2008年12月
2008年12月31日
WHITE ROOM リリー・フランキー&斉藤和義
年末はお世話になりましたNHKさん。
朝起きるとやっていた「WHITE ROOM」。
リリー・フランキーと斉藤和義の会話が、いちいち心地よかった。
「僕の見たビートルズはTVの中」で出てきたときにすでに思っていたが、
ギター一本で勝負できる斉藤和義はかっこいいなと。
そしてこうして音楽を続けていることにうらやましくなる。
悪いことばかりじゃないことも 人生で
物語はまだまだつづくよ さあ行こう
その夢も不安も闘いも これからだから
「おつかれさまです」といってみる このぼくに
(「おつかれさまの国」より)
2008年、お疲れさまです。
おつかれさまの国
朝起きるとやっていた「WHITE ROOM」。
リリー・フランキーと斉藤和義の会話が、いちいち心地よかった。
「僕の見たビートルズはTVの中」で出てきたときにすでに思っていたが、
ギター一本で勝負できる斉藤和義はかっこいいなと。
そしてこうして音楽を続けていることにうらやましくなる。
悪いことばかりじゃないことも 人生で
物語はまだまだつづくよ さあ行こう
その夢も不安も闘いも これからだから
「おつかれさまです」といってみる このぼくに
(「おつかれさまの国」より)
2008年、お疲れさまです。
おつかれさまの国
2008年12月30日
ジュリー流れイギー・ポップ経由、大江慎也
またジュリーから話しがはじまる。
昨日のジュリー祭り90分を過ごしたあと、坂本龍一のインタビュー番組が90分放送された。
坂本龍一を90分出演させながら、曲は全くなしで。
インタビュアーは良くも悪くもNHK的な女子アナで、話しがかみあっているのかいないのか。
でもテレビ番組としてはまあまあ面白かったと思った。
そして続けざま放送されたのが、プリテンダーズのハイビジョンライブ。
時間はこれも90分間なので、この暮れの慌ただしい時期の夜中4時間半もテレビ小僧になる。
ゲストにはイギー・ポップという大盤振る舞いだ。
NHKもいったいどうしたんだろう?サービス良すぎ!
プリテンダーズのクリッシー・ハインドがデビューしたのは、彼女が28歳のときだったとのこと。
バンドが結成されたのが1978年らいなので、クリッシーももうすぐ還暦なのか。
西洋人に還暦もなにもないけど。
でも最近ミュージシャンの年齢ばかり気にしてないか?
おそらく自分は、自分でも気がつかないうちに自分の年齢とロックミュージシャンの年齢を比較して、
「まだまだやれる」と無意識に確認しているのかもしれない。
彼女もまたバリバリ現役のロックカーとして健在なのを確認して安心する。
それにしても驚きで敬服させられたのがゲストで出演していたイギー・ポップ。
画面で久しぶりに見るイギーポップの姿は、他のミュージシャンをはるか超越した存在感だった。
狂気、パンク、ロック、ドラッグ、暴力の匂いが60歳を超えても消えてないみたいで。
でもなにかずっと遠い先に視線が向いているようで、周囲の流れなんて我関知せずの感もあり。
でもあの顔、体型、あの歌、踊りは、いまだ『パンクのゴッドファーザー』としての凄みがある。
そんなイギー・ポップを見ていて、なんとなく頭に浮かんだのがこの人だった。
大江慎也 - GO FOR THE PARTY (大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤ニ)
「大江慎也の狂気」などといくら周囲が評していても、
そもそも狂っている状態が理解できないことには、やはり狂気もなにも理解できないのであり、
イギー・ポップにしても大江慎也にしても、
ただ理解を超えたスタイルに魅力を感じているだけなのか?
