2008年09月
2008年09月30日
矢野顕子 × MARC RIBOT
今回も矢野顕子でいこうかな。
しかも、また好きなミュージシャン繋がりで。
矢野顕子つながりといえば、コアな関係だけでもベースのアンソニー・ジャクソン、渡辺香津美、
パット・メセニー、YMO、くるり・岸田繁、宮沢和史、忌野清志郎、大貫妙子・・・枚挙にいとまがない。
そのみんなが好きだし、ほとんどが矢野とコラボする前から個人的好きなミュージシャンだったので、
次の相手は誰だ?と楽しみにしていた。
akiko
矢野顕子が4年ぶりにアルバムを出す。
それだけでも大きなニュースなのどけど、今回もアルバム参加者が凄い。
プロデューサーにTボーン・バーネットを起用されているそうで。
なんでもその経緯が、1976年(32年前!)の矢野顕子のデビュー作『Japanese Girl』を、
たまたまTボーン・バーネットが耳にしていたらしく、そして大ファンになっていたのだと。
いつか共作したいと32年間願っていて、今回実現いたという。
要するに、グラミー賞も獲っている大物が、矢野顕子に熱烈なオファーを送って、
そして実現したアルバムが『akiko』というアルバムだ。
そしてもっと凄いのが、ギターにマーク・リボー(マーク・リーボウ)が参加している!!
ここで、また凄いミュージシャン繋がりが出来てしまった。
私が心酔するトム・ウエイツとかなり近しいギタリストであるのがマーク・リボー。
元ラウンジ・リザーズのメンバーで、エルビス・コステロとの繋がりがある異色ののミュージシャンだ。
その音楽性のユニークさは、ギタリストとしては他に類を見ない。
それだけにコラボするミュージシャンも限られてくるのだが、
Tom Waitsの『Rain Dog』でのプレーは、同じく参加していたギタリストのキース・リチャーズさえ、
脇にまわされた感があるほどのインパクトだった。
で、そのマーク・リボーが矢野顕子のアルバムに参加する。
知らなかったのは、既に8月にマーク・リボーは来日していて、
ブルーノート東京で矢野顕子とライブを行っていたんだって。
このライブを見逃したことは、2008年最大の不覚だといってもいい?
もし、福岡ブルーノートが存続していたら、福岡にも来る可能性があったかも知れないな〜。
『akiko』が発売される10月22日が待ち遠しい。
ちなみに、今さっき気がついたのだけど、
先日貼ったyouubeの「Medeski, Martin & Wood 」の映像、
トリオに参加していたギターはなーんとマーク・リボーのようだ!!
すごいよ〜。
しかも、また好きなミュージシャン繋がりで。
矢野顕子つながりといえば、コアな関係だけでもベースのアンソニー・ジャクソン、渡辺香津美、
パット・メセニー、YMO、くるり・岸田繁、宮沢和史、忌野清志郎、大貫妙子・・・枚挙にいとまがない。
そのみんなが好きだし、ほとんどが矢野とコラボする前から個人的好きなミュージシャンだったので、
次の相手は誰だ?と楽しみにしていた。
akiko
矢野顕子が4年ぶりにアルバムを出す。
それだけでも大きなニュースなのどけど、今回もアルバム参加者が凄い。
プロデューサーにTボーン・バーネットを起用されているそうで。
なんでもその経緯が、1976年(32年前!)の矢野顕子のデビュー作『Japanese Girl』を、
たまたまTボーン・バーネットが耳にしていたらしく、そして大ファンになっていたのだと。
いつか共作したいと32年間願っていて、今回実現いたという。
要するに、グラミー賞も獲っている大物が、矢野顕子に熱烈なオファーを送って、
そして実現したアルバムが『akiko』というアルバムだ。
そしてもっと凄いのが、ギターにマーク・リボー(マーク・リーボウ)が参加している!!
