2009年02月
2009年02月19日
Ah-han!! / Dee Dee Fever
少年メリケンサックに犯られて、すっかりPUNKモードにはいったまま。
明日もまた北九州に乗り込んで闘う為に、今夜もこのテンションを維持したいのでパンクに狂う。
というのはこじつけだが、『Dee Dee Fever』を聴いて盛り上がった。
ドラムスは御大「Jz_iKehatt」。
映画の中のパンクスではない、現役50歳パンクロッカーがそこにある。
まあ現在のパンク事情はよく知らないので、自然とこういうチョイスになるわけだが。
女性Vo、Gr、Drの変則3ピースバンドという個性も、音を聴くとなかなか気持ちいい。
Bassの無い不安定感が神経にささるが、その分ヴォーカルやギターやドラムの輪郭がはっきり感じられたり。低音を強調した固いギター音は大好物なので、音に集中してしまった。この渡辺喜丈っていうギタリスト、ベースもギターも自分でやっちまいたいんだろうな。
3曲目の『DISCO』は相当いい曲で気持ちいい。
どすどす16BEATを刻むドラムに乗ったシャウトとギターで頭の中がいっぱいになる。
去年の池畑潤二50thリキッドルームのオープニングアクトで観客が微妙な反応だったようだという記事が。
http://roosters.blog.so-net.ne.jp/2008-10-27
そうだよな〜、ベンジー、チバユウスケ、ルースターズ・・・
こんな人達目当ての観客を前にしてオープニングなんて、想像すると怖いなぁ。
でも「あえて」Dee Dee Feverだったんだろうなぁ。
50歳になってもリアルロッカー、リアルパンクであり続ける池畑さんの存在は、これぞ本物の凄みだなと。
2009年02月18日
少年メリケンサック / くどかん
リアルPUNKシティー北九州からやっと帰り着く。
本日は税務署で2時間近くお役所の方々と話し合いを行ったが、なんか敗北感いっぱいだな。
向こうさんから名刺を出されたのに、税務署さんというだけで咄嗟に自分の名刺を出すのに躊躇してしまった。独立(といえば響はいいが、ただの無職)すると、こうも卑屈になってしまうのか。
いったい何を恐れているのやら。
それにしても、役所相手にいくらがんばっても、相手を自分のフィールドに持っていくことが出来ないもどかしさは、まるで高い壁にぶつかっていく卵になったような感じか。(卑近でへたなパクリだけど。。)
法律を勉強するしかないのはわかっているものの、そんなことまで今の自分の頭に押し込める領域が残っているとは思えないし、そんな時間も残されてない気がする。
役所にはってあるポスターを眺めながら、北九州市・北橋市長の「選択と集中」というまるで民間企業のような合い言葉に軽く寒気を感じる。もちろんそんな悪寒は見当はずれなのだろうが、妄想では荒涼としたバースト・シティに放たれた羊のような自分が、暴力と破壊衝動に目覚める瞬間を想像していた。
ありえない!
でも実際パンクには憧れた。
仲の良かったクラスで唯一の金髪パンク小僧に誘われたライブで、なぜか見ず知らずのやからに顔面を殴打されたという楽しい記憶はあるが、パンクの実体験なんてそのくらいしかなく、健康ロック少年の自分にはパンクは遙か高みの存在でもあった。
今の自分は自分をどう見ているのかな?