これをまた理解しようと試みる。
どうも、どうどうめぐりに陥ってしまうのでだめだ。
(wikipedia参照)
☆公式サイト(閉鎖)
☆SHINYA OE WRITING(以前執筆されていたブログ、現在は閉鎖により閲覧不可)
☆SHINYA OE(本人執筆のブログ、2008年5月1日をもって閉鎖)
大江さん本人も自分のなかで、狂気のどうどう巡りを繰り返しているのかもしれない。
あるいは健康問題?創作上の重圧?金銭問題?なんちゃら権利問題?
自分には想像がつかないストレスであることは確かだろう。
でも、カリスマである大江慎也が、生きることにもがき、そんな姿を晒してくれる。
それだけで、自分もあがき続ける力が出てくるのを感じる。
この次、いつ折り合いをつけてファンの前に姿を現してくれるのだろう。
でも・・・大江慎也はまだまだ若いのだ。
イギー・ポップより一回り若い50才でしかないじゃないか。
The Silent Midnight (Rough version)
昨日のジュリー祭り90分を過ごしたあと、坂本龍一のインタビュー番組が90分放送された。
坂本龍一を90分出演させながら、曲は全くなしで。
インタビュアーは良くも悪くもNHK的な女子アナで、話しがかみあっているのかいないのか。
でもテレビ番組としてはまあまあ面白かったと思った。
そして続けざま放送されたのが、プリテンダーズのハイビジョンライブ。
時間はこれも90分間なので、この暮れの慌ただしい時期の夜中4時間半もテレビ小僧になる。
ゲストにはイギー・ポップという大盤振る舞いだ。
NHKもいったいどうしたんだろう?サービス良すぎ!
プリテンダーズのクリッシー・ハインドがデビューしたのは、彼女が28歳のときだったとのこと。
バンドが結成されたのが1978年らいなので、クリッシーももうすぐ還暦なのか。
西洋人に還暦もなにもないけど。
でも最近ミュージシャンの年齢ばかり気にしてないか?
おそらく自分は、自分でも気がつかないうちに自分の年齢とロックミュージシャンの年齢を比較して、
「まだまだやれる」と無意識に確認しているのかもしれない。
彼女もまたバリバリ現役のロックカーとして健在なのを確認して安心する。
それにしても驚きで敬服させられたのがゲストで出演していたイギー・ポップ。
画面で久しぶりに見るイギーポップの姿は、他のミュージシャンをはるか超越した存在感だった。
狂気、パンク、ロック、ドラッグ、暴力の匂いが60歳を超えても消えてないみたいで。
でもなにかずっと遠い先に視線が向いているようで、周囲の流れなんて我関知せずの感もあり。
でもあの顔、体型、あの歌、踊りは、いまだ『パンクのゴッドファーザー』としての凄みがある。
そんなイギー・ポップを見ていて、なんとなく頭に浮かんだのがこの人だった。
大江慎也 - GO FOR THE PARTY (大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤ニ)
「大江慎也の狂気」などといくら周囲が評していても、
そもそも狂っている状態が理解できないことには、やはり狂気もなにも理解できないのであり、
イギー・ポップにしても大江慎也にしても、
ただ理解を超えたスタイルに魅力を感じているだけなのか?
これをまた理解しようと試みる。
どうも、どうどうめぐりに陥ってしまうのでだめだ。
(wikipedia参照)
☆公式サイト(閉鎖)
☆SHINYA OE WRITING(以前執筆されていたブログ、現在は閉鎖により閲覧不可)
☆SHINYA OE(本人執筆のブログ、2008年5月1日をもって閉鎖)
大江さん本人も自分のなかで、狂気のどうどう巡りを繰り返しているのかもしれない。
あるいは健康問題?創作上の重圧?金銭問題?なんちゃら権利問題?
