音楽生活 - music life -
音楽が好きで始めたこのブログ。

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日々の生活と音楽をこじつけた日記などです。

2009年02月23日

Time waits for no one.

時をかける少女

残念ながら、タイムリープなどという経験はまだない。

だが、この現実は記憶のトンネルを抜けて突然現れた未来ではないか?
・・・と感じるほど記憶がなくなっていたり、0コンマ何秒の世界で記憶の糸が切れてしまい、その糸の端を探し戸惑うことが実に多くなってきたことか。
ダイヤリーの行動予定を気にしながら、しかし書き込んだ時点で目的から解放される感覚。
「安心」の担保として必死にメモを残すことで本題に集中できず散漫になる会話。
打ち合わせにICレコーダを持ち込まなかったことの後悔、そんな自分がまた情けなく腹立たしく。
デジャブは超短期記憶喪失だとかいう仮説が正しいなら、その経験すら減ってきた最近の自分は少しやばいのかもしれない。
実は記憶がなくなったということすら覚えていない自分がいるのではないか?という不安。
まあ恐らくこの恐怖は、何もかも自分の頭から記憶が消えるまでは続くのかもしれないが。
そして恐怖を経験すると、最近はこうしてブログに恐怖の記憶を残したりする。

「昨日の夜中にしでかしたことが、どうしても思い出せない」
朝から頭が痛い。薬を飲む。身体が動かない。夜まで目を閉じてやりすごす。以上。

残しておかなければ恐怖した自分自体もなくなってしまうような気がして。
そんなに恐れているのなら、いっそ何も記録しないで送れる生活が幸せなものなのかと考えてみると、どうも自分の価値観、想像力では判断しかねる。
ならば、全部の行動、全部の思考、全部の感覚を完璧に記憶できる装置を装着し、いつでもどこでも瞬時に検索可能なシステムを導入すればいいかというと、たぶん気が狂いそうだな。
でも、一応そんな未来方向を目指して人間はつき進もうとしているのだろう。
それが本当に「幸せ」という目標に重なるかどうか、人は問いながら考えながら進んでいけるものだろうか?

なんか、この前もブログで同じような事を書いた気がする。かすかな記憶。

会社に入社して、覚えたてのプログラム言語で悪戦苦闘していた頃のこと。
頭の切り替えが不得意な自分は、仕事のON、OFFが効かず四六時中プログラムのロジックを組み立てることに追い回される日々を送っていたことがあり。
夢の中にまでも現れるループするロジックに悩まされた経験がある。
何度も何度も同じシーンが夢の途中で繰り返される。
夢の中で飯を食っていたりして、箸を上げた瞬間にメシ屋の前に立っていているシーンに戻り。
そして店に入って注文し、注文を待ち、さあ食べようと箸を上げる瞬間にまた店の前に立っている。
ご丁寧にも中断する直前、頭の中のスクリーンの横にピピッとシーケンス番号が出てきて異常終了。
さあまたシーケンス100番、店の前に戻って・・・の繰り返し。
ロジックのループに対する恐怖なのか、パターン化され脳に焼き付いた回路がそんなヘンテコな夢を見させたのか。なんとかリフレッシュ、切り替え、ON・OFFせねばという脅迫観念で、いやになった。
今となってはまた見てみたい夢でもあるなぁ。

筒井康隆の『時をかける少女』は、偶然身につけた力であるが、自らブレークポイントにたどり着く。
繰り返される時間は、決してプログラムで組んだような同じLOOPではなく、ちょっとした意思の力で枝分かれした違う未来を進むことになる。それも過去の記憶をひきずりながら上塗りしながら。
でもそれはちょっとした記憶をひきずっているか、いないかの違いだけだとも言えるけど。
失敗を挽回しようと時をかける姿は、なんかDBのトランザクション処理でしくったとき、トレース頼りに回復処理が走るのに似てる気もするが、それはあくまでも既定路線に戻すだけ。失われるデータが存在するかもしれないが、ゴールは既に決まっている。

とにかく違う未来の選択がそこにある。
自分は少しの記憶が消えてしまった時点で、もう違う未来(過去?)を歩んでいることなのかもしれない。
だから記憶のない新しい未来も存在するのだ、と自分に言い聞かせたりする。
そんなどうでもいい事をまた記録としてブログに書き留めたことで、違う未来をたぐり寄せようとする。
なんかもがいている感じだな。おれは。

三日月三日月
アーティスト:くるり
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2009-02-18
おすすめ度:5.0


昨日「くるり」の「三日月」一曲をループ再生していた。
何度繰り返しても、これが一回一回ちがうんだなぁ。
歌詞に集中したり、
ベース音を追っかけたり、
ギターリフの運指を想像したり、
ピアノが弾けた気になって悦に入ったり、
岸田繁の歌声をただ無心で受け止めたり、
いいかげん耳が痛くなってイライラしてきたり。
・・・
少し飽きてきたけど・・・ん〜でもあともう一回。
これは自分にとって、ちっちゃなちっちゃな未来を選択する瞬間でもあると思う。

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1. Posted by リベット   2009年02月23日 03:49
夢の中でも「これは夢なんだ」と、
そしてトラブルで慌てていても、
「今は冷静な状態にないな」と気づけるような、
そんな大局的な目を持たせてくれる時代ではないのかもしれませんね。
いや、自分の問題ですかねwww
その瞬間に気がつけたら、だいぶ後悔も減りそうです。
2. Posted by shira-kumo   2009年02月23日 22:43
リベットさん、コメントどうもです。
夢の中でも冷静でいられるとしたら、客観的に夢を楽しめそうでなんだかいいですね。
現実の自分は夢でもトラブルでも焦りまくりで、ついこんな書き込みをしてしまいます。
そしてやっぱり後にならないと気がつかないんですよね〜。
今日も少し後悔です。。

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