ここで、また凄いミュージシャン繋がりが出来てしまった。
私が心酔するトム・ウエイツとかなり近しいギタリストであるのがマーク・リボー。
元ラウンジ・リザーズのメンバーで、エルビス・コステロとの繋がりがある異色ののミュージシャンだ。
その音楽性のユニークさは、ギタリストとしては他に類を見ない。
それだけにコラボするミュージシャンも限られてくるのだが、
Tom Waitsの『Rain Dog』でのプレーは、同じく参加していたギタリストのキース・リチャーズさえ、
脇にまわされた感があるほどのインパクトだった。
で、そのマーク・リボーが矢野顕子のアルバムに参加する。
知らなかったのは、既に8月にマーク・リボーは来日していて、
ブルーノート東京で矢野顕子とライブを行っていたんだって。
このライブを見逃したことは、2008年最大の不覚だといってもいい?
もし、福岡ブルーノートが存続していたら、福岡にも来る可能性があったかも知れないな〜。
『akiko』が発売される10月22日が待ち遠しい。
ちなみに、今さっき気がついたのだけど、
先日貼ったyouubeの「Medeski, Martin & Wood 」の映像、
トリオに参加していたギターはなーんとマーク・リボーのようだ!!
すごいよ〜。
2008年09月28日
ポニョの妹
矢野顕子とスタジオジブリのつながりは、結構深いようですね。
今回の「崖の上のポニョ」は残念ながらまだ観てないけれど、
ポニョの妹役で声優として参加しているらしい。
ファンとしては、たとえ声優出演だとしても見逃せないなぁ。
いくつかの作品で声優もやっているようだけど、一番はこれ。
「ホーホケキョとなりの山田くん」
映画はヒットしなかったけど、個人的には大ヒットだった。
矢野顕子ファンの為に作ってくれたジブリ映画っていう感じ。
主題歌は、マリオ・クレメンス指揮のオーケストラバージョンも、すごく気合い入っていて、
映画の内容とのギャップがすごくて、それがまた楽しかったな〜。
それに挿入歌として「電話線」まで入っていたりして。
今回の「崖の上のポニョ」は残念ながらまだ観てないけれど、
ポニョの妹役で声優として参加しているらしい。
ファンとしては、たとえ声優出演だとしても見逃せないなぁ。
いくつかの作品で声優もやっているようだけど、一番はこれ。
「ホーホケキョとなりの山田くん」
映画はヒットしなかったけど、個人的には大ヒットだった。
矢野顕子ファンの為に作ってくれたジブリ映画っていう感じ。
主題歌は、マリオ・クレメンス指揮のオーケストラバージョンも、すごく気合い入っていて、
映画の内容とのギャップがすごくて、それがまた楽しかったな〜。
それに挿入歌として「電話線」まで入っていたりして。
2008年09月27日
smells like teen spirit
このPV、youtubeを貼り付けた時点で、19,614,590回再生されていた。
たったこの2年だけでもこの数字!というのにはビックリ。
ニルバーナ、カートコバーンという魅力の力であろうことはもちろんだけど、
この曲自体が持っている強さが世界中の多くの人々の支持を集めただろうし、
幅広いジャンルのミュージシャンにも影響を与えたのだろう。
ポール・アンカが・・・
パティー・スミスが・・・
しっかし、このようなシンプルな曲の構成で、尚かつ誰でも耳にしたことがあるような曲のカバーは、
そのミュージシャンの力量が問われることにあるだろうし、やりにくいのでは?と思ってしまう。
それに加えて、全く方向性の違う音楽ジャンルを自分のモノにしようとするチャレンジ精神。
そういう意味でも、ポール・アンカやパティー・スミスのこのパフォーマンスはオリジナリティー溢れるし、
堂々としたものだなぁと感心します。
で、極めつけが、唯一無二の最凶ピアノ・トリオなんて言われてる「ザ・バッド・プラス」。
並べて聴いてみれば、音楽のジャンル分けなんて関係ないし、
意味がないことを実感させられる。
そして、自分の好きなミュージシャンが、同じく好きなミュージシャンのカバー曲を演る。
そんな一曲に出会ったときのワクワク感といったら・・・
たまらないですね。
2008年09月26日
Tonic / Medeski, Martin & Wood
Tonic
仕事とプライベートの境界がほとんどわからないレベルの状態で仕事を続けていると、
ある一定時間帯の記憶が途切れることよくある。
仕事の忙しさだけがトリガーとなっているわけでもないけど、
多くのケースがそんな状態の時におこっているから、
おそらく大きく関係していると考えて間違いないと思う。
いまさっきまでテーブルについて食事をとっていたはずなのに、
気がつくとヘッドホンをかけて本を読んでいる。
時間が1時間ほど先に進んでいるのに、途中を思い出せない。
仕事中にこんな状態になることはほとんどないのだけど、
張っていた気がゆるんだ直後に起きるケースが多い。
ある時は出した覚えのないメールの返事が来てとまどったり、
してもいない電話での約束事を、知らずに破っていたり。
ひどいときは、怪我をしているのにその理由をどうしても思い出せないとか。
朝起きてみると、部屋の様子がかなり変わっていた時も驚いたなぁ。
別に酒も入ってないシラフな夜だったのに。
その多くは1〜2時間くらいか、長くても半日なのだけど、
自分が自分だと認識してない状態にある時の自分は、果たして自分なのか?
