音楽生活 - music life -
音楽が好きで始めたこのブログ。

好きな音楽の紹介、新譜CD,DVDの感想、ライブレポート、音楽ニュース、お気に入りYoutube紹介、
日々の生活と音楽をこじつけた日記などです。

2008年11月25日

オーケン・オザケン・天使たちのシーン

音楽における歌詞の存在については、人はどこもまで重きを置いているのだろう?
歌詞がよくわからなくてもいい曲だと感じることはあっても、
歌詞は良いが曲として評価できないものは自分の中では価値を見いだせない。
メロディーが好きになって、それに乗っかる歌詞が良かったら、
それは自分の中で名曲と位置づけられる。多くの場合。

あるクラシックのミュージシャンが言っていた。
「私はポップスも好きできくけど、自然と音に集中してしまって、
 曲を聴きながら歌詞というものがまったく頭にはいってこない。」
よくわかるなぁ。
それは不幸なことなのかもしれないけど。

小沢健二の『犬は吠えるがキャラバンは進む』というアルバムに収録されている
『天使たちのシーン』というよく知られた名曲があるけど、

OZAKEN犬は吠えるがキャラバンは進む/小沢健二

多くの論評でこの13分にわたる長い曲のな中で語られる詞の解釈や、
その世界観が語られている。なのに自分はその13分をまるでインストのように、
楽器やメロディーやアレンジの世界に入り込んで、それだけで満足を得る。
でも歌詞や歌詞の意味が必要ないかというと、そういうものでも無いのが難しいところなんだけど。

小沢健二で好きになった『天使たちのシーン』なのに、
大槻ケンヂがカバーした『天使たちのシーン』のほうが好きになった。
元筋肉少女帯・三柴理がピアノが素晴らしいからであり、
マルコシアスバンプの佐藤研二のベースがかっこいいからであり、
オーケンの、曲に対して注ぐ愛情の大きさが感じたためであり、
この曲を歌詞を生み出したオザケンへの思い入れを上回ったためだ。

ISTANDHEREFORYOUI STAND HERE FOR YOU/大槻ケンヂ

原曲を作ったミュージシャンにとって、カバーしたミュージシャンにファンが乗り換えられた、という事実を本人が知ったら、どういう感情を抱くのだろう?
今ではつい大槻ケンヂの『天使たちのシーン』だと思ってしまっている自分は、歌詞より音の刺激を優先してしまう自分の頭なんて、恐らくこの曲をそんなに理解してないのだろう。

自分でも何を言いたいかわからなくなってきたので、あらためて歌詞を読んでみるとしよう。

(以下引用)

『天使たちのシーン』

海岸を歩く人たちが砂に 遠く長く足跡をつけてゆく
過ぎていく夏を洗い流す雨が 降るまでの短すぎる瞬間

真珠色の雲が散らばってる空に 誰か放した風船が飛んでゆくよ
駅に立つ僕や人混みの中何人か 見上げては行方を気にしている

いつか誰もが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋りだすのなら
何千回ものなだらかに過ぎた季節が 僕にとてもいとおしく思えてくる

愛すべき生まれて育ってくサークル
君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則

大きな音で降り出した夕立の中で 子供たちが約束を交わしてる

金色の穂をつけた枯れゆく草が 風の中で吹き飛ばされるのを待ってる
真夜中に流れるラジオからのスティーリー・ダン 遠い街の物語話してる

枯れ落ちた木の間に空がひらけ 遠く近く星が幾つでも見えるよ
宛てもない手紙書きつづけてる彼女を守るように僕はこっそり祈る

愛すべき生まれて育ってくサークル
君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則

冷たい夜を過ごす 暖かな火をともそう
暗い道を歩く 明るい光をつけよう

毎日のささやかな思いを重ね 本当の言葉をつむいでる僕は
生命の熱をまっすぐに放つように 雪を払いはね上がる枝を見る

太陽が次第に近づいて来てる 横向いて喋りまくる僕たちとか
甲高い声で笑いはじめる彼女の ネッカチーフの鮮やかな朱い色

愛すべき生まれて育ってくサークル
気まぐれにその大きな手で触れるよ
長い夜をつらぬき回ってくサークル
君や僕をつないでる止まらない法則

涙流さぬまま 寒い冬を過ごそう
凍えないようにして 本当の扉を開けよう カモン!

