2009年08月16日
夏だけど時雨 〜 just A moment/凜として時雨
冬の季語でもある「時雨」だが、夏に聞くと氷しぐれ、宇治しぐれ金時、蝉しぐれ、などという夏真っ盛りの光景が良く似合う不思議な言葉。ん?今年の夏は、時雨るほどのセミの声をまだ聞いてないような気がする。ちょっと異常なこの夏の九州。
今日はまた胃炎の元、北九州でのお仕事だったが、今回数少ない味方に付いてくれた土地家屋調査士先生とのんびり打合せ。・・・とこれはすぐ終わり、なぜか日本画、書家、漢詩、俳句などのしぶい話しに花が咲く。伊藤常足の記したむちゃくちゃ当て字なるも実は深い意味合いを込めた言葉遊びが面白く。そんな先人の粋なたしなみに、文化度の高さを思い知る。もし今の「ヨ〜ヨ〜」ラップや「天津木村吟じます」がもし200年後にそんな研究課題になっていたとしたら・・・、タイムスリップして是非見てみたいものだとほくそ笑む。
そして昨日、目と鼻の先、八幡西区本城で起きた発砲事件のことを、まるでご近所トラブルのようなテンションで軽く話題にしながら、さすが無法の松な街・北九州だなと、こちらはハイテンション。
その後、実家に立ち寄ってお盆の線香を上げて、帰路につく。
今日移動中に携帯音楽プレイヤーに持ち歩いていたのが『凜として時雨』。
『just A moment / 凜として時雨』
「時雨」というキーワードでGOOGLE検索すると、第一位に表示されるこのバンド名「凜として時雨」。
345(Miyoko Nakamura)(B)とTK(Toru Kitajima)(G)の女男ツインボーカルとドラムス・ピエール中野(Masatoshi Nakano)の3ピースバンド。
こんな編成、腕がなきゃ聴かせられるわけがない。見事に自分たちの音を作り上げていて、アタマが固いオジさんであるところの自分の常識などおかまいなしに、独自の音・演奏・声でぶっとばす。全方向の空間からカットインされてくる音をイヤホンで追っかけていたら、電車なのに乗り物酔い。それに歌詞カード無しで詩の内容についていくのは困難だし。移動中にはちと厳しい選曲だったかな。アレンジは爆発したり真っ逆さまに落ちたり急ブレーキかけたり、繊細に奏でたりの未体験ゾーンな曲に翻弄されっぱなしだ。ロックのカタチは、ほっといても進化していってくれそうだな、という希望を抱かせられるバンド。先日玄関写真を貼った恵比寿LIQUIDROOMで、今月末にライブがあるようで。対バンは「ZAZEN BOY」だと。この2バンドのブッキングは、なんかわかるような、そんな想像を超えるような気もして。とても気になる。
日本画研究にも余念のない件の先生、今度合うときには春画の読み解き方も御指南いただけるとのこと。
ああ、我の文化的探求心は、いつまでも尽きない。
今日はまた胃炎の元、北九州でのお仕事だったが、今回数少ない味方に付いてくれた土地家屋調査士先生とのんびり打合せ。・・・とこれはすぐ終わり、なぜか日本画、書家、漢詩、俳句などのしぶい話しに花が咲く。伊藤常足の記したむちゃくちゃ当て字なるも実は深い意味合いを込めた言葉遊びが面白く。そんな先人の粋なたしなみに、文化度の高さを思い知る。もし今の「ヨ〜ヨ〜」ラップや「天津木村吟じます」がもし200年後にそんな研究課題になっていたとしたら・・・、タイムスリップして是非見てみたいものだとほくそ笑む。
そして昨日、目と鼻の先、八幡西区本城で起きた発砲事件のことを、まるでご近所トラブルのようなテンションで軽く話題にしながら、さすが無法の松な街・北九州だなと、こちらはハイテンション。
その後、実家に立ち寄ってお盆の線香を上げて、帰路につく。
今日移動中に携帯音楽プレイヤーに持ち歩いていたのが『凜として時雨』。

「時雨」というキーワードでGOOGLE検索すると、第一位に表示されるこのバンド名「凜として時雨」。
345(Miyoko Nakamura)(B)とTK(Toru Kitajima)(G)の女男ツインボーカルとドラムス・ピエール中野(Masatoshi Nakano)の3ピースバンド。
こんな編成、腕がなきゃ聴かせられるわけがない。見事に自分たちの音を作り上げていて、アタマが固いオジさんであるところの自分の常識などおかまいなしに、独自の音・演奏・声でぶっとばす。全方向の空間からカットインされてくる音をイヤホンで追っかけていたら、電車なのに乗り物酔い。それに歌詞カード無しで詩の内容についていくのは困難だし。移動中にはちと厳しい選曲だったかな。アレンジは爆発したり真っ逆さまに落ちたり急ブレーキかけたり、繊細に奏でたりの未体験ゾーンな曲に翻弄されっぱなしだ。ロックのカタチは、ほっといても進化していってくれそうだな、という希望を抱かせられるバンド。先日玄関写真を貼った恵比寿LIQUIDROOMで、今月末にライブがあるようで。対バンは「ZAZEN BOY」だと。この2バンドのブッキングは、なんかわかるような、そんな想像を超えるような気もして。とても気になる。
日本画研究にも余念のない件の先生、今度合うときには春画の読み解き方も御指南いただけるとのこと。
ああ、我の文化的探求心は、いつまでも尽きない。