自分には想像がつかないストレスであることは確かだろう。
でも、カリスマである大江慎也が、生きることにもがき、そんな姿を晒してくれる。
それだけで、自分もあがき続ける力が出てくるのを感じる。
この次、いつ折り合いをつけてファンの前に姿を現してくれるのだろう。
でも・・・大江慎也はまだまだ若いのだ。
イギー・ポップより一回り若い50才でしかないじゃないか。
The Silent Midnight (Rough version)
2008年12月29日
完結・沢田研二・妄想・ジュリー祭り
NHKの受信料を払い続けてきてよかったと思ったこの日。
昨日に続く、「沢田研二ライブ 人間60年ジュリー祭り IN 東京ドーム」の放送である。
今年の9月から曲目予想やブログ検索、ニュース記事のチェックなど、妄想・ジュリー祭りというか、バーチャル・ジュリー祭りを勝手に行ってきて、このライブ映像でひと月遅れの閉幕を迎えた。
実際に大阪京セラドームや東京ドームに行かれた方々に少しでも近づきたい。
そんな一心で、なけなしの想像力を総動員し、会場に行ったという事実(妄想)を記憶に焼き付けた。
これまで得た情報を頭の中で出し入れしながら、映像による検証作業を行っているかのような自分。
そうしているうちに、アッという間の90分間が終わる。やっと燃え尽きた。
そして3ヶ月に及ぶ「妄想・沢田研二 人間ジュリー祭り」が完結したのでした。
ありがとう。ジュリー。
次はどんな形でジュリーの姿を目にすることができるのかな。
それを想像するのがまた楽しみだなあ。
2008年12月28日
テレビ漬け・NHKジュリー祭り
NHK「沢田研二ライブ 人間60年ジュリー祭り IN 東京ドーム」を見る。
東京ドームライブで歌ったは80曲は、ジュリーにとってはそれでも選りすぐりの80曲。
その中からさらに絞りきった8曲45分の放送で、濃縮エキスのようなものだ。
せめて2時間番組くらいにして欲しいよな〜とわがままを言いたくなる。
それにしてもすごい歌唱力だった。うん。そしてかっこいい。
我が窮状で観客の合唱があったかどうかなんて、もう、どうでもいいことだったな。
還暦ミュージシャンを追っかけ続けたかのような一年だったが、
こうやって映像を見ると、ジュリーが一番のアイドルだったような気がしてくる。
いや、だれが一番なんて、これもどうでもいいことだった。
年末は音楽番組が多くて、テレビばかり見ているような・・・。
なのに、NHKのHPを見てたら「鍵盤の魔術師 :オスカー・ピーターソンの世界」なる番組があった事を知り、
そして再放送も既に終わっていたことも知ってしまいちょっと落ち込み、
さらに、そんなにテレビが好きだったんだ?自分?と戒めてしまうのだった。
こうなりゃついでに紅白も見ておこうかな。
SONY BRAVIA 4型V 防水ワンセグ液晶テレビ AM/FMラジオ対応 2GBメモリー搭載 XDV-W600-PC ピンク
販売元:ソニー
発売日:2008-10-30
クチコミを見る
東京ドームライブで歌ったは80曲は、ジュリーにとってはそれでも選りすぐりの80曲。
その中からさらに絞りきった8曲45分の放送で、濃縮エキスのようなものだ。
せめて2時間番組くらいにして欲しいよな〜とわがままを言いたくなる。
それにしてもすごい歌唱力だった。うん。そしてかっこいい。
我が窮状で観客の合唱があったかどうかなんて、もう、どうでもいいことだったな。
還暦ミュージシャンを追っかけ続けたかのような一年だったが、
こうやって映像を見ると、ジュリーが一番のアイドルだったような気がしてくる。
いや、だれが一番なんて、これもどうでもいいことだった。
年末は音楽番組が多くて、テレビばかり見ているような・・・。
なのに、NHKのHPを見てたら「鍵盤の魔術師 :オスカー・ピーターソンの世界」なる番組があった事を知り、
そして再放送も既に終わっていたことも知ってしまいちょっと落ち込み、
さらに、そんなにテレビが好きだったんだ?自分?と戒めてしまうのだった。
こうなりゃついでに紅白も見ておこうかな。
SONY BRAVIA 4型V 防水ワンセグ液晶テレビ AM/FMラジオ対応 2GBメモリー搭載 XDV-W600-PC ピンク
販売元:ソニー
発売日:2008-10-30
クチコミを見る
2008年12月27日
私は風 / カルメン・マキ&OZ
テレビをザッピングしていてオヤジバンドが目にとまる。
「おじロック2008 〜働くバンドまつり〜」
その名前でもわかるように、サラリーマンなどの働くオヤジのバンドコンテストらしい。
家族に呆れられようが、ロックスターへの憧れは捨てきれない。うんうん、そうだ。
どうやら単純に音楽を競うというより、普段の姿とのギャップも競っているのかな。
番組はもう終わりかけだったけど、マキオズ『私は風』のコピーをやっているバンドを見る。
同期入社主婦30年ロック魂?
