2009年09月01日
チャットモンチー Live in 武道館
最近のロックバンドの中でも、特に気になっているチャットモンチー。
去年4月に行われた武道館ライブのライブ映像を遅ればせながら観る。
やっぱりいいバンドだなぁ。この女3ピースバンドは、カッコイイやらカワイイやらで。とにかく凄すぎる。
ギター橋本絵莉子の曲はどれも魅力的で、いったいどんな音楽環境で育ったんだろうと興味津々。
歌詞は3人それぞれ持ち寄っているようだが、ドラム高橋久美子の不思議な空気が漂う世界観も面白い。
サウンド的には3人バンドというごまかしが効きにく編成なわけなので、よほど力があるか練られたものでないと難しいと思われ。さらに華奢な彼女たちは、ロックをやるのに必要な物理的パワーの面でも絶対的に不利なはずだが、だからこそ武道館ライブを3人でやりきる姿は全くもって想像もつかなかったのだが。そんな危惧、心配はまったく必要なかった。すごいものだ。
ベースの福岡晃子のリズムの良さやフレーズの格好良さが際立っているのが、このバンドの背骨にあるように感じて。弾き方も曲によってピックでタイトに刻んだり、指で太いビートや歯切れ良いリズムを刻んだり、何気に足もとのエフェクター類も多彩だったり。
東京に出てきて、地下鉄、電車で度々遭遇する「人身事故のため遅れます」のアナウンスで、「人身事故」のほうではなく「遅れます」のほうに人々が反応している雰囲気に違和感を感じしまうというエピソードを聞き、自分もそうだった、同じ感覚を思い出す。それが日常になると想像力が麻痺してしまうかもしれないという怖さが、これもとても共感でき。四国徳島、愛媛出身のこの娘たちは、今は3人で曲を作っている時がきっと一番楽しい時間なのではないかなぁと想像していて。ありていな言い方だが、このままただ音楽好きな3人のままで、いい曲を作り続けていただきたいと強く思う次第である。