月は今 明けてゆく空に消える
君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 ずっと

神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように
にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている


「その他(邦楽)」カテゴリの最新記事

  • チャットモンチー Live in 武道館
  • 佐野元春のザ・ソングライターズ 〜 スガシカオ
  • SOUL人生
  • 夏だけど時雨 〜 just A moment/凜として時雨
  • SONGS 吉川晃司・山下洋輔
タグ: 大槻ケンヂ 小沢健二 犬は吠えるがキャラバンは進む 天使たちのシーン 三柴理
shira-kumo at 23:12| 人気ブログランキングに投票 │Comments(0)│TrackBack(1)│ この記事をクリップ! │その他(邦楽) | 大槻ケンヂ
このBlogのトップへ│前の記事│次の記事

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 今こそが確実に美しく。〜筋肉少女帯を巡る雑感〜  [ 3A.M.O.P -午前三時のオプ- 2004-2010 ]   2010年06月28日 21:31
大槻ケンヂという名前の響きは、ここ約数ヶ月、僕の中で特別な響きがあった。 身も蓋もない言い方をすれば、それだけ直面も許容もできない出来事が 多すぎた数ヶ月だったのかも知れない。 親友が「人生は無理ゲーだ。俺にはコンティニューする気力はない。」と、 言い残...

この記事にコメントする

名前:
メール:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔    星
 
 
 