カルメン・マキさながらの迫力の女性は、そうすると50歳前後で主婦なのか。
カッコイイじゃないか!
お世辞ではなく、そんな歳には見えなかったなぁ。
Carmen Maki & Oz
カルメン・マキ&OZのオリジナル曲の『私は風』は10分を超える長い長い曲だ。
自分もマキ&オズのコピーをしていた高校生のころを思い出す。
急遽ライブできる状況になって、その時どうしてもマキ&オズやりたくて。
無謀にも『空へ』と『六月の詩』と『私は風』で合わせて30分くらいの曲を大慌てで練習し、
結局、曲を最後まで覚えることすらできない状態でライブに臨んでしまい。
観客も自分たちもむちゃくちゃ寒い思いををしたのは忘れられない。
あの「おじロック」の先輩方々は、マキ&オズを30年間続けられてこられたのだな。
そう思うとうらやましいかぎりだ。
さて、カルメン・マキは今何歳なのだろう。
ギターのハッチャン・春日博文は、デビュー当時18歳だったのか!恐ろしい。
それはそうと、またザッピングして結局「おじロック」の審査結果を見逃してしまった。
あのバンドは優勝できたのかな?
「おじロック2008 〜働くバンドまつり〜」
その名前でもわかるように、サラリーマンなどの働くオヤジのバンドコンテストらしい。
家族に呆れられようが、ロックスターへの憧れは捨てきれない。うんうん、そうだ。
どうやら単純に音楽を競うというより、普段の姿とのギャップも競っているのかな。
番組はもう終わりかけだったけど、マキオズ『私は風』のコピーをやっているバンドを見る。
同期入社主婦30年ロック魂?
カルメン・マキさながらの迫力の女性は、そうすると50歳前後で主婦なのか。
カッコイイじゃないか!
お世辞ではなく、そんな歳には見えなかったなぁ。
Carmen Maki & Oz
カルメン・マキ&OZのオリジナル曲の『私は風』は10分を超える長い長い曲だ。
自分もマキ&オズのコピーをしていた高校生のころを思い出す。
急遽ライブできる状況になって、その時どうしてもマキ&オズやりたくて。
無謀にも『空へ』と『六月の詩』と『私は風』で合わせて30分くらいの曲を大慌てで練習し、
結局、曲を最後まで覚えることすらできない状態でライブに臨んでしまい。
観客も自分たちもむちゃくちゃ寒い思いををしたのは忘れられない。
あの「おじロック」の先輩方々は、マキ&オズを30年間続けられてこられたのだな。
そう思うとうらやましいかぎりだ。
さて、カルメン・マキは今何歳なのだろう。
ギターのハッチャン・春日博文は、デビュー当時18歳だったのか!恐ろしい。
それはそうと、またザッピングして結局「おじロック」の審査結果を見逃してしまった。
あのバンドは優勝できたのかな?
