
1. LOVE AFFAIR / ロニー・バロン
2. WALK,DON’T RUN / 矢野顕子
3. 行け柳田 / 矢野顕子
4. 安里屋ユンタ / 細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
5. あの海へ帰りたい / 宮沢和史
6. 銀色のジェット / Niagara Fall of Sound Orchestral
7. ラムはお好き? / 吉田美奈子
8. 乗り遅れた男 / 松任谷正隆
9. 七夕の夜,君に逢いたい / Chappie
10. 東京ラッシュ / 細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
11. BABY ELEPHANT WALK / PARACHUTE
12. EASY RIDER / Harry&Mac
13. 緑の風 / 大貫妙子
14. あなたから遠くへ / 金延幸子
15. 猫と僕と君 / 遠藤賢司
16. POLARIS / ARAGON
それにしてもなかなか意味深い選曲。
今は本人、実業家になっている、という点がちと気になるところだが。
ライブのほうは、とりあえずWOWOWで放送されるようなので、楽しみだな。
2007年11月20日
くるりのZeppライブ
くるりのZeppライブをWOWOWで見ました。
残念ながらくるりの生ライブを見たことないので、ヘッドフォン音量を上げ気味、低音ブーストで気分だけ味あうことに。
このバンドはやはりすごい。
CDのクオリティーとライブのクオリティーで演奏に甲乙つけがたい。
ライブは地味な演出ながら、くるりというバンドの特性が素直に表現されているような感じを受け、これも好印象です。
聴く度に岸田繁の曲の上質な深さ、歌詞の世界感の広がりが新鮮に響いて、何度聴いても色あせない。
岸田繁の才能は、日本でももっと大きな評価をされてもいいんじゃないかと思うし、日本人の音楽として世界にも送り出したい、などと夢を抱きます。
それにしてもライブでの「ロックンロール」聴きたいなぁ。
アンテナ
ドラムがクリストファー・マグワイアの時代の「ロックンロール」は超えられないだろうと思っていたけど、クリフ・アーモンドの「ロックンロール」もいい勝負ですね。
以前、矢野顕子が福岡にピアノソロライブに来ていたとき、「今、クリフはくるりに取られちゃってるんですよねー」って笑っていたのを思い出したけど、こんなにくるりに溶け込んでたんですね。
矢野顕子、アンソニー・ジャクソンと互角に名演奏を繰り広げるクリフ・アーモンドの引き出しの多さ、多彩な才能は驚きです。
ルックスも「ドラム界のブラット・ピット」といわれているらしいしねぇー。
残念ながらくるりの生ライブを見たことないので、ヘッドフォン音量を上げ気味、低音ブーストで気分だけ味あうことに。
このバンドはやはりすごい。
CDのクオリティーとライブのクオリティーで演奏に甲乙つけがたい。
ライブは地味な演出ながら、くるりというバンドの特性が素直に表現されているような感じを受け、これも好印象です。
聴く度に岸田繁の曲の上質な深さ、歌詞の世界感の広がりが新鮮に響いて、何度聴いても色あせない。
岸田繁の才能は、日本でももっと大きな評価をされてもいいんじゃないかと思うし、日本人の音楽として世界にも送り出したい、などと夢を抱きます。
それにしてもライブでの「ロックンロール」聴きたいなぁ。
アンテナ
ドラムがクリストファー・マグワイアの時代の「ロックンロール」は超えられないだろうと思っていたけど、クリフ・アーモンドの「ロックンロール」もいい勝負ですね。
以前、矢野顕子が福岡にピアノソロライブに来ていたとき、「今、クリフはくるりに取られちゃってるんですよねー」って笑っていたのを思い出したけど、こんなにくるりに溶け込んでたんですね。
矢野顕子、アンソニー・ジャクソンと互角に名演奏を繰り広げるクリフ・アーモンドの引き出しの多さ、多彩な才能は驚きです。
ルックスも「ドラム界のブラット・ピット」といわれているらしいしねぇー。