よく混乱していた。
もちろん医者にも診てもらって、あの閉所恐怖症には拷問のようなMRIにも
何度も耐えて検査もしてもらったけど原因はよく分からないまま、
「解離性障害」などということで済まされしまったけど。
人格障害?多重人格?などと恐ろしい気がしたけど、でも慣れとは恐ろしいもので、
最近では「またあいつがやってきたか」くらいしか感じない。
一応旨くつきあっていけているようだ。
ほとんど場合記憶の境目が無く、いつ今の自分に戻ったのかの実感がない。
でも一度だけ、緩やかに記憶が戻るのを感じたことがある。
その時「Hey Joe」を聴いていた。あのジミ・ヘンドリックスの曲だ。
とても心地よく幸せに包まれたような感覚の中、
自分(?)に戻っていくのを意識した(気がした)。
そもそも、曲が良くて幸せだったのか、記憶が無い間が幸せだったのか、
それはよくわからない。
もしかすると、記憶のない別の自分の間は、今よりよほど幸せな時間を送っているのかもしれない。
そう思うとくやしいな。自分だけ楽しんで。。。(笑)
ちなみに「Hey Joe」はジミヘンのやつではなく、
ジャズトリオのMedeski, Martin & Wood(メデスキ−、マ−チン&ウッド)の演奏。
今も時々、あの「幸せな感覚」をまた味わいたくてMMWのこの曲を聴く。
youtubeにあったので、メモ代わりに拾っておこう。
これはギターが入っているな〜。
仕事とプライベートの境界がほとんどわからないレベルの状態で仕事を続けていると、
ある一定時間帯の記憶が途切れることよくある。
仕事の忙しさだけがトリガーとなっているわけでもないけど、
多くのケースがそんな状態の時におこっているから、
おそらく大きく関係していると考えて間違いないと思う。
いまさっきまでテーブルについて食事をとっていたはずなのに、
気がつくとヘッドホンをかけて本を読んでいる。
時間が1時間ほど先に進んでいるのに、途中を思い出せない。
仕事中にこんな状態になることはほとんどないのだけど、
張っていた気がゆるんだ直後に起きるケースが多い。
ある時は出した覚えのないメールの返事が来てとまどったり、
してもいない電話での約束事を、知らずに破っていたり。
ひどいときは、怪我をしているのにその理由をどうしても思い出せないとか。
朝起きてみると、部屋の様子がかなり変わっていた時も驚いたなぁ。
別に酒も入ってないシラフな夜だったのに。
その多くは1〜2時間くらいか、長くても半日なのだけど、
自分が自分だと認識してない状態にある時の自分は、果たして自分なのか?