2008年12月26日
今年のクリスマスの約束 2008/小田和正
この番組でようやくクリスマス気分を味あう私です。
小田和正さんからのプレゼント「クリスマスの約束」も、これで8年目になるのだとか。
この移り変わりが激しいテレビ界、音楽界の中にあって、これは大変なことだろう。
確か数年前のこの番組で、もうテレビには出ないだろうというような弱気な発言があったことを思い出すが、その後も毎年番組は続くし、ライブでの活躍も衰え知らず。
恐らくいくら年を重ねても、表現する情熱が尽きないのだろう。
それにしてもあの歳であの声はすごすぎる。
小田さんのライブは、オフコース時代の曲もかなり原曲に忠実に再現されているなーという印象。
『さよなら』のギターソロも口ずさむことができる名フレーズだなと改めて思ったりも。
クリスマスの約束の「お約束」のようになったサプライズゲスト。
今年は佐橋佳幸、松たか子夫妻の共演というサプライズだった。
松たか子が歌うのは久しぶり見たけど、優しい声でなかなか心地よかったし。
そして夫妻での共演も微笑ましいものだなと。
ラストで新曲『さよならは言わない』を初めて聴く。
” ” たとえ このまま 会えないとしても
” 思い出に そして君に
” きっと さよならは 言わない
” 決して さよならは 言わない ”
こういう新曲を出せる60代のオヤジは、やっぱりすごい。
途中に挿入されるご当地紀行の中に、福岡・かしいかえん(香椎花園)がいきなり出てきて驚いた。
そこでチューリップの花を見るなり「心の旅」を口ずさむという間の良さ。
これ、とっさに出たんなら流石だよな〜。
ナレーションはwikiによると第一回からずっと斉藤由貴だとのことで、もちろん今回もそう。
「来年もきっと、クリスマスのこの日に、小田さんと皆さんの”お約束”です」
あ〜今年のクリスマスも終わりを告げる。来年に期待を残して。
この時期は最近3年間で2度もクリスマスの夜を病院のベッドで過ごしてしまった自分。
そんな自分にとって、こうしていま在ることが一番の贈り物だとは思っているが、
このクリスマスの約束と先日のあがたさんのライブは心にひびいた贈り物だなと。
ちょっと気取りすぎか〜。
2008年12月24日
あがた森魚『惑星漂流60周年!』 port.61 at 福岡・マイティガル
以前ふらさんからこのブログに告知していただいて、知ることができたあがたさんのライブ。
今日は想像以上の宝物をいただいて帰ってきた気分です。感謝です!
場所は福岡の「マイティガル」。このお店、ライブも行われるネパールカレー店という不思議な空間。
店の前につくと、向かいの駐車場にキャンピングカーが置いてあるのに気がつき、あれが「あがた森魚 惑星漂流60周年!」の移動手段で、北海道から南下して60カ所を超えるライブお敢行してやってきたお伴なのだなと想像し、ワクワク嬉しくなる。
会場にはいるともう中は人で溢れ、幸か不幸かイスのある席は既に空いて無く、空いているのはステージかぶりつきの地べた席のみで、そのため3時間あまりのあいだ体育座りしながら至近距離でライブを体感することになった。
オープニングは、福岡で活動している『ライスボウル』というグループ。今年、1月にライブハウス『昭和』であがたさんと共演もしているらしい彼ら。あがたさんにも可愛がられているようで、若い世代のミュージシャンとあがたさんの組み合わせは興味深く、世代を超えて引き継がれていく音楽の流れに安心感や期待もかんじる。それにしても、演奏時間の半分くらいをギターチューニングに費やす大胆さ。大物かも?
そしてあがた森魚さん登場。
期待通りの雰囲気・オーラを持った人で、予想以上におしゃれで優しそうな人だ。
「今ここに立っていること、ライブを行えることのすばらしさ」
ということをおっしゃってて、そんな詩的なモノローグから自然に歌がはじまっていく。
声が若々しい。唄にすいこまれていく・・・。
あがたさんの曲をコンプリートしているわけではない私だったが、『サルビアの花』、『昭和柔侠伝の唄』、『赤色エレジー』、『僕は天使ぢゃないよ』などといった、気がつくと口ずさんでしまう代表的な曲の数々に、興奮し通しだった。『春の嵐の夜の手品師』や『いとしの第六惑星』もあったな〜。よかったな〜
トーク中に、あがたさんはボブ・ディランを「ディラン先生」と呼んでいたのも印象的だった。
函館の高校生時代に出会ったボブ・ディランの歌にはじめてふれて「こういう歌をオレも歌っていいんだ!」と目覚めさせてもらった、そんな音楽の師匠であるようで。
ライブでカバーしていたのは、あがたさんのデビューアルバムに入っている「ハッティキャロルの淋しい死」だったと思う。(原曲はThe Lonesome Death of Hattie Carroll ?)