どうも答えがでない。
少年メリケンサック。
すんごく良かった。トータルとしては。
途中、なんだか身につまされるというか、我が身を振り返り魂がどっかに飛びそうになってしまったが、
笑えたしワクワクもあったし楽しめた。
音楽に向井秀徳を据え、メインテーマは「銀杏BOYZ」、エンディングはユーミン『守ってあげたい』を向井、峯田のねらわれた学園という「どうだ、ツボを押さえただろう」感のある終わりも好みだったし。
それにしても宮崎あおい、こんなにイイ女優だったのか。惚れちまうやろ〜。マジで。
パンフに載っている宮藤官九郎の言葉。
「初めてパンクに触れたのは音楽ではなく映画でした。
石井聰亙監督の『爆裂都市』です。
あれから25年、ずっとパンク好きです」。
そうなんだ。宮藤官九郎もバトル・ロッカーズに憧れて、まっとうな人生のレールを踏み外した同志だったんだと。勝手にそう決めつけ、クドカンが一気に好きになってしまった。
そうか、角打ち屋の大将は遠藤ミチロウだったのか。気がつかなかった。
そして無性にアナーキー、スターリンが聴きたくなったのに、・・・
・・・ちゃんとした音源を持ち合わせず残念な今夜でした。
本日は税務署で2時間近くお役所の方々と話し合いを行ったが、なんか敗北感いっぱいだな。
向こうさんから名刺を出されたのに、税務署さんというだけで咄嗟に自分の名刺を出すのに躊躇してしまった。独立(といえば響はいいが、ただの無職)すると、こうも卑屈になってしまうのか。
いったい何を恐れているのやら。
それにしても、役所相手にいくらがんばっても、相手を自分のフィールドに持っていくことが出来ないもどかしさは、まるで高い壁にぶつかっていく卵になったような感じか。(卑近でへたなパクリだけど。。)
法律を勉強するしかないのはわかっているものの、そんなことまで今の自分の頭に押し込める領域が残っているとは思えないし、そんな時間も残されてない気がする。
役所にはってあるポスターを眺めながら、北九州市・北橋市長の「選択と集中」というまるで民間企業のような合い言葉に軽く寒気を感じる。もちろんそんな悪寒は見当はずれなのだろうが、妄想では荒涼としたバースト・シティに放たれた羊のような自分が、暴力と破壊衝動に目覚める瞬間を想像していた。
ありえない!
でも実際パンクには憧れた。
仲の良かったクラスで唯一の金髪パンク小僧に誘われたライブで、なぜか見ず知らずのやからに顔面を殴打されたという楽しい記憶はあるが、パンクの実体験なんてそのくらいしかなく、健康ロック少年の自分にはパンクは遙か高みの存在でもあった。
今の自分は自分をどう見ているのかな?
どうも答えがでない。
少年メリケンサック。
すんごく良かった。トータルとしては。
途中、なんだか身につまされるというか、我が身を振り返り魂がどっかに飛びそうになってしまったが、
笑えたしワクワクもあったし楽しめた。
音楽に向井秀徳を据え、メインテーマは「銀杏BOYZ」、エンディングはユーミン『守ってあげたい』を向井、峯田のねらわれた学園という「どうだ、ツボを押さえただろう」感のある終わりも好みだったし。
それにしても宮崎あおい、こんなにイイ女優だったのか。惚れちまうやろ〜。マジで。
パンフに載っている宮藤官九郎の言葉。
「初めてパンクに触れたのは音楽ではなく映画でした。
石井聰亙監督の『爆裂都市』です。
あれから25年、ずっとパンク好きです」。
そうなんだ。宮藤官九郎もバトル・ロッカーズに憧れて、まっとうな人生のレールを踏み外した同志だったんだと。勝手にそう決めつけ、クドカンが一気に好きになってしまった。
そうか、角打ち屋の大将は遠藤ミチロウだったのか。気がつかなかった。
そして無性にアナーキー、スターリンが聴きたくなったのに、・・・
・・・ちゃんとした音源を持ち合わせず残念な今夜でした。
2009年02月16日
すばらしき日々/UNICORN、SMAP
2009年02月15日
コルテオ 〜行列〜 / Salyu
コルテオ 〜行列〜/HALFWAY / Salyu
これはSalyuが凄いのか、それとも小林武史が凄いのか。
声質のなめらかさ、強さ、色合いの表現力、ポップスボーカリストの究極とまで感じてしまうことがある。
そして、こういう音を聴かされると理不尽にも嫉妬の念を禁じ得ない。
Salyuは自身ではほとんど楽曲、詩を創作することがなく、歌を奏でることに専念しているようだ。
要は音楽活動への力のかけどころを客観的に分析できているのだろう。
そしてそれ故に、楽曲がおのずと厳選されてくるのかとも思ってしまう。
個人的には小林武史の楽曲には「雰囲気にだまされてはいけない」と心のどこかにフィルターをかけて聴いてしまう悪しき習性があるのだが、そのフィルターを易々とくぐり抜けて、数多くの楽曲が自分の心に届いてしまう。
そういう自分なので、Salyuが好きになった理由には小林武史プロデュースだという認識は全くなかった。
それなのに、音楽的に好きだった映画『リリイ・シュシュのすべて』でのLily Chou-ChouがSalyuで後ろに小林武史がいた。
CHARAが好きでアプローチした岩井俊二『スワロウテイル』の音楽監督がこれがまた小林武史。
さらに浅田次郎が好きでアプローチした映画『地下鉄に乗って』のラストで流れたSalyuの『プラットホーム』に不覚にも涙を流させられてしまうのだが、ここにもまた小林武史の存在があった。
もっとさがせば、MY LITTLE LOVERのAKKOの歌声も好きだし一青窈にもなぜか惹かれるものがある。曲、歌、そして恐らく容姿までもツボだともいえそうだ。
考えてみると自分はそんな小林武史に嫉妬しているのか?