よく混乱していた。
もちろん医者にも診てもらって、あの閉所恐怖症には拷問のようなMRIにも
何度も耐えて検査もしてもらったけど原因はよく分からないまま、
「解離性障害」などということで済まされしまったけど。
人格障害?多重人格?などと恐ろしい気がしたけど、でも慣れとは恐ろしいもので、
最近では「またあいつがやってきたか」くらいしか感じない。
一応旨くつきあっていけているようだ。
ほとんど場合記憶の境目が無く、いつ今の自分に戻ったのかの実感がない。
でも一度だけ、緩やかに記憶が戻るのを感じたことがある。
その時「Hey Joe」を聴いていた。あのジミ・ヘンドリックスの曲だ。
とても心地よく幸せに包まれたような感覚の中、
自分(?)に戻っていくのを意識した(気がした)。
そもそも、曲が良くて幸せだったのか、記憶が無い間が幸せだったのか、
それはよくわからない。
もしかすると、記憶のない別の自分の間は、今よりよほど幸せな時間を送っているのかもしれない。
そう思うとくやしいな。自分だけ楽しんで。。。(笑)
ちなみに「Hey Joe」はジミヘンのやつではなく、
ジャズトリオのMedeski, Martin & Wood(メデスキ−、マ−チン&ウッド)の演奏。
今も時々、あの「幸せな感覚」をまた味わいたくてMMWのこの曲を聴く。
youtubeにあったので、メモ代わりに拾っておこう。
これはギターが入っているな〜。
2008年09月24日
SONGS 沢田研二
先日、沢田研二さんのブログ記事をかいたばかりで、
まだ余韻が残るところだったのですが、
仕事終わりでふとテレビをつけると、画面にはKENJI SAWADAがぁ!!
そうや、今日やったんやー、「SONGS」の放送日は。
不覚だった。
でも、「ああ、沢田さんが呼んでくれたんだ」と勝手な妄想を抱きながら、
「海にむけて」「「君だけに愛を」「LONG GOOD-BY」に聴き入った。
金髪に髪を染め、びしっと衣装を決めたジュリーは、
まさに永遠に続くと思っていたあの頃となにも変わらない、同じである。
ザ・タイガースを知らない世代としても、今の邦楽に与えた影響を肌で感じるだけで、
日本の歌謡、ロック界にもたらした偉大は十分理解できる。
でも、番組中のトークで、集大成的な意味合いや、「最後にドームでできる喜び」
みたいな言い回しがあったりして、今日の最終曲が「LONG GOOD-BY」であったり、
まさか「ジュリー祭り」で区切りをつけ、活動を終わらせる?なんて心配をしたりもしましたが、
ステージに立つジュリーが放つ力強いオーラは、
まだまだ枯れていく人間のそれとはかけ離れていて、
生きている限りメッセージを発信し続ける選ばれた人の姿を見た思いです。
それにしても、SONGSの番組前半を見逃してしまい、
「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」の2曲を聴けなかった。。
痛恨の極み。
早く再放送してくれないかな。
まだ余韻が残るところだったのですが、
仕事終わりでふとテレビをつけると、画面にはKENJI SAWADAがぁ!!
そうや、今日やったんやー、「SONGS」の放送日は。
不覚だった。
でも、「ああ、沢田さんが呼んでくれたんだ」と勝手な妄想を抱きながら、
「海にむけて」「「君だけに愛を」「LONG GOOD-BY」に聴き入った。
金髪に髪を染め、びしっと衣装を決めたジュリーは、
まさに永遠に続くと思っていたあの頃となにも変わらない、同じである。
ザ・タイガースを知らない世代としても、今の邦楽に与えた影響を肌で感じるだけで、
日本の歌謡、ロック界にもたらした偉大は十分理解できる。
でも、番組中のトークで、集大成的な意味合いや、「最後にドームでできる喜び」
みたいな言い回しがあったりして、今日の最終曲が「LONG GOOD-BY」であったり、
まさか「ジュリー祭り」で区切りをつけ、活動を終わらせる?なんて心配をしたりもしましたが、
ステージに立つジュリーが放つ力強いオーラは、
まだまだ枯れていく人間のそれとはかけ離れていて、
生きている限りメッセージを発信し続ける選ばれた人の姿を見た思いです。
それにしても、SONGSの番組前半を見逃してしまい、
「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」の2曲を聴けなかった。。
痛恨の極み。
早く再放送してくれないかな。
2008年09月22日
還暦!沢田研二
今年「人間60年・ジュリー祭り」と題したライブが京セラドーム大阪とに東京ドームで行われる。
Wikipediaによれば、それは6時間半、69曲を予定しているらしい!驚きました!!