ディラン先生による原曲を聴いたことがない自分は、なんだかその時ディランやSIONやアイデン&ティティーについて語っていたulalaさんの事を思い出す。だんだん外堀が埋まっていくような感覚も覚えながら、もし自分も十代にディランい出会っていたらどうなっていたのかな?と思ったりもした。
最後は『佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど』『山羊のミルクは獣くさいオイラの願いは照れくさい』の謎解きがあり、自分も小学校時代の担任先生の顔と名前を思い出したりして。
『大寒町』では鳥肌たてていつの間にかいっしょに歌っていた自分。
それから来年2月の九段会館のライブの告知もあって。
パイプオルガンをアッコちゃんが弾くかもしれない?
細野晴臣ももしかしたらでるのか?・・・
・・・東京かぁ〜行きたいな〜。
かっこいい旅を続けるかっこいい先輩の背中が大きく感じた今日のライブでした。
あがたさん「惑星漂流60周年!」ライヴツアーのブログ
http://agata60.seesaa.net/
『僕は天使じゃないよ』の共演がGOODだったライスボウル・もうりさんのブログ
http://yaplog.jp/mourinikki/archive/1241
2008年12月23日
柴咲コウ・孤独の中の輝き
NHKのドキュメンタリーで柴咲コウを観る。(地上波での再放送)
全国ライブツアーに臨む彼女に密着した番組で、彼女の魅力をあらためて感じることになった。
その作品の質の高さや、楽曲リリースの頻度などを考えても、女優としての評価が確立されている彼女がどうして音楽に表現の場を求めるのか?という疑問をかねがね持ってきたが、このドキュメンタリーでその謎が少しだけ解けたような気がしてくる。
『孤独の中の輝き』というタイトルに凝縮されているんだろうなぁ。
彼女の中にかかえる孤独を自身が見つめて、理解し、表現する彼女の感性が、多くの若い女性の心に共鳴して、それがまた彼女の力となって返ってくるようなサイクルなのか?
女優で見せる姿に比べて、ライブ歌うで柴咲コウの歌声は思いのほか不安定で、常に迷い壊れそうな様子が伝わってきて、それがまた魅力的に見えたりもしました。
歌を通して「月の光が、暗闇を照らすように」語りかけてくれる柴咲コウ。
着物姿もかなり良かったなぁ。
Kou Shibasaki Best Special Box
全国ライブツアーに臨む彼女に密着した番組で、彼女の魅力をあらためて感じることになった。
その作品の質の高さや、楽曲リリースの頻度などを考えても、女優としての評価が確立されている彼女がどうして音楽に表現の場を求めるのか?という疑問をかねがね持ってきたが、このドキュメンタリーでその謎が少しだけ解けたような気がしてくる。
『孤独の中の輝き』というタイトルに凝縮されているんだろうなぁ。
彼女の中にかかえる孤独を自身が見つめて、理解し、表現する彼女の感性が、多くの若い女性の心に共鳴して、それがまた彼女の力となって返ってくるようなサイクルなのか?