bookmark


Yahoo!カテゴリーにもなぜだか登録していただいております。

Thank you
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ご訪問ありがとうございます。

Links
Le Bonjour JouRnal
ドイツ ミュンヘン やっちん話
だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!
おれんじ通信2
くじら日より
MonoMonlogue
姉弟ふたりぐらし
「3A.M.O.P-午前三時のオプ-」
最新記事
この一年間と忌野清志郎
ピアノが酔っちまった ・・・ Tom Waits
近ごろはいつも矢野顕子の『音楽堂』
不毛地帯のTom Waits
おくりびと チェロの音色
スポーツ / 東京事変
小さな奇跡と80年代の記憶
もう暮れてしまう。明けてしまう。
THE GROOVERS 「ROUTE 09 TOUR @福岡SPIRAL FACTORY」
佐野元春のザ・ソングライターズ〜矢野顕子 Part1、2
PR
福岡博多ロック検索
Blog Ranking
記事検索
Categories
AKIKO GRACE (1)
alan (3)
Aphex Twin (1)
THE BAD PLUS (4)
THE BOOM (3)
the brilliant green (1)
Chara (2)
E.S.T. (2)
THE GROOVERS (6)
Macy Gray (1)
MARC RIBOT (5)
MMW (1)
PIL (1)
The Police (2)
Ruby (1)
salyu (2)
SION (2)
SMAP (2)
Stevie Wonder (1)
あがた森魚 (3)
イギー・ポップ (1)
エルビス・コステロ (1)
エレファントカシマシ (2)
オスカー・ピーターソン (5)
くるり (11)
サンハウス (1)
サンボマスター (1)
シーナ&ザ・ロケッツ (2)
ジミ・ヘンドリックス (2)
ジャニス・ジョップリン (1)
ジョン・ライドン (1)
セックス・ピストルズ (1)
トム・ウェイツ (10)
ドレッド・ツェッペリン (1)
ニルバーナ (2)
ノラ・ジョーンズ (1)
ハナレグミ (2)
バンプ・オブ・チキン (2)
フェアグランド・アトラクション (2)
ブラッド・メルドー (2)
ブランキー・ジェット・シティー (1)
ホリー・コール (2)
マルコシアス・バンプ (1)
ヤプーズ (2)
ユニコーン (5)
ゆらゆら帝国 (1)
ラルク・アン・シエル (1)
ルースターズ (3)
ルー・リード (1)
レッド・ツェッペリン (3)
レミオロメン (2)
ローリング・ストーンズ (1)
鮎川誠 (1)
池畑潤二 (5)
石橋凌 (1)
井上陽水 (7)
忌野清志郎 (10)
横道坊主 (2)
大江慎也 (7)
大城美佐子 (3)
大貫妙子 (2)
大槻ケンヂ (1)
小川美潮 (2)
小田和正 (3)
嘉手苅林昌 (3)
亀田誠治 (3)
岸田繁 (3)
斉藤和義 (4)
坂田明 (3)
沢田研二 (8)
椎名林檎 (11)
柴咲コウ (2)
柴山俊之 (3)
下山淳 (1)
武満徹 (2)
恒松正敏 (1)
戸川純 (2)
中島美嘉 (4)
初音ミク (2)
百蚊 (1)
前川清 (1)
町田町蔵 (4)
矢野顕子 (11)
山下洋輔 (5)
憂歌団 (1)
渡辺香津美 (1)
その他(邦楽) (24)
その他(洋楽) (15)
その他 (14)
楽器、機器 (14)
雑記 (58)
Recent Comments
山下洋輔〜題名のない音楽会〜七夕 (ミチキータ)
この一年間と忌野清志郎 (奇跡の48歳?カリスマ主婦モデル、冨田リカがヌ ー ドを披露!)
この一年間と忌野清志郎 (恋愛心理学研究家「わたし」)
この一年間と忌野清志郎 (みつる)
この一年間と忌野清志郎 (ねづっち 創価の押しで人気者に!創価女性?とのH映像みつかる!)
スポーツ / 東京事変 (椎名林檎)
ピアノが酔っちまった ・・・ Tom Waits (shira-kumo)
ピアノが酔っちまった ・・・ Tom Waits (ulala)
不毛地帯のTom Waits (shira-kumo)
不毛地帯のTom Waits (mono-mono)
Recent TrackBacks
今こそが確実に美しく。〜筋肉少女帯を巡る雑感〜 (3A.M.O.P -午前三時のオプ- 2004-2010)
オーケン・オザケン・天使たちのシーン
About SION (だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!)
ピアノが酔っちまった ・・・ Tom Waits
愚行 (だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!)
近ごろはいつも矢野顕子の『音楽堂』
『少年メリケンサック』'09・日 (虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...)
少年メリケンサック / くどかん
とりとめのないはなし (だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!)
おくりびと チェロの音色
Archives
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2009年12月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
Profile
blogranking.gif にほんブログ村 音楽ブログへ
人気ブログランキング【ブログの殿堂】
TREview blogram投票ボタン くる天 人気ブログランキング
ブログランキング
TagCloud
  • Alan
  • Gibson
  • GROOVERS
  • JAZZ
  • Life
  • NHK
  • songs
  • ありあまる富
  • くるり
  • イカ天
  • エンヤ
  • オスカー・ピーターソン
  • ジャズ
  • ジュリー祭り
  • トム・ウェイツ
  • バンド
  • パンク
  • ビートルズ
  • ピアノ
  • ヘッドホン
  • マーク・リーボウ
  • マーク・リボー
  • ユニコーン
  • ライブ
  • ルースターズ
  • レスポール
  • レッド・ツェッペリン
  • 井上陽水
  • 奥田民生
  • 歌詞
  • 忌野清志郎
  • 再結成
  • 坂田明
  • 雑記
  • 山下洋輔
  • 耳鳴り
  • 柴山俊之
  • 小山田圭吾
  • 小林武史
  • 斉藤和義
  • 石橋凌
  • 大江慎也
  • 沢田研二
  • 池畑潤二
  • 中島美嘉
  • 椎名林檎
  • 福岡
  • 北九州
  • 矢野顕子
  • 訃報
favorite


Add to Google

My Yahoo!に追加

はてなRSSに追加

Technoratiに追加


  • seo
SEOPARTS

  • SEO対策
  • _
  • _


100万人が集まるホームページ
QRコード
QRコード
Hospit119
AKB48info
  • ライブドアブログ