さすが今年還暦には見えない有名人ランキング第2位だ。
最近はどちらかといえば舞台などの役者業が主軸のように思われがちだけど、
それは単にテレビへの露出が少なくなっていただけで、
実は40年連続アルバムを出し続けていたという事実だけでも、
音楽活動に対する真摯な取りくみ方、情熱の強さを感じてしまう。
しっかし作品群を眺めると、実に壮観だよなぁ。
これをみると69曲ヒット曲で飾りそうな勢いで、ライブの盛り上がりもハンパではないだろう。
バックバンドも凄いメンバーが集まるんだろうな。
でも、なによりも、60歳で69曲曲を演ろうとする気力、体力がジュリーに満ちあふれていることが嬉しいですね。
Wikipediaによれば、それは6時間半、69曲を予定しているらしい!驚きました!!
さすが今年還暦には見えない有名人ランキング第2位だ。
最近はどちらかといえば舞台などの役者業が主軸のように思われがちだけど、
それは単にテレビへの露出が少なくなっていただけで、
実は40年連続アルバムを出し続けていたという事実だけでも、
音楽活動に対する真摯な取りくみ方、情熱の強さを感じてしまう。
しっかし作品群を眺めると、実に壮観だよなぁ。
これをみると69曲ヒット曲で飾りそうな勢いで、ライブの盛り上がりもハンパではないだろう。
バックバンドも凄いメンバーが集まるんだろうな。
でも、なによりも、60歳で69曲曲を演ろうとする気力、体力がジュリーに満ちあふれていることが嬉しいですね。
2008年09月19日
Grapefruit Moon / Tom Waits
学生時代、英語の勉強を怠ったことで、ずいぶんと損をしてきたように思う。
歌詞を理解できる人にくらべて、メロディだけで楽しむ分、ある意味洋楽の聴き方が浅い。
ずっと好きで聴いてきた曲なのに、歌詞の意味を知らないことが多いもんな〜。
この曲も、いつも聴く度に歌詞が頭に入ってきていたら、もっと思い入れが深くなっただろう
○グレープフルーツ・ムーン/トム・ウェイツ
グレープフルーツのような月、光る星ひとつ
それが僕を照らしている
あの調べをもう一度ききたいと
こがれている僕を
あのメロディーがきこえるといつも
胸の奥で何かが壊れる
グレープフルーツのような月、光る星ひとつ
潮の流れは、それでも戻せない
踏み越えられない運命
そんなものはなかった
君は僕にインスピレーションを与えた
だがいったい何を失わなければならないだろう
あのメロディーが聞こえるといつも
胸の奥で何かが壊れる
グレープフルーツのような月、光る星ひとつ
僕にはおおいかくせない
今、煙草をふかしながら
僕は清らかさの為に闘う
でも星のように
暗闇に落ちていく
というのはいつも、あのメロディーがきこえると
木に登るのに
グレープフルーツのような月、光る星ひとつ
それしか見えないから
[PR]エンジニアブーツ
2008年09月17日
山下洋輔×渡辺香津美×松原勝也
少し前に山下洋輔と渡辺香津美という私にとっては夢のようなコラボであるライブに行く機会があった。
場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
[PR]ブーツ徹底検索 バック徹底検索
場所は北九州の響ホール。
二人とも私が長年憧れ続けたミュージシャンで、まるでアイドルオタクがごとく、
追っかけ、出待ちをしていた若い頃の恥ずかしい過去もあったりして、
当然、二人のサインをゲットしたりたりもしていた。
山下洋輔が好きなガーシュインをいつのまにか自分も好きになっていて、
渡辺香津美が率いたKYLYNに参加した矢野顕子や坂本龍一、細野晴臣、高橋ユキヒロを、いつのまにか聴き漁っていて、
あたかも自分の感性で見つけてきたミュージシャンのように友人に熱く語ることもあったな。
正直言うと、YMOなんてオンタイムではとりたてて共感していたわけではなかった記憶があるし、