音楽的に認めたくない部分があるというのも偽りで、AKKOや一青窈に対して音楽でも男女関係でも深い繋がりを持った彼に対する憧れの裏返しでもあるのだろう。
恐らく小林武史に対して曲やプロデュースに関して一切の信頼をおいているであろうSalyuも、男女の仲といってしまうと下世話になってしまうが、ある意味愛情関係でつながっていると思えてしまう。
自分が尊敬と愛情を注げる対象に対して全力で向き合う、そんな理想的な状態に持っていくことが小林武史のミュージシャンへのアプローチであり、良い作品を生み出すための力になっているのだろう
・・・と、とりあえずそんな当たり前な理由付けあきらめをつける。
結局、小林武史の生み出す音楽を自分は好きなのだろう。
やっぱり認めたくないという往生際悪い気持ちがありながら、
確実に至福を感じてしまうだろう次回作を心待ちにさせられる自分の心にふりまわされる。
またやられてしまうのだろうなぁ。
2009年02月14日
いまさら、でも・・・Blue Valentine
しかし、恐らく義理チョコすらもらえない今年は、また格別な味わいのこの曲。
初めて聴いたトム・ウェイツはアイランド時代のアルバム『Swordfishtrombones』だった。
この作品の衝撃があまりにも大きく、しばらくは他の音楽への興味がそがれたほど虜にさせられた。
それから当然他の作品にも手を伸ばし、アサイラム時代の旧作アルバムの音に触れることになる。
アサイラムのトム・ウェイツはアイランド以降とは別物ともいえる脚色の少ない直球な音で、
『Closing Time』『土曜日の夜』『Small Change 』『異国の出来事』・・・と聴けば聴くほどのめりこんだ。
LPで買ったタイトルを輸入盤CDでまた入手し、歌詞カード目当てで復刻版のCDでまた買い直したりして。
ここまで楽しませてもらってTomには感謝だな。
気がつくと2月14日。
もともと記念日というものにあまり思い入れも無い自分なのだが、バレンタインデーは少し甘酸っぱい。
シラフな今なので内容を語る勇気はないけど・・・。
今年も決め事のようにトム・ウエイツの『ブルー・バレンタイン』を聴く。
もう、自分の中での縛りになっている曲だ。
ギターのテンションノートが心の琴線をふるわせるこの名曲、そしてこの名アルバム。
ジャケット裏に当時恋人であったリッキー・リー・ジョーンズの後ろ姿が写っていることも、その後リッキー・リー・ジョーンズがアルバムで『マイ・ファニー・バレンタイン』を歌っていたことものちに知り、自分の中でますます思い入れが深まるエピソードソングとなった。
She sends me blue valentines
all the way from philadelphia
to mark the anniversary
of someone that I used to be
and it feels just like there's
a warrant out for my arrest
got me checkin' in my rearview mirrror
and I'm always on the run
thats why I change my name
and I didn't think you'd ever find me here
昔の恋人を忘れようとする男に、しかし毎年のようにヴァレンタインレターが送られてくる・・・
切ない男の気持ちを歌っているのだろうか?
ヴァレンタインデーに囚われ続ける男の女々しさか?
いずれにしても、やあご同輩!Tom Waits殿!
