初音ミク
2010年02月26日
小さな奇跡と80年代の記憶
大晦日にブログを更新して以来、気がつくと2月が終わろうとしていた。
2009年やり残したことがいっぱいあったな〜などと自らを反省していたのもつかの間、いつもまにかの2ヶ月経過の226。
今年の年末は「2010年も風のごとく過ぎてしまった・・・」という同じ後悔・感傷には浸りたくないものだ。
めっきりブログの更新頻度が減ってしまったけど、頻繁に更新していた時期というのは思い返すと、何か現実生活で追い詰められていた時期と重なるような気もしていて、さすれば、あまり更新してない今の状態というのは、いろんな状態が安定しているということなのだろうか?と。そんな感じがしないでもない。
遅ればせながら今年1回目の更新。でもなんだか嬉しい。
嬉しいといえば、正月に起きた小さな奇跡。
年末の更新にたいしていただいたコメントを年賀状のごとく眺めていたら、1件のトラックバックを確認。「少年メリケンサック」の話題にトラックバックされていて、へ〜嬉しいなと思って確認した送信元が3amopさんということで大驚きした。3amopさんのブログ「3A.M.O.P-午前三時のオプ」は、自分がこのブログを始める2年くらい前から、ほとんど唯一といっていいくらい続けてチェックしていた個人のブログで、それが何故チェックし続けたかと尋ねられると自分でもはっきりとした理由は答えられないけれど、日課のようにブックマークから更新をチェックしていた。その間、特にコメントするわけでもなく、というより他人のブログにコメントを残すことすらした事が無かったので、まったく一方的な読者だったのだが。その3amopさんから突然のトラックバック、そして相互リンクまでしていただいて。縁は異なもの、世間は意外と狭いものとはいえ数百万、数千万?ブログの中からのこういった繋がりは、確率的にも相当なものではないか。
偶然な事といえば、2009年ハリヤ(電動アシスト自転車)を手に入れたというulalaさんとのシンクロぶり。しかも色も黒。決してストーカーしてるわけではないのに、ブログを通して何故かいろいろなところで共通点に気がつき、顔を合わせたこともないのに、もう他人ではないと勝手に思っている自分。
でも、たまたまブログでつながった偶然は、恐らくその偶然を引き起こす確率を高めるだけの、嗜好や考えや歩んできた人生なんかでなんらかの共通点があるのは間違いないだろうなぁ。そう思いながら訪れていただいた方のブログを再確認するのも面白いものだ。
ところで、以前からご訪問いただいているhiroさんから、とても面白い情報の差し入れがあり。
80年代当時のNHK「サウンドストリート」がネットで再放送されているという。
そういえばあの頃「ラジオを聞くと」ことが生活の中で占める割合は高かったな〜と改めて感じる。
音楽の情報を入手する数少ない重要なツールだったし、音楽や曲の価値も今とは大きく違ってたし。
そんで今この「青春ラジカセ」のライブラリが、とっても貴重なライブラリに思えてしまった。
それは押し入れから古いアルバムを引き出して懐かしむ感覚でもあるが、逆に新しい好奇心や探求心の発掘のキッカケでもあるような気がして。
3月いっぱいまでの限定公開というところが、またそういう気持ちにさせられる一因かもしれない。
渋谷陽一、坂本龍一、佐野元春といったDJをはじめ、大島渚、村上龍、忌野清志郎、松田優作といった濃厚な人達がゲストで登場した回の収録もあって必聴の価値あり。
個人的にはとりわけ坂本龍一の『公開デモテープ』には甘酸っぱい感情が湧き上がってきた。
一般リスナーから募ったデモテープを番組内で紹介して、淡々と評価して(切り捨てて?)いくという内容なのだが、自分のデモテープを発表する機会なんてなかなか無い中、ラジオで流してもらえて坂本教授にコメントしてもらえるなんて、そりゃもううらやましくて。
ラジカセ2台でオーバーダビングしながらデモテープ作りにいそしんでいた高校時代、作る曲作る曲友人から酷評されてすっかり自信をなくしていた自分にとって、『公開デモテープ』に投稿なんて・・・ハードル高かったんだよなぁ。
思い切って投稿できなかったあの時の自分を思い出しながら、今ならブログでなら・・・と思い立ち、どさくさにまぎれて『勝手に公開デモテープ』を決め込む。
20年以上前に、中学時代からのくされ縁のtoshと一緒に作った曲「南小倉事件」。
打ち込みソフトSONARでオケを作って、2年前に買ったまま眠っていた「初音ミク」に歌わせてみた。
これで長年の溜飲が下がる、かな?
2007年11月10日
『初音ミク』
VOCALOID2 初音ミク
実は今手に入れたいソフトの一つです。
別に萌えオタと言われる人種ではないけど。
音楽製作用のソフトがこういった形で露出していることは驚きですね。
過去に例がないのでは?
今、入手困難なんでしょう?これだけ評判になっているという事は。
購入者が多いという事はDTM人口が意外に多いという事だと思うので、これもビックリ。
まさかインストールしてパッケージ眺めるだけなんて人はいないと思うし。
(いそうな気もするけど)。
VOCALOID姉貴分のMEIKOは以前から狙っていて、手に入れたかった。
Vocaloid Meiko
自分の思うままアイドルに無理やりどんな歌でも歌わせる。
いいかもですね。
こんなこと言ってたらやっぱりオタクかなー?
例えば生の仮歌を入れる手間を省くために
こういったソフトを使ってプレゼンしたり、
コンペに出したりするミュージシャンもいるのかな?
もう少しリアリティーの高い声になれば、
そういう時代になるかもしれないですね。
自分の声をサンプリングして歌わせるソフトとか、
歌詞を自動的に解析して勝手に感情を込めてくれるとか。
そのうち3D-CGとも合わせてVOCALOIDが次々CDデビューしていって、
オタク層を中心にヒットチャートを賑わせることもありそう。
そして楽曲配信と合わせてPVも3D-CGでやらせて
メディアプレイヤーで試聴したり、自分なりにカスタマイズさせたり。
あ、そんなサービス、既にありそうですね。
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