考えてみれば、他人に影響されやすい自分の性格が如実に露呈した一つの例でもある。
ライブは、この二人に加えて、バイオリニストの松原勝也との3人による演奏で、
ソロ有り、二人のコラボ有り、3人合わせての演奏ありと、毎曲新鮮な発見があるものだった。
演目は、あたかもクラシックコンサートのごとく、初めから告知されているというのも、
「次はどんな組み合わせであの曲を料理するのか?」
という演奏前の想像と演奏後のに受るギャップもまた楽しめることができ、
これも大きく楽しめた一つの要因だったかもしれない。
曲は、
レッドツェッペリン/天国への階段(松原・渡辺)
チック.コリア/スペイン(松原・渡辺)
渡辺香津美/ネコビタンX(松原・渡辺)
デイジー.ガレスピー/チュニジアの夜(松原・山下)
山下洋輔/チェイシン・ザ・フェイズ(松原・山下)
ラヴェル/ボレロ(山下・松原・渡辺)
ここまでが発表曲で、あとはアンコール。
そういえば、アンコール曲は何だっただろう?失念してしまった。
ただ、渡辺香津美の演奏するホテルカリフォルニアが、この時のものだったような記憶が
どこかに残っていて、もしかするとそれだったのかもしれないな。
スタートの天国への階段が始まりだした瞬間に、指先から鳥肌がのど元まで上がってくるのを感じた。
そして、自分の指が勝手にエアギターの指板を押さえていた。
ライブ全体を通しては山下、渡辺両氏の至極の演奏で夢心地だったのは言うまでもないが、
今回収穫だったのは、松原勝也というミュージシャンと出会えたこと。
先入観もあるし、贔屓目でみても3人の中で一番期待度の低い演奏家だったにもかかわらず、
ライブ終わりには山下洋輔、渡辺香津美と伍してその私のような初見の観客を惹きつけていたそのプレーに、とても感動した。
彼氏の色に染まる女の子のように、私は敬愛するミュージシャンの色にどんどん染まっていく。
でも、そんな自分の音楽を聴くスタイルを客観視していていても、
この聴き方は音楽的な感覚としてはそれでイイのだ!と確信的に思っている。
つぎは松原勝也にその根っこ分かれて伸びていくのかもいれないなぁ。
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2008年09月16日
男の子と女の子
私に子供が出来たら、是非こう育てたいと思う。
もし男のだったら、
「世界のどこまでも飛んで行けよ。」
「欲望をとめるなよ。コンクリートなんか、かち割ってしまえよ。」
「ロックンローラーになれよ。」
もし女の子だったら、
「大人になったら、彼氏を愛してくれよ。なにももてあまさないで。」
「好きだという気持ちだけで何も食べなくていいくらい、愛しい顔を見せてくれよ。」
そして、くるりを聴くことを勧めたい。
その時に、合わせてお父さんへの理解も少し深めてもらえたら、嬉しいな。
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もし男のだったら、
「世界のどこまでも飛んで行けよ。」
「欲望をとめるなよ。コンクリートなんか、かち割ってしまえよ。」
「ロックンローラーになれよ。」
もし女の子だったら、
「大人になったら、彼氏を愛してくれよ。なにももてあまさないで。」
「好きだという気持ちだけで何も食べなくていいくらい、愛しい顔を見せてくれよ。」
そして、くるりを聴くことを勧めたい。
その時に、合わせてお父さんへの理解も少し深めてもらえたら、嬉しいな。
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2008年09月14日
E.S.T. Believe Beleft Below
アルバム「Seven Days of Falling」を購入したのが4年くらい前かな?