2009年02月13日
オックスブラッド・レスポールに溜息
初めて手にしたエレキギターは赤いサンバーストのYAMAHAレスポール・スタンダードモデル。
中学3年の時だった。
2本目もサンバーストのスタンダード、GRECOのレスポールモデル。
これは自分の人生で一番長い時間触っていた楽器だったかも。
その後、YAMAHAストラト、フェンダージャパンのテレキャス、フェンダー・ストラト
・・・このへんからは出入りが激しくて詳しくは覚えてない。
そしてやっとたどり着いたGIBSONは、ダークグリーンのレスポールSTUDIOカスタムモデル。
でも長い間横道に逸れながら、回り道をしながらも結局はギブソンへの憧れに行き着き、それなのにどうしても本命ギブソン・レスポール・スタンダードには未だたどり着かない。
物欲の熱量と経済力のバランスがとれてない、というか単に間が悪いのだろう。
ちなみに初めて手に入れたギブソンのセミアコはES135だった。
ラリー・カールトンがツボにはまっているのに「ES335」じゃなくて「ES135」を選んでしまう自分。
そういえば、いままで乗っきた車は全て中古だったなぁ。
なんかこれも根っこは同じような気がしてきた。
「いつかは自分も・・・」とか「あこがれの・・・」とか言い続けて、一生本気でそれを自分のものにする勇気が無いだけなのかもしれない。
そうしてウジウジしているうちに、また憧れの楽器が増えることに。
「Jeff Beck 1954 Les Paul Oxblood」
ジェフ・ベックが愛用した、オックスブラッド・レスポールを完璧に再現した・・・
http://www.barks.jp/news/?id=1000046715
限定150本で、最初の50本はご丁寧にもジェフ・ベック本人が一本一本実際に演奏し、直筆のサインと製造番号がついてるらしい。ちなみに価格は2,400,000円(税別)。世界に軽く50人くらいはMAXコアなAKB48ファンのようなベックファンがいるとふんでの発売だろうか。
「くやしかったら買ってみろ!!」と自分を罵倒・挑発しても、買ってはくれないのが現実。
そして数年後このブログが続いていたら、また愚痴るのだ。
「あの一本は欲しかったな〜。」溜息
そしてZepp Fukuokaにジェフベックがやってくる来週2月16日を前にして、チケットも持ってない自分。
人生後悔の連続だ〜ぃ。
中学3年の時だった。
2本目もサンバーストのスタンダード、GRECOのレスポールモデル。
これは自分の人生で一番長い時間触っていた楽器だったかも。
その後、YAMAHAストラト、フェンダージャパンのテレキャス、フェンダー・ストラト
・・・このへんからは出入りが激しくて詳しくは覚えてない。
そしてやっとたどり着いたGIBSONは、ダークグリーンのレスポールSTUDIOカスタムモデル。
でも長い間横道に逸れながら、回り道をしながらも結局はギブソンへの憧れに行き着き、それなのにどうしても本命ギブソン・レスポール・スタンダードには未だたどり着かない。
物欲の熱量と経済力のバランスがとれてない、というか単に間が悪いのだろう。
ちなみに初めて手に入れたギブソンのセミアコはES135だった。
ラリー・カールトンがツボにはまっているのに「ES335」じゃなくて「ES135」を選んでしまう自分。
そういえば、いままで乗っきた車は全て中古だったなぁ。
なんかこれも根っこは同じような気がしてきた。
「いつかは自分も・・・」とか「あこがれの・・・」とか言い続けて、一生本気でそれを自分のものにする勇気が無いだけなのかもしれない。
そうしてウジウジしているうちに、また憧れの楽器が増えることに。
「Jeff Beck 1954 Les Paul Oxblood」
ジェフ・ベックが愛用した、オックスブラッド・レスポールを完璧に再現した・・・
http://www.barks.jp/news/?id=1000046715
限定150本で、最初の50本はご丁寧にもジェフ・ベック本人が一本一本実際に演奏し、直筆のサインと製造番号がついてるらしい。ちなみに価格は2,400,000円(税別)。世界に軽く50人くらいはMAXコアなAKB48ファンのようなベックファンがいるとふんでの発売だろうか。
「くやしかったら買ってみろ!!」と自分を罵倒・挑発しても、買ってはくれないのが現実。
そして数年後このブログが続いていたら、また愚痴るのだ。
「あの一本は欲しかったな〜。」溜息
そしてZepp Fukuokaにジェフベックがやってくる来週2月16日を前にして、チケットも持ってない自分。
人生後悔の連続だ〜ぃ。
2009年02月08日
WAO! / ユニコーン
焼き鳥を食いながら明るい将来について語り合った今日。