女優で見せる姿に比べて、ライブ歌うで柴咲コウの歌声は思いのほか不安定で、常に迷い壊れそうな様子が伝わってきて、それがまた魅力的に見えたりもしました。
歌を通して「月の光が、暗闇を照らすように」語りかけてくれる柴咲コウ。
着物姿もかなり良かったなぁ。
Kou Shibasaki Best Special Box
2008年12月22日
沢尻エリカ ”パッチギ” 高城剛
ハイパーなんとかの高城剛に「パッチギ」を食らわしたい人も多いだろう。
いや、考えようによってはお似合いなのかもしれない。沢尻エリカと高城剛の結婚。
確か当時、鴻上尚史が井筒監督の『パッチギ』をべた褒めしている記事を何かで見て、そんなに面白いなら試しにと思い映画館で見たのが初めての沢尻エリカだったのを思い出す。思えばあの時の姿が、その後彼女の素行の振れ幅に対する周囲の基準となっていたのだとしたら、ちょっと気の毒な気もするが。
その後の『手紙』で見せた成長した演技に関心しつつ小田和正『言葉に出来ない』で言葉に出来なく泣かされたことをブログに記したのも思い出すが、ツェッペリンのライブに招待された彼女に対してロックファンからのやっかみや羨望、「別にぃ」発言にワイドショーやブログでお祭り騒ぎ、そして今回の高城剛との結婚、いずれも18歳くらいから22歳までの揺れ動く彼女に翻弄され続けた我々(いや私)の気持ちは、このまま結婚へと突き進むかもしれない彼女を見届けることでひとつ決着がつくのかな。
それにしても・・・高城剛というヤツは!
結婚後にまた女優復帰するらしいけど、いったいどんなイメージ作りをして帰ってくるのだろう?
直近のパーソナルイメージを考えると、再び彼女が正統派女優として復活するには、大きなハードルがあるようにも思えてしまうが、あっさりそれを乗り越えて帰ってくるかもしれない。
彼女の女優として生き方は「もったいない」と感じる部分もあるけど、人の幸福や成功なんて今この時点で測れるものではないし、まだ22歳の彼女にとって高城剛から受ける影響が、今後の人生に大きな恵をもたらす可能性だってあるだろうし。あるいはこの先破局という結末が待っていたとしても、女優としてならプラスに持っていくことも十分可能だろうし。もしくはキャラクターにさらに磨きをかけて、同じような年の差夫婦の虎舞竜・高橋ジョージと三船美佳のみたいに、おしどり夫婦として世間を騒がせるかもしれない。
ホントどうでもいい想像を巡らす。
まあ今後のERIKA様を楽しみにしておこう。
2008年12月20日
カスタムメイド10.30@広島市民球場
今週は、急遽広島に行くことになり、しかも日帰り。
そしていつも通過することはあっても立ち寄ることがなかった人生初の広島に向かう。
朝7時過ぎに家を出て、新幹線のぞみに乗り込み、9時にはもう広島駅に来ていた。
へたすると通勤できるくらいの時間でのあっけない到着に少し驚きながら、慌ただしく迎えの車に乗り込む。
もともと日帰りの予定だったし、広島市内を見て回る予定もなかったのだが、迎えに来てくれた連れが忘れ物を取りに戻るというハプニングのおかげで、市内中心街を抜けることに。
車が走るういちにいきなり原爆ドームが現れてテンションが上がった。ほんの数秒の出来事。
あっという間ながら初めての対面するその世界遺産に、その時初めて広島に来た実感が湧いた。
忘れ物を取り終えて再び車が走り出すと、今度は大きな照明灯が見えてきて、それが広島市民球場だと知らされた。幾度となく巨人戦で見たあの球場だが、そういえば来年からは新球場に移転するはずだなと思い出し、ギリギリ外観だけでも拝めた事にまた少し観光気分になる。
残念ながら写真する撮るヒマもなく通り過ぎて、その日の目的地に向い、その後は息つく暇もなく気がついたら博多に帰っていた。ああ、お好み焼きすら食べてないのに。
ところで、帰りしな思い出していたのは、チラ見した広島市民球場のことだ。
広島といえば奥田民生。ブログの趣旨にむりやり合わすようだけど。