ちょっと個性的なピアノのトリオがもともと好きだったので、
これもその一環で興味を持ったのだけれど、最近はそんなに聴いてないCDだった。
半年前くらいからまたなぜかまた聴き出して、そしてはまってしまった。
なかでも「Believe Beleft Below」に。
この曲にはこの半年間、何度も折れてしまった私の心を癒してもらった気がするな。
体が震えるほど最悪な気分の夜でも、この曲が逃げ場を提供してくれていたように思う。
何よりも強い安定剤として作用していたのかもしれない。
「Believe Beleft Below」というこの曲、
スウェーデンのジャズトリオ「E.S.T.」が、トリオ以外の共演として、
同郷のトロンボーン奏者であるニルス・ラングレンをボーカルにフィーチャーしたもの。
なぜトロンボーン奏者がボーカルなのか?とかいう疑問や、
そのか細いちょっと不安定な歌声とアンニュイで叙情的な曲調にくらべて、
トリオのみの演奏時の実験的で挑戦的なサウンドの対比が、
ずっと前からとても心に引っかかってしまっていた。
一番のお気に入り部分は、2コーラス目の入り部分の歌とピアノのメロハモ部分で、
美しいサウンドに涙が出そうになるくらい。
ところで、そんなE.S.T.の最近の活動は?と思って検索してみたら、
なんと、ピアノでありリーダーのエスビョルン・スヴェンソンが、
今年の6月にダイビング中の事故で亡くなったという記事を発見してしまった。
44才という若さでだ。
「E.S.T」が、エスビョルン・スヴェンソン・トリオの略だとも知らなかったくらいの関わりで、
もちろん一方的にこちらが想っていただけの存在ではあるけれど、
この半年間、私を支え続けてきた恩人が、知らない間にこの世を去っていたということに、
ひどく脱力してしまった。
ただ「Believe Beleft Below」を繰り返して聴いて、しばらくの放心がつづいた。
そして、無駄に時間を浪費している今の自分に対する苛立ちを感じた。
人それぞれ、音楽とのいろんな関わり合い方があると思う。
それが「癒し」であったり「興奮」であったり。
それがたまたま感情的な部分で結びついてしまった曲は、
なかなか体からはなれないだろうと感じる。
この曲とも、長い付き合いになりそうな予感。
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ちょっと個性的なピアノのトリオがもともと好きだったので、
これもその一環で興味を持ったのだけれど、最近はそんなに聴いてないCDだった。
半年前くらいからまたなぜかまた聴き出して、そしてはまってしまった。
なかでも「Believe Beleft Below」に。
この曲にはこの半年間、何度も折れてしまった私の心を癒してもらった気がするな。
体が震えるほど最悪な気分の夜でも、この曲が逃げ場を提供してくれていたように思う。
何よりも強い安定剤として作用していたのかもしれない。
「Believe Beleft Below」というこの曲、
スウェーデンのジャズトリオ「E.S.T.」が、トリオ以外の共演として、
同郷のトロンボーン奏者であるニルス・ラングレンをボーカルにフィーチャーしたもの。
なぜトロンボーン奏者がボーカルなのか?とかいう疑問や、
そのか細いちょっと不安定な歌声とアンニュイで叙情的な曲調にくらべて、
トリオのみの演奏時の実験的で挑戦的なサウンドの対比が、
ずっと前からとても心に引っかかってしまっていた。
一番のお気に入り部分は、2コーラス目の入り部分の歌とピアノのメロハモ部分で、
美しいサウンドに涙が出そうになるくらい。
ところで、そんなE.S.T.の最近の活動は?と思って検索してみたら、
なんと、ピアノでありリーダーのエスビョルン・スヴェンソンが、
今年の6月にダイビング中の事故で亡くなったという記事を発見してしまった。
44才という若さでだ。
「E.S.T」が、エスビョルン・スヴェンソン・トリオの略だとも知らなかったくらいの関わりで、
もちろん一方的にこちらが想っていただけの存在ではあるけれど、
この半年間、私を支え続けてきた恩人が、知らない間にこの世を去っていたということに、
ひどく脱力してしまった。
ただ「Believe Beleft Below」を繰り返して聴いて、しばらくの放心がつづいた。
そして、無駄に時間を浪費している今の自分に対する苛立ちを感じた。
人それぞれ、音楽とのいろんな関わり合い方があると思う。
それが「癒し」であったり「興奮」であったり。
それがたまたま感情的な部分で結びついてしまった曲は、
なかなか体からはなれないだろうと感じる。
この曲とも、長い付き合いになりそうな予感。
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