めっきり飲めなくなった酒が回ってしまうまでのあいだ、今年のサバイバル戦略について少し本気で情報交換をする。会話の途中、ときどきまだ「うちの会社」などと口走ってしまい、あわてて「元」をつけて言い直すことがあり、会社員だったクセはそう簡単には抜けきらないものだと感じたりして。そして寄るところのない身分というのはやはりちょっと心細いもので。正直そういう事をサラリーマンを辞めて改めて認識させられたりもした。今は独立ご祝儀でいただいている仕事を、これからどう育ててネットワークを繋げていくかが課題で。今まで以上に人との関係、人との縁を大事にしなくては・・・。
まあ試練は続くのだろうけど、どちらかというとワクワク感が上回る。生活がかかるというプレッシャーとサバイバル感は、予想外に人間に前を向かせるものなのかもしれない。
WAO!/ユニコーン
再結成したユニコーン、彼らはきっと追い詰められたわけではないだろうけど。
作詞作曲、そしてボーカルまでも奥田民生ではなく阿部義晴が担当した『WAO!』
どういう経緯でそうなったかはわからないけど、結果、「奥田民生のユニコーン」だったのではなく、ユニコーンの奥田民生、そして阿部義晴だったんだなと改めて感じさせられることに。
昔聴いたワクワク、ドキドキ、気持ちいい、笑いたくなる、そんな大好きだったユニコーンをこの曲で感じることができる。その音は「あの時の音をこの時代に再現する」といった単なる同窓会的ノスタルジックさではなく、むしろ新しい刺激をまたもってきてくれた感が強く、でもどう聴いても「ユニコーン」しか作れない音楽がまた聴けたということが、とても嬉しかった。
とにかく前を向くことが必要な今の自分にとっては、この新作がありがたい景気づけに思えてしまった。
17日に出るアルバムも楽しみにしようかな。
めっきり飲めなくなった酒が回ってしまうまでのあいだ、今年のサバイバル戦略について少し本気で情報交換をする。会話の途中、ときどきまだ「うちの会社」などと口走ってしまい、あわてて「元」をつけて言い直すことがあり、会社員だったクセはそう簡単には抜けきらないものだと感じたりして。そして寄るところのない身分というのはやはりちょっと心細いもので。正直そういう事をサラリーマンを辞めて改めて認識させられたりもした。今は独立ご祝儀でいただいている仕事を、これからどう育ててネットワークを繋げていくかが課題で。今まで以上に人との関係、人との縁を大事にしなくては・・・。
まあ試練は続くのだろうけど、どちらかというとワクワク感が上回る。生活がかかるというプレッシャーとサバイバル感は、予想外に人間に前を向かせるものなのかもしれない。
WAO!/ユニコーン
再結成したユニコーン、彼らはきっと追い詰められたわけではないだろうけど。
作詞作曲、そしてボーカルまでも奥田民生ではなく阿部義晴が担当した『WAO!』
どういう経緯でそうなったかはわからないけど、結果、「奥田民生のユニコーン」だったのではなく、ユニコーンの奥田民生、そして阿部義晴だったんだなと改めて感じさせられることに。
昔聴いたワクワク、ドキドキ、気持ちいい、笑いたくなる、そんな大好きだったユニコーンをこの曲で感じることができる。その音は「あの時の音をこの時代に再現する」といった単なる同窓会的ノスタルジックさではなく、むしろ新しい刺激をまたもってきてくれた感が強く、でもどう聴いても「ユニコーン」しか作れない音楽がまた聴けたということが、とても嬉しかった。
とにかく前を向くことが必要な今の自分にとっては、この新作がありがたい景気づけに思えてしまった。
17日に出るアルバムも楽しみにしようかな。
2009年02月03日
The Song Remains the Same
高校生のころから政治家を志してきた友人がいて、
やっと巡ってきた千載一遇のチャンスを掴むことができなかった昨日。
なんと声をかけてよいやらわからない自分に、
むこうから明るく声をかけてきた。
「ぜんぜん大丈夫。でも、ごめん」
「いや・・・俺こそごめん」
お互い何が「ごめん」だか解らないままだったが。
しかしあれほど熱くなれる目標を持った彼がうらやましく。
自分には何があるのか?・・・という焦りも感じた。
スタートは同じ出来の悪い学生だったが。
暇さえあれば一緒に聴いていたツェッペリンのこのアルバムを思い出す。
The Song Remains the Same / Led Zeppelin
何年経っても変わらないものは変わらない、、だな。
やっと巡ってきた千載一遇のチャンスを掴むことができなかった昨日。
なんと声をかけてよいやらわからない自分に、
むこうから明るく声をかけてきた。
「ぜんぜん大丈夫。でも、ごめん」
「いや・・・俺こそごめん」
お互い何が「ごめん」だか解らないままだったが。
しかしあれほど熱くなれる目標を持った彼がうらやましく。
自分には何があるのか?・・・という焦りも感じた。
スタートは同じ出来の悪い学生だったが。
暇さえあれば一緒に聴いていたツェッペリンのこのアルバムを思い出す。
The Song Remains the Same / Led Zeppelin
何年経っても変わらないものは変わらない、、だな。