球場のグランドは見ることができなかったけど、頭の中には映画『カスタムメイド10.30』の中で確かマウンド付近で1人ギターを弾きながら唄う奥田民生を思い描いていた。
カスタムメイド10.30
映画のストーリーはよく理解できなかったのだが、ヘンな面白さがあったな。
ドキュメンタリーの奥田民生と、木村カエラの勢いだけの演技と、ちょっとメルヘンな要素もあり。
そしてあの広島市民球場でのライブシーンは、いままで見たことがないような状況で印象的だった。
ライトに映えるグランドの芝生。
まるで野球の観戦客のように、スタンド席を埋め尽くす(たぶん)多くの広島市民。
その中心で少しとまどい、はにかみながらも、全方向の観客と友達のように対話しながら1人唄う奥田民生が、実にやわらかいイイ雰囲気なのが印象的で、そんな雰囲気を作ってくれる広島市民は、広島カープと同じように奥田民生がすごい好きで誇りなんだろうな〜という感じが伝わってくる。
空の下星の下での野球場は、ドーム球場などでは決して出せないだろうキレイさで、なごやかな時間と共に進むライブ感は、映画の評価抜きにして民生の良さが引き出されていて良かったと思う。
そういえば、そのライブでアッコちゃんの『ラーメン食べたい』やっていた。
矢野顕子カバー『すばらしい日々』に対してエールの交換を行っているかのような感じを覚えた。
そしていつも通過することはあっても立ち寄ることがなかった人生初の広島に向かう。
朝7時過ぎに家を出て、新幹線のぞみに乗り込み、9時にはもう広島駅に来ていた。
へたすると通勤できるくらいの時間でのあっけない到着に少し驚きながら、慌ただしく迎えの車に乗り込む。
もともと日帰りの予定だったし、広島市内を見て回る予定もなかったのだが、迎えに来てくれた連れが忘れ物を取りに戻るというハプニングのおかげで、市内中心街を抜けることに。
車が走るういちにいきなり原爆ドームが現れてテンションが上がった。ほんの数秒の出来事。
あっという間ながら初めての対面するその世界遺産に、その時初めて広島に来た実感が湧いた。
忘れ物を取り終えて再び車が走り出すと、今度は大きな照明灯が見えてきて、それが広島市民球場だと知らされた。幾度となく巨人戦で見たあの球場だが、そういえば来年からは新球場に移転するはずだなと思い出し、ギリギリ外観だけでも拝めた事にまた少し観光気分になる。
残念ながら写真する撮るヒマもなく通り過ぎて、その日の目的地に向い、その後は息つく暇もなく気がついたら博多に帰っていた。ああ、お好み焼きすら食べてないのに。
ところで、帰りしな思い出していたのは、チラ見した広島市民球場のことだ。
広島といえば奥田民生。ブログの趣旨にむりやり合わすようだけど。
球場のグランドは見ることができなかったけど、頭の中には映画『カスタムメイド10.30』の中で確かマウンド付近で1人ギターを弾きながら唄う奥田民生を思い描いていた。
カスタムメイド10.30
映画のストーリーはよく理解できなかったのだが、ヘンな面白さがあったな。
ドキュメンタリーの奥田民生と、木村カエラの勢いだけの演技と、ちょっとメルヘンな要素もあり。
そしてあの広島市民球場でのライブシーンは、いままで見たことがないような状況で印象的だった。
ライトに映えるグランドの芝生。
まるで野球の観戦客のように、スタンド席を埋め尽くす(たぶん)多くの広島市民。
その中心で少しとまどい、はにかみながらも、全方向の観客と友達のように対話しながら1人唄う奥田民生が、実にやわらかいイイ雰囲気なのが印象的で、そんな雰囲気を作ってくれる広島市民は、広島カープと同じように奥田民生がすごい好きで誇りなんだろうな〜という感じが伝わってくる。
空の下星の下での野球場は、ドーム球場などでは決して出せないだろうキレイさで、なごやかな時間と共に進むライブ感は、映画の評価抜きにして民生の良さが引き出されていて良かったと思う。
そういえば、そのライブでアッコちゃんの『ラーメン食べたい』やっていた。
矢野顕子カバー『すばらしい日々』に対してエールの交換を行っているかのような感じを覚えた。